2014年12月20日(土) |
日記:イコカとスイカ |
関西に住んでいる私はイコカを持っている。今日、東京駅100年だとかで、記念スイカ(なかなか素敵なデザインだよね)を売り出したら、大騒ぎ!・・・になったみたいで。徹夜した人やめっちゃ早起きした人、買えた人はいいけど、ちょっと違いで買えなかった人はさぞ悔しい思いをしたんだろうな・・・と、同情した。
それにしても、みんな限定モノ好きだよね。私もたぶん好き。期間限定とか当店限定とかついつい買っちゃうものね。そんなみんなの気持ちをJRはちょっと読み損なっちまったんだね。販売予定数が12000枚とか。
数を限定しないで、どんどん作ってどんどん売れば良かったのに。なんでも買った人が早速オークションに出したとかで、20万円だとか。これからでも遅くないよね、どんどん売ればいいと思う。
そのせいで20万で買った人が悔しい思いをしても、私は同情しないよ。
エヴァンゲリオンの最終巻が出た。私の目の黒いうちに最終巻が出るのか?・・・と心配していたので、まぁよかった。で、早速読んだのだけど、13巻が出たのがもうはるか昔で、お昼に食べたモノさえ夜には忘れる今日この頃、頁を開いてもさっぱりわからず、13巻を引っ張り出して最後の方を読んでみるも、全然思い出せず、ままよと最終巻を読んだ。
もっと破壊的な終わり方を(どんな話を考えているのだ?私は)期待していたので、主人公が前を向いて歩いて行くのだ・・・的な終わり方だったので、ちょっと予想をはずしていたのだ。結局は少年の成長物語ってことだよね。
登場する小道具がなかなか複雑で、意味深で、テレビでアニメを見たときは興奮したのだけど、長い年月を経て興奮する元気もなく、感動する力も目減りしてきた私は、とりあえず終わって良かった・・・と、思うのだった。
また最初から読んでみようと思ってるよ。
この前、PCのメモリーのところを掃除するのに、エアブラシだっけ?・・・を買って、ついでにあっちこっちブシューっと吹き付けていたら夢をみた。おうちの床をブシューブシューと風の勢いで掃除をしている夢だった。私は床に這いつくばりながら、『こんなんじゃ、なかなか終わらないよな』と思いながら、ブシューブシューと吹き付けているのだった。
今はもう12月なんだけど、全くもって年末気分は盛り上がらず、もはや街のジングルベルにだって追い立てられることもないくらい貫禄の落ち着きぶりだ。この調子だとあと10日ほどしてはてしない後悔にさいなまれるのは間違いない。
で、それでも今までやりようがないから見ないふりをしていた、テレビの小さい蓋を開けたところとか、DVDの隙間とか、ホコリを見つけたらブシューっとやっているのだ。
でも、勢いよくホコリが舞い出てくるけど、そのホコリはどこへいくのかな。
テレビでさんざん言われてることだけど、ホント昭和が遠くなるわ。最近亡くなる人が、直接お目にかかったことなんてなくても、知ってる人ばかりなのは、私も年をとったってことよね。そんなこんなで「幸せの黄色いハンカチ」を見たのだった。
何度か見たことあるし、きっと途中で見るのやめちゃうだろうな・・・と、なんとなく思っていたのだけど、これがとてもおもしろかったのだ。だって、テレビの中には懐かしい昭和が隅から隅までびっちり詰まっていたのだもの。
出演者がみんな若い!・・・あたりまえだけど、たった30年ちょっと前までの風景は、今のとはずいぶん違って見えた。今ほどピカピカでなくて、なんだかほこりっぽいような、そんな感じなんだけど、あたたかい感じがした。
最後はお約束の涙で終わったけど、それは物語への感動ではなく、無くしてしまった、無くしつつある、昭和への懐かしさだったと思うのだ。
私もファミリアに乗っていたよ。
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