ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2019年04月16日(火) 夕焼け空にひこうき雲

今日も爽やかな晴天となる。きらきらと若葉が目に沁みるよう。


午前6時にはもう川仕事へ。朝陽がとてもきれいだった。

ありがたいことに今日もたくさんの収穫。

天日干しにするのも嬉しくてならない。


めいちゃん軽トラックがお気に入りのようで

今朝も自分で乗って助手席にちょこんと座っていた。

保育園の門まで行くと「ここでいい」と駆け出して行く。

お姉ちゃんのいない保育園にもすっかり慣れてきたよう。



作業を終えてから山里の職場に向かったけれど

今日も義父がおらず肝心な事が思うように捗らない。

仕方なく今日も二時間ほどでとんぼ返りだった。

少し苛立ちを覚えるけれど焦ってもしょうがないこと。


2時過ぎには帰宅していて夕方までゆっくりと休む。

娘とめいちゃんが帰って来る。それからあやちゃんが帰って来る。

「おかえりなさい」一気に賑やかになる我が家だった。



夕方から胃がしくしくと痛む。

木の芽起こしの頃のせいだろうか。疲れが出て来たのかもしれない。

ずっと元気だったからまあいいかとあまり苦にも思わず。

体調管理に気をつけながら明日も出来る事をがんばりたい。


夕焼け空にひこうき雲。今日も穏やかに暮れていった。



2019年04月15日(月) 私にしか出来ないことがある

昨日の雨が嘘のように爽やかな晴天となる。

蛙の歌が聴こえる夜明け前。空には音符のような星。



今日から川仕事再開。朝陽が昇り始めた頃には川の中。

しばらく休んだのが良かったのか海苔がぐんと育っていた。

じいちゃんとせっせと収穫。三番海苔のありがたいこと。


8時には作業場まで帰り海苔を洗っている間に

洗濯物を干しに家に帰ったらめいちゃんが

「おばあちゃんといきたい」と言ってくれる。

「よっし、行こうかね」と軽トラックで保育園まで。

忙しさも忘れてしまうほどめいちゃんの笑顔が嬉しい。



天日干しの作業が終わってから山里の職場に向かった。

義父も留守をしていて特に急ぎの仕事もなかったので

2時間ほどで終わらせてもらってとんぼ返りする。


昨日の法事の後片付けも残っていてちょうど良かった。

食器を納戸に仕舞ったり、仕出し屋さんに支払いに行ったり。

お供えしていた花をお大師堂へ持って行ったり。


なんと久しぶりのお大師堂だった。ご無沙汰を詫びながら

花を活ける。お線香も残り少なく蝋燭も立っていなかった。

ペットボトルのお水さえも殆ど無くなっていた。

やはり私にしか出来ないことがあるのだなと改めて思うばかり。

忙しさのせいにしてなんと疎かにしていたことだろう。

今は毎日は無理だけれど川仕事が終わったらまた通おう。


やれるだけのことをやり終えるとなんとも清々しいものだ。







2019年04月14日(日) 歌声よ天まで届け

朝のうちはぽつぽつだった雨が本降りになる。

今日に限って降らなくてもと思いながらも

田植えの時期の雨は恵みの雨だった。



11時より姑さんの一周忌の法要。

雨の中を駆けつけてきてくれた親戚の人たち。

身内だけでも18名ほど、総勢30名のにぎやかな法事となる。

孫たちや姪孫や子供たちもおりこうさんで焼香をする。


その後は大宴会となった。甥っ子はすぐに顔が真っ赤になり愉快。

みんなでわいわいと姑さんもどんなにか喜んでくれたことだろう。


ちょっとハプニングもあった。息子のお嫁さんが

飲み慣れない日本酒を飲まされてしまって大酔いになってしまった。

私も心配になり途中で止めたけれど「だいじょうぶ」と言って

挙句には泥酔状態で大きな声で歌を歌いだしてしまった。


困った、困ったと息子は嘆き、けい君は泣き出してしまう。

「おかあさんはおうたがじょうずね」ととりなして

こんな陽気なお嫁さんも楽しくて良いではないかと思った。

病弱だけどこんなパワーがあったことは嬉しいことではないか。

たまには羽目を外すのもよし。それが今日で良かったと思う。



3時にはお開きになってほっと肩の荷がおりる。

「終わったな」とじいちゃんもほっとしている様子だった。


明日からまた川仕事を再開する。精一杯にがんばってみよう。





2019年04月13日(土) ぐっすりと眠ろうではないか

今朝はまたいちだんと冷え込む。まるで早春のような肌寒さ。

けれども季節は確実に春。もう新緑の季節になり始めている。



明日の姑さんの一周忌にそなえて少しずつ準備を。

午前中にお墓参りを済ませて午後もあれこれと

仏さんの棚を仕立ててお供え物をそなえるとほっとする。

親戚の人達を迎えるにはまだ掃除も行き届いていないけれど

そこそこでやめておく。後は明日の朝にしようと。

完璧でなくても良い。とにかく無事に終えられたらそれで良い。



3時頃から何もせずにごろごろ。炬燵でうたた寝をしていた。

下田のおばあちゃんに預かってもらっていた孫たちが帰って来る。

めいちゃんが「ひいばあちゃんがきてる」と言って

小さな手を合わせていた。姑さんも喜んだことだろう。

