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とりあえず前を向いていればいいのこと。 - 2017年08月18日(金)

前回の更新からもう二カ月くらい経ってました。

仕事の方は、順調なのか分かりませんが、一応
自分のやりたいことをやりたいようにやってます。
まだまだ出来ないことも未熟なことも多いですが
何とか毎日を着実に前に進めている感じです。

***

先日、以前勤めていた同僚と飲む機会がありました。
その会社は一応同業なので、仕事関係の話も少し
したのですが、やはりというか何というか、
業界は同じとは言え、仕事内容も社風も微妙に
違うとしみじみ思いました。
彼らの話題は段々と仕事の愚痴へとシフトしていき
「規制が厳しくて残業させてもらえない」とか
「なのにやるべき作業が多くて手が回らない」とか
最終的にそういう話になっていた。
でもよくよく考えると、私が在職していたときも
まったく同じことを考えていたので、いつまでも
この会社での愚痴は変わらないのかもなぁと。
そして、幾つかの会社を転々として切に思うのは
そんな程度(と言ったら失礼ですが)のことを
愚痴に出来るなんて恵まれた悩みだよなぁと思う。
世間には、残業したくなくても残業せざるを得ず
休日手当や残業代も出ない会社なんて山ほどあるし
仕事自体も、社内で何もやるべき作業が無いことに
比べれば、任せてもらえるだけ有難い。
要するに、それほど待遇が素晴らしい会社に居ても
愚痴というものが出てくることが何だか面白い。

私の今勤めている会社は、上にも書きましたが、
一応同業ではあるものの、何とかやりたいことを
させてもらえる環境だし、次々に色んな企画が
持ち上がり、それに対するスピード感もかなり速い。
半面、以前勤めていたその会社と比べたら、
待遇なんてそれほど良くはないし残業代も出ない。
それでもやはり仕事をするうえでプロとして
働くのであれば、私は今の会社の方が良い。
自分がやりたくて選んで、それでやるべきことを、
きちんとやる。そういった仕事。
やはり転職して良かったなと改めて思った。

ただ一つ。気付きもあった。
それは彼らと話しているうちにさすがに待遇は
良いなと思う半面、これからのことを考えると、
漠然とした不安のようなものも少し感じた。
その会社に勤めていたときにはかなりその思いが
強くて、「自分はこの会社を離れたら何ができる」
という漠然と自分が社会で生き残るための不安
というかそういった自身の無力さのような恐怖が
そこにはあった。
転職してから恵まれない職場や過酷に思うような
出来事が多かったせいなのか、そういう思いを
あまり感じることが無かったけれども、彼らと
飲んだその時に、「自分は生き残れるかな」と
久々にそういう気持ちを抱いた。

それはきっと、今、好き勝手に生きてきたものの
何とかやりたいことをやれている現状があって。
そのことで一次的には満足している自分が居て。
色んな事があって、それで色んな事を考えた結果
しばらくはここで、こうしてサラリーマンとして
働いて生きていくことが正解なんだ、と思った。
そのことで心に安定が生まれたように思う。
だから、もし会社を離れたときに、自分の価値は
どれだけあるのかとか、社会に対してどういう
貢献ができるのかとか、そういう思い気持ちが
また持ち上がってきたのではないかと思う。
端的に言えば、クビになったり、定年を迎えたら
自分は果たしてどんな人生を歩んでいくのか。
そもそも、生活するにはどうしたらよいのか。
子供たちを含め、家族を支える立場として、
そういうときにどうやって収入を得るのか。
そんなことを、久々に漠然と不安に思った。

まぁ悩んでみたり不安に思ったところで、その
時間やエネルギーが勿体ないので、結局のところ
他に目を向けるか、その問題の解決のために
ひた走るほか無いのではないかと思う。
ここ数年自分の中のキーワードの一つとして
「着実に」とか「じっくり」という言葉があって。
幾ら焦っても仕方のないことだし、その流れに
飲まれずに、きちんと自分のやるべきこと
なすべきことを、前を向いてこなしていくことで
きっとこの先の道は開けると思っている。
だから、そういう不安はあるかもしれないけれど、
今自分がすべきことは疎かにしちゃいけなくて、
そういう恐怖を見据えながらも、今ここで自分が
立っている場所から、そういう未来のまだ見ぬ
不安に対する距離感を詰めていけば良いと思う。
たまにはその距離感すら忘れて夢中になることに
打ち込むのも良いと思う。

結局何が言いたいか散らかってしまいましたが、
要するに、時間が解決するからそんなに悩まず、
とはいえ時間は大切に使いながら、一歩ずつ
前に進もう。ということです。

***

私生活。休日のこと。
今年の目標としてひそかに心に抱いていたことで
クルマを乗り回せるようになるというのがあって。
先月にペーパードライバー講習を受け、その足で
クルマも購入し、現在は、休日ともなれば何とか
運転し(ちなみに妻もペーパードライバーだった)
家族で出かけている。
私もそうだけれど、妻が特に、思い立ったらすぐに
行動するたちなので、そんな急展開で事が進んだ。

まだまだ慣れないことも多く不安はあるけれども、
こうしてクルマを運転して出掛けることのできる
メリットはやはり大きいなと感じます。
学生時代は自転車で回るので十分な小さい街で
過ごしていたし、社会人になってからは都心で
生活していたので何かあれば電車に乗ればすぐに
色んな所へ行けたけれども。
こうして、チビも二人居て、それでいて住まいも
郊外ともなると、やはりクルマの存在はありがたい。
あとは、実家へ帰省するときにも大変便利。

***

できなかったことが、できるようになる。
それはとってもワクワクすることなんだと思う。
新しいことに挑戦すること。続けること。
まだ見ない自分に出会い、昔の自分がそれを見て
「良いじゃん」と思えるなら、きっと良い生き方だ。

悲観しすぎず、前を向いて、やるべきことをやる。
そうすればきっと光は差してくるはずだと。
何とかそれでやっていきます。

***

2017/08/19 04:58


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