彼岸の入り。朝は冷え込んでいたけれど日中はとても暖かくなる。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ。
潮待ちをして10時頃から川仕事へ。
暖か過ぎてとてもしんどい。薄っすらと汗までかいていた。
やはり川仕事は寒いほうが楽だなあって思った。
今日もわずかな収穫だったけれどそれなりに。
押し寄せてくる不安を払いのけるように希望を。
お昼過ぎには作業を終えて、今日こそはとお大師堂へ行っていた。
昨日Sさんからメールがあって、またお供えのお菓子がごっそりと
無くなっていたとのこと。あんまりことだとSさんは怒っていたけれど
「お大師さんが食べちゃったのよ」とあまり詮索をしないように。
そしてまた今日は新しいお菓子をお供えして来た。
それも私の楽しみ。楽しみを頂いているのだと思うようにしよう。
娘が遅番だったので、保育園は延長保育をお願いする予定だったけれど
綾菜が今日も「おてつだいをしたい」と言ってくれて
海苔を取り入れる前に保育園へお迎えに行っていた。
あやちゃんもめいちゃんもいつもお手伝いしてくれてありがとう。
作業場のお隣のローソンの駐車場にSさんの姿を発見。
そうしたら孫たちにと「コアラのマーチ」を買って来てくれた。
大喜びの孫たち。Sさんありがとうね。
今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
じいちゃん65歳、山里の母79歳の誕生日でした。
今朝は真冬並みの寒さ。
急ぎの仕事があって早朝から山里へ走る。
山里の気温は1℃で霜がたくさん降りていた。
午前7時にはもう職場に着いていて
パソコン画面とにらめっこだった。
チームビュアーはあっても思うように活用できず
まあそのうち役に立つ時もあるだろうと思う。
あれこれと大切な事をメモして母の机の上に置いて
帰って来た。さあお次は川仕事。
今日もやれだけの事。我ながらよく頑張ったと思う。
午後はどっと疲れが。やはり掛け持ちは身体に堪える。
買物だけはなんとか済ませたけれど、お大師堂には行けなかった。
明日があるさと思うことに。明日できる事は今日しない。
午後4時、天日干しの海苔を取り入れる時間になり
今日は孫たちと約束をしていたので先に保育園へ。
「おてつだいをしたい」と毎日のように言ってくれる。
娘が幼い頃もそうだったなとなんだか懐かしい。
かれこれ35年か、ずいぶんと歳月が流れてしまった。
今ではもうじいちゃんと私の天職になっている。
ばたばたと忙しい一日だったけれど
今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
夕食後のてんこ盛りの食器をまた娘が洗ってくれた。
なんとも助かってありがたいことである。
今夜もお風呂あがりの焼酎をちびちび。至福のひと時である。
2017年03月15日(水) |
冬と春がおしくらまんじゅう |
北風がとても強く寒い一日だったけれど
おひさまはすごく頑張ってくれて満面の笑顔。
まるで冬と春がおしくらまんじゅうしているような。
明後日はもう彼岸の入り、この勝負はきっと春の勝ち。
早朝はまだ満潮で潮が引き始めるまで「潮待ち」
9時半頃にやっと川へ入れた。
今日も弱音を吐かずにこつこつと頑張る。
種が残っている限り必ず海苔は生育するのだと
じいちゃんが言ってくれてとても励みになった。
晴天のおかげで海苔もよく乾く。
毎日少しずつの箱詰め作業も始まった。
今日でちょうど一週間、10キロの箱が3個出来た。
とにかく希望を持って明日もこつこつと頑張ってみよう。
努力はきっと報われると信じている。
今夜は寒かったので「塩ちゃんこ鍋」〆にラーメンで温まる。
青さ海苔の天ぷらも作って孫たちが喜んで食べてくれて嬉しかった。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
早めにお風呂に入って焼酎はもう3杯目。
今夜もほろ酔ってこれを記す。
2017年03月14日(火) |
かみさまほとけさまおだいしさま |
朝のうちは昨日からの雨がぽつぽつ。
天気予報を信じて今日は川仕事へ。
幸い雨合羽も必要なくゆっくりと空が明るくなった。
今日もほんの少しの収穫。やはり昨年よりも悪い状態。
けれどもお仲間さんたちと笑いあいながら頑張ってきた。
悲観したり弱音を吐いたりする人は一人もいない。
そのうちなんとかなるだろうとみんな思っているようだ。
私もじいちゃんに励まされてずいぶんと楽観的になった。
