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俺の物差しで計った話しになってしまうんだけどさ 俺たちがやっていることは芸術なんだ。絵描きが想像で作った世界を筆と絵の具でキャンパスに描くように、想像で作った世界を楽器を使い音でCDやライブハウスでまき散らす。俺たちがやる音楽ってこういうことなんだ。だから正解もないし、好きでいてくれる人もそうでない人もいるはず。誰もが納得できる画を描けるかなんてわからないけど、自分が表現したいものをブレることなく届けたい。 けど人間はみんな育った環境も世代も違うから、音楽をする動機も違うし聞く動機も違う。そこに自分の正解を押し付ける気はない、だって違うんだから。
それを大前提で、ここからは「俺は」が文前に必ず入るんだけど、お酒ばっか飲むバンドマンが嫌いです。ライブ前にテキーラやらを煽り酒に飲まれてぐだぐだなライブしてへらへらしてる奴が嫌い。いいライブしてわーって酒飲むのは全然いいんだけどね。それでも酒に飲まれる奴はあんまり好きくないけど。俺の物差しで言えば、そんな状態で自分の表現したい音が表現できるのかって思うの。チケット代もらって、忙しい中お客さんに時間つくってもらって、ライブを見るのを楽しみにきたお客さんにただ酔っぱらって記憶もない中でするライブを見せるのってどうなのかなって。 もちろんそういう酔っぱらってる姿がかっこいいだとか、そういうバンドやその姿を見たいお客さんもいるんだろうけど。そういうバンドとはできることなら対バンしたくない。 あと「音」ではなく「人」を見せるライブも俺はそんな好きじゃない。V系も大半がそう。だから苦手。自分の好きな人がやっているバンドだから応援したいって気持ち、わかるけどさ。
ありがたいことに友達はとても増えました。慕ってくれる仲間もたくさんいます。けど音楽への考え方で共感できる仲間は一握りしかいない。嬉しいような寂しいような。俺の都合を振りかざす気はないからそれでいいんだけどね。 リムキャットがやっている音楽は本当にすばらしい芸術だと思ってます。それだけは揺るがず自信がある。正直本当にすばらしいと言えるか不安な時期もあったけれど、ずっと憧れていた先輩方やライブに来てくれるお客さんがそう言ってくれるから間違いないと確信できる。
そんなすばらしい環境で音楽をさせてもらえているけど、どうしても許せないバンドマン・関係者もいたりする。売れないバンドは全部ゴミだと見下す輩、自分の物差しで人をぶん殴り毎日毎日自分の正しさを誇示するのに本心では他人をこけおろす輩。悔しいことに「売れる」ということだけに焦点をあてランク付けした場合、俺たちは負けているのだ。負けている間に噛み付けはしないけど、食い殺してやろうとは思ってる。
ではここからが本題。(前置きの長さ!) なぜ我々は売れていないのか。 リムキャット結成1年8ヶ月。 ここにきて真理にたどり着いた。
ボーカルが太っているからだ。
なんと。 それだ。 売れているバンドマンはみんな痩せている。俺はどうやら太っている。最近はみんな俺がデブであること前提で会話をしてくる。音楽に関係ない環境で出会った人に自分が音楽をしていることを伝えると 「そうなんですねー!ドラマーですか?」 と100%言われる。
自分の信じている音楽をもっと大勢に伝える為には痩せることが必要だと気づいた2015年の終わり。 今度こそ痩せます、すみませんでした。
1/14に主催やります、特に発表してないけど新曲のラフテイクとか来場者特典つけようかなと考えてます。当然その曲を軸としたライブになります。きてちょ。
12/19は吉祥寺Planet Kでライブ。都内でライブするの久々だなー。 そして関西は12/26に北堀江VIJION。なんと!たこ焼きが食べれるじゃないか! どちらもGOLIATH主催イベント。
昨日俺がどれくらいこの日主催のGOLIATHが好きかを長文で書いたんだけど、そういう時ってパソコンバグるよねー、全部消えちゃうよねー、悲しいよねー、、、って感じなので省きます。 CDもDVDも全部買ってて、本当にかっこいい最高のバンドです。リムキャットの曲は少なからず影響受けてます。どれくらいかっこいいかは19日に聴いてくれたらわかるよ。楽しみにしててね。 一緒のステージに立たせてもらうんだから俺たちも同じくらいかっこいいライブしなきゃだけどね。
