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近藤智洋@広島SHELTER69
楽しかったです。 PEALOUT解散(正確にはその前年のCave-be)以来の近藤さん。自分語りが入ってしまいます。ちょっと長いです。
PEALOUT解散から3年、なかなか都合がつかず聴く機会の持てなかった近藤さんの弾き語りに初めて行ってきた。 PEALOUTは大好きなバンドだったし、それなりに聴いていたつもりだった。 解散を知った時は悲しかったし、インタビュー記事を読んでとても落ち込んで(今思えば失礼な話だけど)、その後のメンバーの活動を追う気になかなかなれなかったこともある。 去年(丁度広島でのライブに行けなかった頃)あたりから、やっぱり近藤さんの唄がもう一度聴きたいなと思って、やっと。Bass弾きだった近藤さんがアコギで弾き語り…どんな風になるんだろうとワクワクしながら始まりを待って、最初のThe Beatlesのカバーを聴いた瞬間、この空白の3年間を後悔…。 そこにいたのは“ex.PEALOUT”の近藤さんではなく、“近藤智洋”だった、というか。自分で書いててよくわかんないな。近藤さんのライブはその日の気分やその時気になった曲をやっていくといった感じ。その日はお店のBGMがThe BeatlesやNeil Youngを流していたので、そのあたりのカバーをやってくれたり、The Roostersの池畑さんの誕生日イベントが同日に東京で開催されていたので、PEALOUT時代にもカバーしていた「C.M.C」をやってくれたり。別の場所ではまた違ったライブになるのだろうな、と、別の場所でも聴いてみたいな、という気持ちになった。 会場になったSHELTER69にはアップライトピアノがあったので、生ピアノも聴けた。ルイ・アームストロングの「What a wonderful world」で不覚にも泣きそうになった。近藤さんソロ名義の曲でとにかく良かったのが、「二人の航海」という今年出た新譜に入ってる曲。ライブ中に聴いたときはメロが素敵だなーと思ったくらいだけど、CDで改めて聴いたら歌詞が良くて。
>涙枯れるまでずっと そう、泣いていればいいさ、僕の隣で >きみの涙を止める魔法は まだ持ってはないけど >この雨に負けないように 傘をさしてあげることができる >これ以上、きみがもう濡れないように
こんなの弾き語られたら惚れちゃうじゃん!とか思ったり。最初から最後まですごく幸せな時間が続いた、良いライブだった。アコースティックギターと、ピアノと、ブルースハープ、それに声。このシンプルな音の重なりだけで周囲を自分の色に染められる、そんな近藤さんの唄にもう一度出会えてよかった。
1. A DAY IN THE LIFE (※THE BEATLES「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」) 2. LAZY CRAZY BLUES (※SHEENA AND THE ROCKETS「真空パック」) 3. My imagination (※GHEEE「Reconquista」) 4. 走る風のように、落ちる雨のように。 5. ジェネレーションズ (※kaoru「詩人は夜明けにガムを噛む」) ※piano 6. No Knock (※GHEEE「Reconquista」) ※piano 7. 二人の航海 8. 小さな欲望 9. C.M.C. (※THE ROOSTERS 「C.M.C.」) 10. Everyday & Every night 〜 ENCORE 〜 1. Helpless (※Neil Young「Decade」) ※piano 2. What a Wonderful World (※Louis Armstrong ) ※piano
※日記を書く場所を改めることにして、過去の日記をどうしようかと思ったけど、 やっぱりこの日以降の思い出は私にとって大切な日々なので、転載しようと思います。 ほぼ自分のための備忘録。
カオリ
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