チーコのフィットネスライフ
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2008年04月01日(火) |
CUBA旅行記 その6 サンティアゴからハバナへ |
キューバ音楽とその文化のルーツを学びたいという発作が起きて ほぼ衝動的に旅したサンティアゴでした。
トラディショナルなソンの音楽を朝から晩まで、場合によっては夜中まで 味わったこの数日間、時間がゆっくりゆったりと過ぎていくような このサンティアゴでは心がほぐれましたね。
そして、また飛行機でハバナに戻ります。。。
ハバナに戻った日、ホテルにチェックインするやいなや トラベル・ボデギータの現地駐在員Sさんに、 カフェ・カンタンテというライブハウスで 【マノリート・イ・ス・トラブーコ 】のLIVEがあるという情報を いただき、喜びいさんで、タクシー飛ばしてカフェカンタンテへ・・・
LIVEが始まる前は、東京のサルサクラブと変わらず DJがサルサやレゲトンをかけたりしている。 曲目はキューバン系が多いが DLGやマークアンソニー、ルーベンブラデス等もかかり 『えぇえぇえ〜〜?あり?』って感じでビックリしました。
そして、ダンスの踊り方を観ていると アメリカのスタイルを若干取り入れていたりするし、 Wターンだって結構入っていたりするし、 ホールドの仕方も私がイメージをしている《キューバンスタイル》 というのとはまた違っていたし、 (どこがどうイメージと違ったかというのはブログに書くと長くなるので 興味がある人、私に会ったときに私に直接聞いてくださいね。)
実際踊ってみると・・・オドロキの連続でした。 やはり実際体験しないとわからないものはあります。
そして、 マノリートのLIVE☆
・・・大興奮です。 会場中も壊れたようになっています。 皆、シントゥーラ大会です。そのシントゥーラがとても危険なほどに情熱的です。 ステージングも、もうその会場に居る人の心をぐぐっとつかんで 一気に飛ばしてくれます。そして、間もいい!!! 会場中がいい意味で壊れていて、映画のワンシーンのようです。 私も身体中がカッカと熱くなり踊り狂いました。もう無我夢中です。
マノリートのステージ終了後、 私は感極まってしまい、号泣してしまいました。 しばらく涙がとまらなかったです。
続きます。
2008年03月31日(月) |
CUBA旅行記 その5 サンティアゴでの日常 |
今回は、サンティアゴ デ クーバの数日間の 街の日常の、私が体験し、感じたご様子をお伝えいたします。
サンティアゴ デ クーバは某ミュージシャンの方が 『ハバナが銀座ならば、サンティアゴ デ クーバは北千住って感じ』 と、ずばり仰ったような街です。 あまりズバリと書くと誤解を招くといけないので まー そんな感じの場所だと想像してくださいね。 まー何といいますか、のどかで大らかな街です。
ハバナのように大きな建物もあまり無いですし、馬車も走っておりません。 いわゆるショッピングセンターというものもなく、 メインストリートの片隅に、スーパーマーケット的なものがあり、 そこに日用品や食料品や衣料品・履物が同じフロア・・・同じ空間で売られています。
さすが香水の種類が豊富で、CUBAでしか購入できないような変わった種類のものもありました。 一番人気のものはどんなものですか?とスペイン語電子辞書たよりにたずねると、人気があるのは南国の花系の香りと、サボン系の香りが人気ということでした。
あと、ネイル系も種類が豊富で、ネイルアートの出店があちこちにあって、皆、おしゃれを楽しんでいます。 どこの国でも乙女は同じですね。
ファーストフード的なものは皆無でありませんが、 そのかわりに、屋台的な感じでサンドイッチやピザが売られていて、 地元の人達は昼食はそれらの出店で気軽に買って歩きながら食べる。。。 という感じです。
私も、地元の人が買いに行くようなパン屋さんに行ってみたら、 パンの種類が1つしかなく、 ハエがブンブン飛んでいるようなお店でしたが、 (ハエはちょっといいレストランでも平気でブンブン飛んでいるので、旅行中は気にならなくなっていました。慣れって人を強くします) ちょっと面白いので購入してみました。
