ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2018年12月21日(金) サンタさんを待っています

雨の一日。12月の雨にしてはずいぶんとあたたかい。


今朝は潮待ちをしていて時間があり、久しぶりに保育園へ。

ふたりとも早く行きたかったのか大喜びしていた。


8時から川仕事へ。今日も順調に網を張り終え残りは40枚。

予定通りに日曜日にはすべての網を張り終える事が出来そうだ。


川の中で作業をしていると小鴨の群れがすいっとすいっと

それは可愛らしく川面を泳いでいて思わず微笑まずにいられない。

鴨は海苔を啄むけれど、どうして憎むことが出来ようか。



11時には作業を終えて帰宅。早目の昼食を終えて山里へ向かう。

今日もする仕事がたくさんあって嬉しい悲鳴をあげていた。

それがなんとも心地良い。仕事がたのしくてたまらなかった。


母は今日も出勤して来ず。夕方やっと電話があって

昨日は美容院へ。今日は歯医者さんに行っていたとの事。

「生きてますよ」とおどけた声でほっと笑わせてくれた。




クリスマスも近くなり孫たちはサンタさんが来てくれるのを

とても楽しみにしている。

保育園でクリスマス会があったそうで可愛らしい帽子をかぶり

娘が写真を撮ってパソコンに送ってくれていた。

めいちゃんがなんだかヤンキーみたいな顔をしていて愉快。

ふたりともおりこうさん。サンタさんきっと来てくれるよ。




2018年12月20日(木) 元気な自分が嬉しくて

曇り日。気温が高くなりほこほこと暖かくなる。


川仕事は今日も順調にはかどる。

毎日少しずつだけれど心地よい達成感があった。

明日も頑張ろうと思う。じいちゃんと二人三脚だ。



山里の職場に向かう前に近くのスーパーへお歳暮を買いに走る。

午後からお得意さんの建設会社へ集金に行くのに手ぶらでは行けない。

毎年早めに買って準備していたのに今年はすっかり忘れていた。


今日はどうしたことか母が出勤して来ず少し心配だったけれど

集金先のすぐ隣が母のアパートなので行ってみたら

駐車場に車がなかった。いったい何処へ行ったのやら。


お昼に免許センターから電話あって、先日の認知症検査の結果が

やはり不合格だったとのこと。まだ母はそのことを知らない。

義父がとりあえず再検査の予約をしたのだけれど

何度やっても結果は同じなのではないだろうかと思う。

母が知ったらどんなにか嘆くことだろう。複雑なきもち。

最終的には専門病院の判定が必要らしい。

とても素直に病院へ行くような母ではないのだけれど。


私から話せばまたきっと暴言の嵐になりそうなので

この件は義父にすべて任すことにした。

高齢者の事故が多い昨今、母は大きな岐路に立っているのだと思う。



集金を終えてしっかりとお歳暮も渡して帰路につく。

ラジオで宝くじが明日までだと知ってミニを10枚だけ買う。

当たるはずはないけれど買わないと夢も見ることが出来ない。

売上の収益金は被災地の義援金になるらしくやはり買わなければ。



ハードな日々が続いているけれど不思議と疲れを感じず

とても元気な自分が嬉しかった。晩ご飯のしたくもそれなりに。

みんなの美味しい顔がいちばんのご馳走に思える。


今日も穏やかに暮れていく。こころのおひさまが微笑んでいるよう。



2018年12月19日(水) こころにおひさまが

今朝はこの冬いちばんの冷え込みだったようだ。

車のフロントガラスが真っ白に凍っていた。


川仕事は寒いでしょうと気遣ってくれる人が多いけれど

暖かいほど辛くて寒いほど楽なのだった。

今朝も薄手のヤッケでじゅうぶん。後は胸まである胴長靴をはく。


夜明けを待って川船に乗れば燃えているように赤い朝陽が見える。

川面には煙のように靄が立ち込めなんとも幻想的な景色。

そんな景色に心を和ませながら今日も精一杯がんばる。

今日も20枚の海苔網を張る。順調に行けば日曜日で終えられそう。



早めに昼食を終えていつもの山道を職場に向かう。

急ぎの仕事だけ済ませて今日は早仕舞い。

そうそう毎日娘がいてくれるわけでもなくて

4時には帰宅してぼちぼちと家事をする。

今日は娘が遅くなる番で手抜き料理になってしまったけれど

6時前には家族みなそろっていつものようににぎやかな夕食。


夕陽をあおぐ時間もなかったけれど

なんだかこころにおひさまがいてくれるようにほっこりと。

今日も穏やかな一日をありがとうございました。



2018年12月18日(火) ほんとうの「がんばり」

夜明けを待って川仕事へ。

早起きをしていたあやちゃんが泣きそうな顔をして

「おばあちゃんとほいくえんいきたかった」と。

少しでも早く行ってお友達と遊びたかったようだ。

なんだか後ろ髪をひかれるようにせつなくなった朝のこと。



海苔はやはり網の中央部分が変色していたけれど

今年は例年になく生育が良く網がずっしりと重くなっていた。

5枚ずつ重ねて張ってあるのでよけいに重みが負担になったのか。

とにかく1枚ずつにして漁場に張り巡らす作業に精を出す。

海苔の赤ちゃんが息苦しがっているのがわかる。

じいちゃんと一生懸命に頑張ったけれど今日は20枚が精一杯。

あと100枚、なんとしても今週末にはすべて張り終えたいと思う。



早めに昼食を終えて山里の職場に向かった。

