なんでもあったことを書くだけでいいんだ。 父はそう言っていた。 日記を書き始めてもうすぐ五年になる。 だけど、なんだか大事なことは何も書けなかった気がする。 「いつか誰かに読まれること」、をどこかで意識しながら 心を抑えて書いている気がする。 自分のために書いているのに、 未来の自分や誰かのために書いているような、 面倒くさいものになっているところがある。 だから、ここでは裸の自分でかっこ悪いところも 醜いところも、隠さずに 今の自分のためのはけ口になったらいい。 それと、家族のトラブルに関して詳しく心の内を 綴っていきたいと思っている。
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