こんな世界で、こんな国で、正気を保てるほうがおかしい。

あいつら、ちょっと心を許したら己の罪をすぐ忘れてつけ上がるからな。

ご飯のよそいかたが汚いんだよなー。
私が見ていないからって、手に付いたご飯粒を茶碗になすりつけてるんじゃないのか？

自分ではできない身で、そんなこといちいち言ってられないしなあ。

あと、例えばラーメンに入れるネギはストックしてある輪切りではなく、それ用に千切りか斜め切りしてほしいが、そんなことは言えない。
汁物にほうれん草を入れるときは、ほぐしてからにしてほしいが、それもいちいち言ってられない。

そんなことは言えないのを、おそらく分かってはいないだろうが。

「死にたいなあ」と言ったら、驚いたり必死に励ましたり説教したり泣いたりするのではなく、「そうだよねー、死にたいよねー」と言いながら一緒にお茶を飲んでくれる友達がほしい。

私の場合、「もう絶対、今すぐ死ななきゃ！」は病かもしれないが、常に心の底に死にたいが薄ら漂っているのは病ではないと思う。
むしろ、何かまかり間違って「ひょっとして生きていけるのでは？」と思ってしまうことこそ錯覚だし何らかの病。

母、人の都合も考えず急ぎでないことを頼んできて、命令口調で「ちゃっちゃとやってよね」だと。


謝れば簡単に許してもらえると勘違いしている奴が多すぎる。

父は「何で怒ってるのか言わなきゃ分からない」とほざくけど、言ったところで反省も改善もしないし、すぐ忘れるだろ。
無駄な労力を払わせるな！

それに父は「お父さんもお母さんも、嫌がることをわざとしたりはしない」と言うが、お前、性犯罪者のくせによくそんなことが言えるな。
子どもの頃から、嫌だ、やめてくれと、何度も何度も言ったよな？
それでも、「何で嫌なのか分からない」という顔をして、いっこうに反省もしないし、やめもしなかったよな？

悪かったと思ってるとか言っても、どうせ、すぐに忘れるんだろ？
なんなら、何故か被害者づら。
自分が発する言葉の凶暴さをまったく分かっていない。
「歩けないからあんたは人間じゃない」と言った35年前からずっと変わらない。

他人の（それも、自分が勝手に生んだ子どもの）時間を不当に奪うことがどういうことなのか、分かっていないんだな。

自分が何を言ったのか、これまで何を言ってきたのか、ときどき思い出させなくてはいけない。

初犯より再犯のほうが罪も罰も重いのは当たり前だ。簡単に許してもらえると思うな。

死にたい気持ちは病なのだと人は言う。

いや、「もう絶対、今すぐ死ななきゃ！」は病かもしれないが、常に心の底に死にたいが薄ら漂っているのは、もはや病ではないと思う。
むしろ、何かまかり間違って「ひょっとして生きていけるのでは？」と思ってしまうことこそ錯覚だし何らかの病だろう。

タイムマシンがあったら、絶対、過去に行って自分が生まれないようにする。
だから、バック・トゥ・ザ・フューチャーの主人公の気持ちが全然分からない。

自分がこの世に生まれないことになったら、自分の意識も存在しないわけだから、別に生まれなくたって不都合はないじゃないか。
生まれたら不都合が生じるだけで。

早く死ななくちゃ。
死ぬ準備しなくちゃ。

些細な一言で、死にたくなる。

いま死んだら、コロナ禍のせいだと思われるのだろうか。

それは癪だな。