12/19は6月に出したアルバムに入ってる「fakes」という曲を初めてライブでやります。 世界で一番嫌いな街、新宿をテーマにした曲を歌いたいなと思って作った曲。 なぜかタメ口で片っ端から女性に声をかけまくる変な髪型で変な服装で変な髪型の変な人とかさ、何か俺、強いんだぞ!オーラを出してふらふらしてる人とかさ、もう意味わかんないっす。あれなんなのあれ。 あと風俗の勧誘ね、すごいのよ。「おっぱい、おっぱい」って言われるのよ。最早勧誘なのかも微妙だよ。あるわ!俺にもあるわ!I have 2 oppaisだよ!本当に汚い街だなと思います。 そんな街を歩いてるとすごく疲れて、けど強がんなきゃって思って、無理に感情をブーストしちゃう感じを曲にしたのさ。 去年地元で扁桃炎の手術して、2ヶ月ぶりくらいに東京に帰ってきて、それでまいっちゃった時に歌詞書いた。 嫌いな街を曲にしたら好きになれるかなって思ったけど今の所嫌いです。
19日、26日のライブはどれくらい素の自分で楽しめるかな、間違いないのはリムキャットはこれまでで一番いいライブができそうってこと。みんなが好きでいてくれるリムキャットの曲をさらにかっこよくしてステージから届けるからね、来てくれるの待ってるよ。
嫌われないように嫌われないようにと 本当の自分を壁で囲って理想的な自分を描いて生きてる その壁に描いた理想の僕は 笑ってくれた君の数分の記憶になる 天気予報の次くらいにどうでもいい一瞬 そして忘れられていく僕みたいな人が映るシーンは 君に何をしてあげられるんだろう
嘘をつくことには疲れてないけど 自分を守ることに疲れてしまいました
テーブルの上にタバコの空き箱やコンビニ袋を散らかして立ち去る人 そんな人がいたのさ。 昨日は高田馬場駅で並んでいる列に割り込むサラリーマンがいた。 以前なら腹立たしいと感じたことも、最近では「この人にも家族がいるんだ」とか「この人の幸せを願う誰かがいるんだ」って思うようにして苛立たないようにしてる。そんな奴らにイライラさせられて俺の1日のうちの数分を奪われるのがもったいないしね。 度を超えたやばたんな奴だった場合は笑顔で受け流して後ほど呪うけどね。
けどさ、なんで腹が立つかって、自分の正解を押し付けてるからじゃんね。 自分の正解にそぐわない事象を間違っているとするのは自分勝手なことじゃないのかな。 列に割り込む人からしたら、横入りしても法律的に何の問題もないわけで、きっと一生再会できないその数分だけ同じ車両を共有する人間に忌み嫌れようと、イスに座って疲れを癒し、そして回復した体で家に帰って我が子と遊ぶことの方が正解なのかもしれない。 誰もが納得できる揺るぎない正解がないから戦争が起こる。 俺はせめて自分の周りにいてくれる人々が喜んでくれるような正解を出せるように生きてます。 みんなが笑っててくれるのが俺の正解。 貴方からしたら不正解かもね。
2015年12月08日(火) |
perfect smile |
リムキャットになってから初めてブログを書きます。 1年くらい前にネガティブなことを発信するのを辞めて、Twitterや人様の前では極力ニコニコして生きるようにしようと決めました。 嫌じゃんね、イライラしてます報告とかされても。 Twitterとは便利なもので、バンドマンがアドレス交換する程深い関係に至る前のクッション的な役割でフォローしたりフォローされたりできて。そういう場所でいきなり病んでますツイートをしてしまうのはどうかなって思ってさ。どんどん成長を続けるリムキャット、それはもう俺達だけのものではなくてまだまだ売れてはないけどいろんな方に認知してもらえて、その中で俺の一瞬の感情の起伏をありのままに晒すのはベターじゃないなって思ったのさ。 けど最近ね、というか制作期間だからよりそうなんだろうけど、ありのままの自分を探そうとしてて。そうしたら、主にネガティブな根源で生きる自分を思い出したんだ。 だからブログには、独り言レベルだけどTwitterや人前には出さない無添加の自分を記録していこうかなと思い今回ブログを始めました。
某アメブロのように信じられないくらい広告が出るブログは嫌だなーなんかないかなーと思ってたらレクレンズの頃に作ったブログあるじゃん!って思い出して再利用しております。。
そういえばレクレンズ2日間限定復活、ありがとうございました。本当に深い意味がない限りもうやらない予定です。何にしろ当時の気持ちではもうできないからさ。振り返ってもそこに夢はないんだってさ。
ブログのタイトル「near perfect smile」は今書いている詞のテーマ。スッゲー長文を書いて物語を作ってそこから抜粋して歌詞にしてます。 完全な笑顔って何でしょうね。貴方にとっての完璧って、どんな状態ですか?
何も隠さず生きられるほど器用じゃないし美しい毎日を生きていないけど、29回目の冬はいい冬になりそうです。
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