待ちぼうけ日記。

2014年04月28日(月) 歩調が揃ってしまった。/マステでデコる。

金曜日も会えた。
この日も快速に乗り換えないのかな・・・
と思っていたら、
突然立ち上がったあの人。

でも何となくそんな予感がしていたので
(電車が少し遅れていたので、
 各停に乗ったままだと
 次のC線の電車に間に合わないかも?
 と思っていたので)
慌てることなく、
私もあとからついて行って快速に乗った。

さすがにすぐそばに立つのはちょっと・・・
と思って、少し離れて立っていたので
全然見えなかったけど。

しかも私のほうが先に降りたので、
乗り換えの通路では
あの人がどこを歩いているのかわからなかった。

まあ、2日続けて会えたし、
しばらくはまた同じ電車に乗れるかも
と思って歩いていたら、
階段で私のすぐ隣にあの人が。

おっとびっくり。
でも嬉しい。
何だか歩調が揃ってしまって
一緒に歩いているみたいだった。

だけど階段を上り切ったところで
C線の電車が来たので、
あの人は小走りで行ってしまった。

ほんのちょっとの時間だったけど
隣を歩くのは久しぶりだったし
その日は一日いい気分だった。



私のケータイ。
あまりにも地味でつまらないので
マスキングテープを貼ってみたら
ちょっとかわいくなって
愛着がわいてきた。

そして、
待ち受け画面はウッチーだ。ふふふ。
ウッチーは、
この間からチームの練習に参加しているらしい。
W杯に間に合いますように・・・。



2014年04月24日(木) Buon Giorno!

16日ぶり・・・。

もっとずっと会ってなかった気がする。

遠くてあんまり見えなかったけど
また何か本を読んでいたあの人。

快速との連絡駅であの人が乗り換えなかったので
私もそのまま乗っていたけど、
ほかの人たちが乗り換えるどさくさに紛れて
もう少しよく見える場所に座り直した。

何気なくあの人のほうを見たら、
あの人もこっちに顔を向けていた。

どうも。
私のこと思い出してくれました?


今朝はそれだけだったけど、
それだけのわりには
モノクロがフルカラーになったような。
肌の潤いとハリがアップしたような。
久しぶりにしあわせな気分になれた。


夕方、
ゴンチチの VACANCES というアルバムの中の
Buon Giorno を聴きながら
買い物に出かけた。
(これはアルバムのジャケット→)

ああ、しあわせ。
だって今日は、久しぶりにあの人を見たから。
あの人が生きてるのを確認できたから。

ああ、しあわせ。
なんかこの曲、今の気温と湿度にちょうどいい。
川下りの舟に乗っているみたいに、
気持ちのいい風の中を流れるように歩いて行く・・・。
落ち着きがないくらいくるくる転調するけど、
角を曲がるたびに景色が変わって
そのたびに出会い(出合い)が待ってる感じ?

Buon Giornoって、
「こんにちは」だけじゃなく
「おはよう」の意味もあるらしい。
明日の朝も会えるといいな。



2014年04月19日(土) 暗澹冥濛ランチ・・・。

財政赤字。
少子高齢化。
労働人口減少。
食料自給率低下。
社会保障制度崩壊。
浪費型資本主義経済。
グローバリゼーション。
集団的自衛権行使容認論。

字数を揃えようとしたので
少し統一感がないけど、
このままだと
ほんとに日本は沈んでしまう気がする。

誰かを生け贄にして
叩くだけ叩いてすぐに忘れて
また次の生け贄を探して・・・
簡単でわかりやすい言葉にのせられて
その裏もその奥もその先も想像しようとしないで
ぱっと見に惹かれて酔いしれて・・・

そんな行動パターンを見抜かれて
利用されているのに、
気がつかないで
日々の生活に追われているあいだに、
こっそり悪い方向に舵を切られている気がする。

気がついたら見捨てられていた。
なんてことになるかもしれない。
というか、もうなってるかもね。

日本の民主主義はなぜ脆弱か。
それは、
勝ち取ったものではなく
与えられたものだからだとか。

植民地になって搾取されたこともなく
絶対君主制に苦しめられたこともない。
民族の独立のために自ら戦ったこともなく
自由のための革命を起こしたこともない。
(明治維新だって庶民が主役じゃないし。)