心の奥では「どうかどうか」と祈りつつの収穫。
かみさまほとけさまおだいしさまの気分なのだけれど。
午後はゆっくりと買い物に行ってからその足でお大師堂へ。
お供えのお菓子がたくさん増えていてびっくりと嬉しかった。
少なくなっていたお線香も、Sさんだろうかちゃんと買ってきてくれていた。
みんながそれぞれに気にかけてくれていてほんとにありがたいこと。
川辺のタンポポが可愛い。もう綿毛になっているのもあった。
川風は少し冷たかったけれど陽だまりのタンポポにこころを和ます。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
夕食後の食器洗いを娘が全部してくれてとても助かる。
ありがたや。ありがたやであった。
おかげで早めにお風呂に入れて今夜も焼酎タイムです。
しょぼしょぼと冷たい雨の一日。
雨が小降りのうちに保育園へふたりのお布団を持って行く。
一緒に行こうよと誘ったけれどあっさりとふられてしまった。
月曜日が雨だと通園はほんとうに大変だった。
川仕事はお休み。雨合羽を着てまで収穫するほどのこともなく
不漁の年だからこそで身体は楽だけれど喜んではいられない。
家でごろごろしているわけにもいかず山里の職場に向かった。
なんという気の重さ。これも拒絶反応かと思われる。
そうしてまたストレスの原因を自分で作ろうとしていることに気づき
とにかく笑顔でとすぐに気を取り直していた。よしよし。
母が遅い出勤。「あら来ていたのね」という顔をして笑顔はなかった。
その後はひたすら何かに取りつかれたように新聞を読み始める。
お昼になってもまだ読んでいて「お昼になったよ」と声をかけても
「食べたくない」と言って今度はクロスワードを始めた。
とにかく好きなようにさせておくのがいちばんかなと思いつつ
どうしても必要な仕事のことだけ伝えておいて逃げるように帰ってきた。
そんな母を異常だと決めつけるわけにもいかず
母は母なりに自分のペースを守ろうとしているのかもしれない。
そうして私がいると邪魔なのもしれないなとふっと思ったりもした。
それは考え過ぎかな。いけないいけないといま思い直したところ。
まあいろいろあるけれど、今日も平穏無事で何より。
家に帰ると肩の力が抜けるようにとてもほっとしていた。
娘と孫たちが保育園から帰ってきてまたまた笑顔の花が咲く。
今日も穏やかな一日をありがとうございました。
あしたのことはまたあした。ぐっすりとおやすみなさい。
2017年03月12日(日) |
ほっこりほっこり日曜日 |
ひんやりの朝だったけれど日中はとても暖かくなる。
海からの風のことを「沖のかぜ」と呼ぶ。
沖の風が吹き始めたら春もそろそろ本番だった。
朝のうちに川仕事を終えて午後からお墓掃除へ。
地区の墓地ではいちばん古い納骨堂だけれど
それなりに磨いて綺麗になった。
娘も芽奈も一緒に行っていてみんなで手を合わす。
娘が一歳の時に亡くなったおじいちゃん。
来年はもう37回忌になる。
帰宅して少し休んでから天日干しの青さ海苔を取り入れに。
お散歩がてらみんなで歩いて作業場まで向かった。
土手にはもう土筆の坊やがいっぱいになってみんなで背くらべ。
綾菜が保育園のお友達におしえてあげたいと目を輝かせていた。
青さ海苔は天日干し三日でやっと干しあがる。
まだまだ少しだけれど干しあがるととても嬉しいものだ。
漁場の様子ではお先真っ暗の兆しだけれど諦めてはいけない。
明日も少しずつこつこつと頑張ってみようと思う。
今日もみんな笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
お寺の境内の白木蓮の花がとても綺麗だった。
日中はすっかり春の陽気となりぽかぽかと暖かだった。
とても悲惨だったあの大震災から6年。
ずっとずっと心を痛めつつ過ごしてきたように思う。
穏やかな日常が決して当たり前の事ではないのだなと
改めて思った日。生きているってほんとうにありがたいこと。
早朝からの川仕事を終えお昼前には保育園へお迎えに。
そのまま下田にある海の見える公園へ遊びに行っていた。
はしゃぎまわる孫たちを追いかけながら薄っすらと汗をかく。
雲ひとつない真っ青な空。そして眼下に広がる穏やかな海。
孫たちの笑顔を見ながら「失いたくない」と強く思う。
今日も笑顔で穏やかな一日をありがとうございました。
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