或る鉄道会社の電車に乗ると、必ず嫌な思いをする。 客を客と思っていない態度のせい。
けれど、私は随分前から気付いている。 嫌な思いをするのは、本当は、母のせい、だ。 自分の気持ちの赴くまま、駅員に対して怒りをぶつける、母のせいなのだ。
あなたは、それですっきりしたでしょう? 私は、そんなことでいちいち怒っていたら生きていけないのに。 私はね、いつもこんな状況にさらされているのよ。 想像したこと、ある?
どの道、私が我慢すれば良いことね。
そうなんでしょう?
2013年09月02日(月) |
民間療法などという生易しいものではなく、正に狂った宗教だった |
トラウマだと分かっているのに、蓋を開けてしまった。
昔……子供の頃、強制的に参加させられていた「新興宗教」について調べてしまった。あれはいったい何だったのだろうか、と。
それは所謂宗教では無いけれど、怪しさと、人の人生を狂わせる点に於いては新興宗教そのものだ。
少しは冷静に、客観的に眺められるかと甘く見たせいで、予想以上に傷口から鮮血が溢れ出した。
まだ、生々しく蘇って、息が苦しくなる。憎しみばかりが、膨れ上がる。
信じていないのに、奇跡を願われ、その狂信に、ただ付き合うしかなかった。
あの人たちは、何時か後悔するだろうか。
後悔して欲しい。
|