日本の民主主義は、
戦後に「はいどうぞ」と貰っただけ。
だから、
正しい意味もわかっていないし
大切に守ろうともしない。

今の時代は、
戦争のようなわかりやすい形ではなく、
真綿で首を絞められるように
水の入った鍋でゆっくり茹でられるカエル※のように
何年も何年もかかって
少しずつ大事なものが壊されていくのだと思う。


実験してみたら、
カエルはそんなふうにはならないらしい。
やっぱり人間のほうがバカってことかも。


夫も子どもも不在の土曜日。
ひとりランチの穏やかさの中で
なんでこんなことを考えていたんだろう。

甘いトマトや新鮮な春キャベツ、
ライ麦の混ざったパンや中国産のはちみつが
これからもずっと食べられる世の中であってほしいと思う。



2014年04月17日(木) お尻問題の次にまた新たな問題が。


何年か前に
ふと鏡に映る自分の鎖骨を見て、
私って意外と鎖骨美人?
と思ったことがあった。

嬉しくて、
襟ぐりが少し広めの服を着たり
きれいなレースのついたキャミソールを重ね着したり。
自己満足だけど
密かな楽しみだった。

あの人の目にも入るかもと思って、
レチノール入りのジェル化粧水と日焼け止めで
しっかりケアもしていた。

でも、去年の春。
確かに前の年には似合っていたはずの
襟開き深めのカットソー(色違いで2枚あり)が
http://item.rakuten.co.jp/plage-keep-it-simple/8020011/
どことなく似合わなくなっていて。
おかしいなあ。
流行遅れだからというわけではなさそうだし。
だけど何かどこかが違う・・・。
結局去年の春は一度も袖を通さないままだった。


お気に入りのカットソーだったので
やっぱり今年は着たいな!
鏡で見る限り、
鎖骨を含むデコルテ部分は
自分で言うのも何だけど
相変わらずきれいだよねえ。
じゃあなんであのカットソーが似合わないんだろう?


鏡を見ながら長いこと考えて
やっと気づいた。

襟開き深めのカットソーが似合わなくなった理由。
それは加齢(体の経年変化?)。
具体的には、胸の脂肪が落ちた(そげた)から。
手で触ると肋骨がゴリゴリとその存在を主張している。

だから
鎖骨はますますくっきりと際立つものの
肋骨も同じく際立ってしまって、
カットソーみたいな体の線を拾う服を着ると
横から見たときにヘンなラインになってしまっていたんだ。

ちょっとショックだった。

でも負けないよ!
って言うか、あのカットソーが着たい!
って言うか、着ないともったいないし!

ということで、
寄せて上げるブラを買った。
ま、いくら寄せて上げると言っても限界があるので
鎖骨のすぐ下まで「上げる」ことはできないけど
少しはましかもしれないので。

うん。確かにましになった。
横から見たラインが不自然じゃなくなった。
これなら大丈夫。


ああ疲れた・・・。
カットソー2枚ごときで
なんでこんなに頑張らなければならないのか。

潔く時の流れに身を任せられたらいいんだろうけど、
まだまだ煩悩を捨てられない・・・。



2014年04月14日(月) なんだか。/ハイジの気分?

先週は、前半少し見ただけ(それも遠くから)。
後半は私が休んだりあの人がいなかったり。
そして今朝もいなかった。
なんだかすごく疎遠になっちゃった感じ。



“裸の女王様”が去ったあとも
余韻はまだ続いている。
みんなほんとに嫌な思いをしていたんだなと
改めて思う。

でももう二度とここには戻って来ない人なので、
今さらどうでもいいや〜と
忘れっぽい私は思ったり。

今度の上司は仏さまのような人なので、
もう絶対あんなことにはならないと思う。
女王様の腰巾着たちの言動にも
目を光らせてくださっているようだ。

ところで。
“裸の女王様”はもしかしたら
「女」を武器にのし上がった人なのかも・・・?
だって、
今思い出すとおかしなところが多かった。
仕事の能力(専門性はともかくとして
部下の指導力とかコミュニケーション能力とか
人間性とかも含めた力)で上に行けたとは思えない。