「忙しい」と自分に言い聞かさないよう心がける。

それはほんとうに心を亡くしてしまうような気がする。

ゆったりとした気持ちでぼちぼちと出来ることを。

それがほんとうの「がんばり」ではないだろうか。


帰宅がすっかり遅くなってしまったけれど

今日は娘が休みだったので買い物を頼んであった。

晩ご飯は何かなって考えながら帰るのもとても楽しいものだ。

わくわくしながら帰った。なんだかとても「いい日」







2018年12月17日(月) やってやれないことはない

ぽつんぽつんと星が輝く夜明け前。

寝ても寝ても眠くってぼんやりと空を仰ぐ。

「過眠症」と言う病気があるそうだけど

まさかねって可笑しくなってふふっと笑った。


「おばあちゃん、はやくはやく」今朝も孫たちに急かされて保育園へ。

お家にめいちゃんの上履きが無くて土曜日に忘れたのかなと

保育士さんに伝えたけれどどこにも見当たらないとのこと。

困り顔のめいちゃん。もう一度家で探してみようと車に乗ったら

保育士さんが走って駆け付けて来てくれて「見つかりましたよ」と。

ほっと安堵して山里の職場に向かった朝のこと。



仕事は面白いほど忙しくて嬉しい悲鳴をあげていた。

そんな時に突然じいちゃんから電話があって

明日の朝から急きょ川仕事を始めたいとのこと。

週末の3連休にと予定していたので寝耳に水のような。

暖冬の影響だろうか緑だった海苔が茶色く変色しているらしい。

一日でも早く救ってあげなくては大変なことになるかもしれない。

身体はひとつきりだけれど今週はかけもちを頑張ってみようと思う。

だいじょうぶ。やってやれないことはないと立ち向かう気持ち。

何事も気の持ちようだ。重荷に思えば重くなるばかりだもの。

荷物は半分に分けて両手で持ったほうがずっと楽。



帰宅すると一足先に娘が帰って来てくれていて

洗濯物をたたんでくれていた。ありがたやありがたや。


それから孫たちが保育園から帰って来て、めいちゃんが苦手だった

コマ回しが出来るようになったとのこと。すごいすごいがんばったね。

上機嫌のめいちゃん、どんなにか嬉しかったことだろう。



2018年12月16日(日) おそるべし味噌カツラーメン

お昼頃からぽつぽつと静かに雨が降り始める。

さほど冷たくもなくなんだか春先の雨のようにやさしい。



昨夜はけい君を抱きかかえるようにして眠った。

ちいさな寝息のなんと愛しいことだろう。

あどけない寝顔は目に入れても痛くない。


孫たちを起こさないようこっそりと布団から抜け出す夜明け前。

6時半にはあやちゃんとけい君が目を覚まして早目の朝ごはん。

それからとてもにぎやかになって家族みんなが早起きの日曜日。


マンションまで送り届けるつもりだったけれど息子夫婦が迎えに来る。

「はじめてのおとまりえらかったね」っていっぱいほめてもらった。

母親に抱かれて赤ちゃんみたいに甘えるけい君が微笑ましくて

「またおとまりする」ってすっかり自信がついたよう。

こうしてまたひとつ成長したのだなと感慨深く思った朝のこと。



地区の年末総会があってじいちゃんが出席する。

Sさんが来年も引き続き地区長さんをしてくれることになったそう。

お大師堂の管理も任せられてほっと安堵した。


総会が早めに終わったのでじいちゃんと「ラーメン食べに行こう」と

ドライブがてら四万十町の「豚太郎」まで行っていた。

ケンミンショーでも紹介された「味噌カツラーメン」が有名で

一度食べてみたいねとやっと念願が叶ったのだけれど

お腹があまりにも空いていて先におでんを食べてしまった。

ラーメンが出来る前に半チャーハンも平らげてしまって

最後にやっと味噌カツラーメンはちょっとお腹に厳しかった。

美味しかったけれどあまりのボリュームに食べきれず

じいちゃんとふたりふうふう言いながらなんとか食べ終る。

私はカツを少し残してしまった。お店の人に申し訳ない気持ち。


はちきれそうなお腹をかかえて帰宅するなり夕方まで寝ていた。

コタツムリの似合う雨の午後のこと。



2018年12月15日(土) けい君はじめてのお泊り

穏やかな冬晴れ。日中は暖かくなり随分と過ごしやすかった。


午前中にお大師堂へ。久しぶりに川辺の散歩もたのしむ。

冬の川辺も良いものだ。枯れ尾花が陽射しを浴びてきらきらときれい。

栴檀の実は落ち始めていたけれど木を仰げば青空によく映える。

川の水はさらさら。ただただ清らかに海へ向かって流れていく。



お昼前に孫たちをお迎えに行ってその足で息子のマンションへ。

今夜は息子夫婦が友人と忘年会なのでけい君を預かることに。

2歳くらいの時に一度だけ泊まったことがあったけれど

けい君はもちろん憶えていなくて初めてのお泊りだった。

昼間はめいちゃんとよく遊ぶ。おじいちゃんとお風呂にも入った。

けれどもパジャマを着たがらない。「おとまりはいや」と言って。


娘がサンタさんに電話をしてやっとパジャマを着てくれる。

あやちゃんが一緒に寝ようねと言ってくれて

やっとお泊りの覚悟が出来たようだ。朝まできっと大丈夫。


「はじめて」を経験してこそ子供は成長するのだと思う。

私に似て心配性の息子に「だいじょうぶよ」っていまメールしたところ。


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