なんと50セントで4人前位ありそうな大きな大きな 自分の顔より大きなパンが買えました。 一緒に買い物に出ていたナッちゃん(なつこちゃん)とともに、 公園で試食・・・ 『×▲×・・・』その味にビックリしてナッちゃんとゲラゲラ笑ってしまいました。 何事も経験です。(笑)
街を歩いて気づいたのは 皆、ウインクがとてもさりげなくかっこいいということ、 目と目が合えば笑顔、そしてウインクが返ってきます。 それがとてもさりげなくて自然。。。
そして、黒髪にうっとり☆
カラーリングをしたりしている人をCUBAではあまり見かけません。 皆、堂々とした黒髪を素敵にアレンジしたり伸ばしていたりしています。 その黒髪が瞳の色と合っていて、神秘的で魅力的です。
続きます。
2008年03月29日(土) |
CUBA旅行記 その4 (サンティアゴ デ クーバ) |
はーい。 サンティアゴでの日々、数日間のことをいっきに書きます。
まず、 BUENA VISTA SOCIAL CLUB メンバーの エリアデス オチョワさん(ギタリスト)が このサンティアゴで開かれる“ぺぺ サンチェス祭”の 実行委員長さんでいらっしゃるのだが、
このオチョワさん、私が泊まっているカサ デ グランダの1階の カフェテリアでしょっちゅうお見かけする。 (写真の叔父さんですよ) いつも誰かと打ち合わせをしたりくつろいだりしているようだ。 いつも黒づくめの格好をしていて、ほぼ同じ格好をしている。 『気のいい親戚の叔父さん』ていう感じで 会うたび、とびきりの笑顔で「Buenas!」と挨拶をしてくださる。 なんて気さくなひとなんでしょう。
さて、いろんな小劇場やLIVEハウスで 朝から晩までソンのLIVEが繰り広げられており、 なんなら道で・広場で・・・ あちこちでソン・こっちもソン・・・たまにルンバも・・・ 濃縮な空気に包まれています。 日本人がそばを通るとサービスでなのかしら? 『グワンタナメラ』と『チャンチャン』を演奏してくださるので 1日に20回位この2曲は聴きました。ハハハ。
・・・正直、あっ、またかいな。とも思いましたが、 とあるLIVE会場で なんとBUENA VISTA SOCIAL CLUBメンバーの コンパイセグンドの息子さんがヴォーカルを務めている バンド(バンド名忘れた)が演奏した「チャンチャン」は シビれるほど よかった。 会場中皆がうっとりしていたように思います。
それに息子さんのあの声・・・ これ、皆様に聴かせてあげたいくらい よろしいですよ〜〜〜。 極上ですね〜〜〜。もう例えようがない。 とてもドラマチックな感じなんですよね。あの歌声は。
そして、日本から遠征なさっていた ミュージシャンのMakotoさんも、日本でも人気者ですが、 このサンティアゴでもとても人気者らしく、 地元の人から拍手大喝采を受けられていて 同じ日本人として とても誇らしかったです。
まー朝から晩までキューバ音楽にどっぷりつかりこんだ私ですが もちろん聴くだけにとどまらず、踊りましたよ〜〜〜。はい。 CUBAで活動なさっているダンスのプロフェッショナルの方数人と 踊る機会がありました。
リードがメチャメチャ ソフトでやさしいのですよ。 そして、リズムがねー もう心地よくてねー ベーシックが心地よい☆ もうベーシックだけでノリノリになるのです。 あれは身体の芯やバネやら音の溜めやらのいろいろな要素が洗練されている のでしょうね。 【このベーシック持って帰りたい】 心の底から思いましたよ。
話は変わって 昼間、一人で散歩しているとき とある広場で地元の人達がルンバ大会をしていたのだけれど、 そのルンバはハバナで観るようなカらっとしたものではなく サンティアゴのルンバはなんか、呪術めいたような、粘着で黒いルンバでした。 集まっている輪の中には地元の人しかいなかったのだけれど その輪の中に入る私。
ボロボロの布をまとい路上生活者っぽい格好をした男女のワワンコー 観ているうちになんだか怖くなってきた私。 その場を立ち去ろうとすると、さっき踊っていた男性が もうろうとした眼をして「1ペソ置いていけ!」と怒鳴ります。 ここでお金出してしまったら そこにいる群衆の人達に「我も我も」と言われかねないし もしかしたら、この群集たちに殴られるかも・・・と思った私は その場を全速力で駆け出して逃げました。走った走った。