ずっと彼女の下で働いていた私は、
その異常さに気づけなくなっていたのかも。
半ば洗脳されていたというか・・・。


今は、例えて言うなら
フランクフルトからアルムの山に戻った
ハイジの気分?
美味しい空気を胸いっぱいに吸い込んで
手足を思いっきり伸ばしてる感じ。
幸せすぎて思わず笑っちゃう。



2014年04月10日(木) これだけは真面目に続けたいっ。

これは。
これだけはさすがに
真面目に続けたいと思わざるを得ないでしょ。

まあね。
あなたはそもそも私を見てないし
私のそんな部分に関心があるとは思えないけど。

あなたがどうというのではなく。
私自身の問題として
放置するわけにはいきませんよ。
おしゃれをするのは、
男性の目を意識してではなく
自分自身が気持ちよくいたいから。
というのと同じで。


さて、何の話かというと。

私の勤務先には女性が多くて、
毎朝 通勤時間帯になると
20代から50代までの幅広い世代の女性たちが
群れをなして駅から会社までの道を歩いている。

そんな群れの一員になるのが嫌な私は
(だって、すいたエレベーターに乗りたいし
 トイレも並ばずに入りたいし
 そしてあの人と同じ電車に乗りたいし)、
少し早めに出勤している。

それでも
駅から会社まで歩いていると、
何人かの女性の後ろ姿を
見るともなく見てしまうことになる。

そして気づいた。
年齢によって後ろ姿が違うことに。
何が違う?
どう違う?

靴の形
服の色
髪の長さや艶
かばんの大きさ
日傘の有無
歩幅
とかは、年齢とはあまり相関がなさそう。

じゃあ何が違う?




そうか・・・

わかった。

違うのは
お尻の形だ。


ということで、
家に帰ってから
ユニクロの麻混素材のパンツ越しに
鏡で自分のお尻を見てみた。

がーん・・・。
これは、ちょっと、かなり、マズイかも。

もともとあまり扁平ではないので
油断していた。
油断している間に
こんなに形が変化していたとは・・・。
このままでは絶対マズイわ。

というわけで、
こないだからヒップアップ体操を続けている。

電子レンジで何かを温めている間
歯磨きをしている間
天気予報を見ている間
電話で話している間
などの、ほんの1〜数分間だけど、
片足を斜め後ろに蹴り上げる体操を
頑張って続けてます。
ほんと、これだけは真面目に続けたいです。

頑張って結果が出ても、
あなたに「お尻を見て!」とは
言いませんけどね。

あ、あと、
お尻をきちんと左右二つに分けるガードルも買いましたよ。

アンチエイジング
って言葉はあまり好きじゃないけど、
お尻問題に関してだけは
アンチエイジング、頑張りますっ。



2014年04月05日(土) 「知的」を目指してみる?

金曜日。
いつもより1本早い電車に乗って
あの人の駅の待合室に潜んでいた。

ユミノさんやあの人が上ってくる階段の
後ろ側にある待合室なので、
座っているだけで潜んでいる感じだ。
振り向いて中を確認しない限り
見つからない場所。
もし振り向かれても
椅子の背もたれに背中をくっつけて座っていれば
見えないと思うし。

ユミノさんは
電車の発車時刻の4分ぐらい前に階段を上って来て
いつもの乗車位置あたりまで行ったみたいだった。
(待合室からだとエレベーターの陰で見えない。)

あの人は・・・
あと2分で電車が来る時刻になっても現れない。
えー。今日は来ないのかな。
あと1分30秒・・・
どうしよう。諦めて乗ってしまおうか。
それとももう1本あとまで待っていようか。
でもあと1分少しあるし・・・
そんなことを考えながら、
まばたきするのも忘れて
階段のほうを見ていた。

電車が来ます
というアナウンスが聞こえた。
えー。ほんとに今日は来ないのかも。
と思ったときだった。
階段を上って行くあの人の後頭部が見えた。
私もさっと立ち上がって、
待合室を出て階段の横を早足で歩いて
あの人の並んでいる列の後ろに並んだ。

