2007年04月12日(木)...日々
10時を少し回った車内は、桜景色に歓喜する人々で自棄に騒々しい。イヤフォンから流れる時代錯誤のフォークが苛立ちを緩和していた。 息を殺すことだけを覚え、話し方を忘れて久しい。数センチ前の他人との接点が見当たらずに、集団が産み出す会話が何処か絶対的な壁の様に思えた。
2007年04月09日(月)...新学期
生暖かい陽射しと、何処からか香る鮭おにぎりの匂いに、ほんの少し浮き浮きする。線路沿いの桜が白い花弁をはらはら散らしながら、春を讃えていた。
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