本当は逃げなくてもよかったのかもしれないけれど、 あのときは日本人というか外国人は私一人の状況だったので 逃げるしかなかったです。
また続きます。
2008年03月28日(金) |
CUBA旅行記 その3 |
ハバナで2泊した次の日の夕方 ソンのフェスティバル…“ぺぺ サンチェス”の開催地 【サンティアゴ デ クーバ】へ向かうため 飛行場へ。
クバーナ航空の機内に入ったとたん、 昔の冷蔵庫のシュワシュワした霧のような冷機が天井から降り注いでいる。 なんだかコントの世界みたいだ。 こんなに冷やすこともなかろうに・・・極端すぎるわー☆寒っ。。。 でも、その大らかさが また楽しい。
たどり着いたのが夜の23:00頃。
私が宿泊したホテル 『カサ デ グランダ』は サンティアゴのど真ん中に位置していて、 目の前には大きな聖堂と広場が存在し、 そこでも ソンのバンドがLIVEをやっていた。
夜も更けていたけれど、 記念の第一日目なので前の広場をお散歩。
日本人が珍しいのでしょうね。 かなりジロジロ見られます。 そして話しかけられます。 文法無視した滅茶苦茶なスペイン語で対応する私。 ときたま「えーと・・・あの・・・その」 日本語を交えたスペイン語。。。(笑) それでも会話がなんとなく成立している。わははは。
そして、泊まったホテルの斜め前には 『カサ デ トローバ』という サンティアゴではメジャーなLIVE会場があり、 そこの演奏の音が 半端ではないくらい 大音量でジャンジャカ漏れている。
いや、「防音装置なんてなんですか?」という感じ かなりの音ですよ〜これは。。。 それも また音楽の都って感じが出ていて なんだか楽しくなってくる (演奏も朝方の4:00位までやっていたのではないかな? うるさー。とも少々思ったけど 夢うつつで でも極上な演奏が聴こえてくるというのは贅沢なことだと 考え直して眠りにつく私)。
次回に続きます。
2008年03月26日(水) |
CUBA 旅行記 その2 |
ブエナビスタ ソシアル クラブの メンバー 『アマディート』(ティンバレス奏者)率いる Latin Jazz BANDのディナーショーがあるということで Habanaでも名門の豪華ホテル ナシオナル デ クーバの ナイトクラブへ。。。
正直、アマディートさんのティンバレスはいいのか、どうか ビミョウなところだったが、 (3曲のうちに1回ほど参加するという感じで、 全曲ティンバレスを叩くというかんじではなかった。 体力温存させながらプレイしているのかな?)
木管のフルート奏者のプレイがとてもメランコリーな感じで 良かったし、 (金管ではなく木管のフルートなんて始めて見ました 結構イイ☆) 曲ごとにダンサーが出てきてマンボやチャチャやソンを踊る様を ボーっと眺めているのも至福なひとときだった。
アマディートさんがステージにあがると ぱーと華が出たのはさすが。
このナシオナル デ クーバのナイトクラブは 名門中の名門にもかかわらず トイレの個室に鍵が無い。。。(普通にドアを明けたら丸見え状態) 休憩時間だとトイレに人が集まるので、 演奏中の人がトイレを使用しない時間にトイレを利用してから 座席に戻る間、曲の途中で人様のテーブルを横切るのは マナー違反なので、通路で曲が終わるのを待つ私。
知らない間に身体が音に合わせて揺れていたようだ。
『Will you dance ? 』そこの専属ダンサーさんに声をかけられ 「ソラメンテ ミランド・・・」答える私の躊躇するまもなく 手を引かれてステージ前へ・・・
それだけだと思ったら、ステージに上げられてしまう私。。。
後は野となれ山となれ状態。。。フォフォフォ☆
そのディナーショー終了後、即、 有名LIVE ハウス【カサ デ ラ ムシカ】へ。
そこでは【PUPY Y LOS QUE SON SON】のLIVEが 楽屋に入る前のPupyさんと写真を撮れてしまった私は(下記の写真です) LIVEが始まる前からテンション上がりっぱなし。
LIVEが始まる。。。
。。。すごい・・・Pupyさんのピアノ とっても ドラマチックで音が立っていて 力強くて〜てなプレイ♪ まーとにかく音がドカーンと立っているのですよ。
音楽のゴチソウです。
・・・もちろん続きます。 お楽しみにね。
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