ユミノさんは、
その2つ向こうのドアのところ(隣の車両)に
スマホを見ながら並んでいた。

うん。大丈夫。見つかってない。

と、ここまでは
ちょっとスリリングながら
予想以上に順調な展開だったけど、
このあとは
いつものように
なんてことない朝の通勤風景だった。

あの人の向かい側に座れたけど、
あの人はずっとボサノヴァ書店のカバーをつけた本を読んでいたし
私も同じようにずっと本を読んでいた。

まあね。
いつ見てもぼーっと音楽を聞いているよりは、
文庫とか新書を読んでいるほうが
少しは知的に見えると思うし、
今日はあなたのほうはあまり見ないで
私も本(『思考の整理学』外山滋比古著)に集中します。
(もう少し腕を伸ばしたかったけど
 いかにも「老眼なので!」って感じなので、
 肘を80度ぐらい曲げて、ぼやけたままの字を読んでいた。
 ちょっと疲れた。)


そうそう。
こないだJINSでいろんなめがねをかけてみた。
ほんとにたくさんの種類があるのね・・・。
今まで「私ってめがねが似合わないよなー」と思っていたけど、
かけてみたら似合うのもあってほっとした。
あんまりみたことのない色だけど
肌色っぽいベージュのフレームのがすごく似合ってた。
よし。もし買うならあんなのにしようっと。



2014年04月04日(金) 行って参ります。


ユミノさんに見られるし
もしかしたら目が合って挨拶して
一緒に会社まで・・・
なんてことになるかもしれないけど。

やっぱり今朝はあの人の駅で待ち伏せしよう。

行って参ります。


だって。
昨日もすごく遠くに座ってしまって
ほとんど見えなかったし。
少しはアピールしてもいいよね。



2014年04月02日(水) もう会うこともないと思うし。

前に書いた“裸の女王様”が
3月末で異動していった。

少し前に「もう呪わない」と書いたけど、
その後も何度か嫌な気分にさせられることがあって
「あと少しの我慢!」と自分に言い聞かせていた。

長い付き合いだった私たち契約社員に対しても
私たちが前もって渡した送別の品に対しても
最後まで「ありがとう」の一言もなかったので、
ちょっとびっくりしたというか。
やっぱり、
人として何かが欠落している人だったんだな。

ま、もう会うこともないと思うし。どうでもいいけど。


彼女と入れ替わりで異動してきた新しい上司は、
私がここで働き始めたころ上司だった女性。

庶務関係の書類を受け取りに行ったら
「ああ●●さん、お久しぶりです。
 これからまたよろしくお願いします」と、
にっこり笑って話しかけてくださった。
私のことを覚えていてくださったんだ。嬉しい。


上司がたった一人替わっただけで、職場の雰囲気が随分変わった。
まず、“裸の女王様”の腰巾着の甲高い愛想笑いを聞くことがなくなった。
そして、ずっと職場を覆っていたピリピリした空気がなくなって
みんなリラックスして黙々と仕事に専念している気がする。
おかげで前より仕事の効率がアップしてるような。
でも、これが普通の職場の雰囲気というものなのかもしれない。
そういえば私も肩が軽い。凝ってない。すごーい!

驚いたのは、
今まで「どうやったらそんな意地の悪い言い方ができるの?」
と思っていた“腰巾着“の口調が、とても穏やかになったこと。
察するに、“腰巾着“稼業も大変なストレスだったんだろう。
彼女もやっとその役目から解放されたのかもね。

ああ。こんなに幸せでいいんだろうか・・・。

でもね。
私だけかと思ってたら、
ほかの人たちも
聞こえるはずのない“裸の女王様”の声や足音が聞こえたような気がしたり
見えるはずのない“裸の女王様”の姿が見えたような気がすることがあるんだって。
こわっ。
ま、みんなだんだん忘れていくよね。



あの人は・・・
先週の金曜日ぐらいから復活。

でもあんまりちゃんと見てない。
昔みたいにもっと近くでゆっくり見たいのに〜。
やっぱりあの人の駅で待ち伏せしようかな。
ユミノさんに怪しまれるから
待ち伏せはしないほうがいいかなと思ってたけど・・・。


 < past  index  will>


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