あやちゃんが「ひいばあちゃんはどこにいるの?」と。

「ほうじをしたらかえってくるの?」そんなやりとりも微笑ましい。


あしたのことはまたあした。そう思うとずいぶんと気楽で

今夜も早めに床につこうと思う。ぐっすりと眠ろうではないか。



2019年04月12日(金) わたしはびょうきではない

肌寒い朝が続いている。まだまだ暖房がひつよう。

衣替えを急ぎすぎたようで、押し入れからトレーナーを出す。



あやちゃんを見送ってから再放送の「おしん」を見る。

おしんはちょうどあやちゃんと同じ年で涙せずにいられない。

昔に見た時とはちがう感情になり、歳月の流れを感じる。


その後には「なつぞら」を見る。

戦争孤児のなつが健気に生きている姿には感動をおぼえる。

なんと笑顔の似合う子供だろうといつも思う。




めいちゃんが朝ご飯を終えて「おばあちゃんといく」と。

毎朝そう言ってくれるのが嬉しくてならない。

小学校の校庭の横を通ったら体操服のあやちゃんを見つけた。

手を振り合う朝。そうして笑顔で一日を始められるありがたさ。



仕事は一段落をしていて残り仕事を少し。

午後は早めに終わらせてもらってお薬をもらいに病院へ。

知り合いの奥さんと一緒になってあれこれと話す。

私と同じ更年期障害のようだった。症状もよく似ている。

みんなそれぞれに身体の悩みを抱えているのだなと改めて思った。

それでもあっけらかんとみんな笑顔で生きている。

お薬のおかげでもあるけれどようは気の持ちようなのだ。

病気ではない。何度でも言おう。わたしはびょうきではない。



帰宅して夕方までごろごろ。昨夜のケンミンショーを見たり。

そのうちに孫たちの声が聞こえ始めてにぎやかになる。

今日も平和だなと微笑みながらその声を聞いていた。



2019年04月11日(木) 染井吉野ではない桜

少しひんやりの朝。ちゃんちゃんこがあたたかい。

冬の忘れ物はなんだろう。はやく見つかるといいな。



じいちゃんと相談のうえ、やはり数日間川仕事を休むことに。

姑さんの一周忌が無事に終わったらまた再開しようと決める。

ラストスパート前の休養も大切ではないかと思ったり。


あやちゃん今朝も元気に登校。路地を曲がるまで見送る。

まるでランドセルが歩いているような後ろ姿も微笑ましくて。


めいちゃんを保育園に送り届けてから山里の職場に向かった。

昨日から機嫌の悪い義父に「私が行こうか」と声をかけてみたら

よけいに機嫌を損ねてしまって「自分が行くからいい!」と怒られる。

母のことをすべて押し付けてしまっていて心苦しさが募るばかり。

だからと言って今更何が出来ようか。少し開き直る自分もいた。



そんな複雑な気持ちも忘れるくらいに仕事が忙しかった。

それがとてもありがたくてならない。


遅い帰宅になったけれど笑顔の孫たちに癒される。

あやちゃんのリクエストでポテトサラダを作った。

娘はハンバーグを作ってくれる。どちらも美味しくっておなかいっぱい。




桜。染井吉野ではない桜。

今日は仕事の合間に写真を撮ることが出来て良かった。





2019年04月10日(水) ぎゅっと抱きしめたくなる

とうとう花散らしの雨。風も強く吹き荒れて

桜(染井吉野)はすっかり葉桜になってしまった。

でも遅咲きの違う種類の桜はまだ咲き誇っていて

雨風に打たれながらも健気に咲いている姿に心が和む。



春の嵐のような朝、あやちゃんが元気に登校して行く。

集団登校とは言えはらはらと心配でならない。

「最初の試練だな」とじいちゃんは笑っていたけれど。


めいちゃんと保育園に向かったら学校の教室から

あやちゃんがにこにこしながら手を振っていた。

ほっと嬉しい。めいちゃんと一緒に手を振り返す。

雨蛙さんがぴょんぴょんと跳ねていた。めいちゃんも蛙さんみたい。



川仕事はお休みでそのまま山里の職場に向かう。

義父から母が明日転院が決まった報せ。

義父の代わりに病院へ行って欲しいと頼まれたけれど

はっきりと断った。どうしてもそんな気持ちになれない。

義父の機嫌を損ねてしまってとても複雑な気持ちになる。


早目に仕事を終えて帰宅するなりじいちゃんに相談したら

それで良かったのだと私の気持ちを汲んでくれてとてもほっとする。

かかわらないと決めた以上はそれを貫くべきだと彼は言う。

今までも何度かそんなことがあってそのたびに嫌な思いをしてきた。

暴言を吐き散らす母。義父からも責められたことを思い出す。

もう二度とそんな思いをするのはどうしても嫌だった。




「ただいまぁ」元気な声がしてあやちゃんが帰って来る。

そうして寝転んでいる私に馬乗りになってスキンシップ。

じいちゃんの肩にしがみついて甘える姿がなんとも愛しい。

家族みんなが揃っている時には決して甘えないあやちゃんだった。

甘えるのはいつもめいちゃんできっと我慢しているのだろう。

それがわかるだけによけいに愛しい。ぎゅっと抱きしめたくなる。


 < 過去  INDEX  未来 >


anzu10 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加