VITA HOMOSEXUALIS
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2020年04月05日(日) 都会と田舎

 都会の青年の方が田舎の青年よりも小綺麗だと思う理由は、田舎には冬場なんぞにときどき鼻水を垂らしてる男の子がいるが、都会ではそういうのをほとんど見かけないからだ。

 九州にいたとき、かねてから私が美しい男の子だと思い、思い出してはオナニーする子がいたが、その子が職場の会議のとき何かいっしょうけんめい発言していたけど鼻水が出てて鼻の下が光っていて、それが気になって仕方がなかった。

 でも、私の通っていた田舎の高校では、あの程度に鼻水を垂らしてるのは恥でも何でもなく、冬場になるとたいていの子がそうだった。そういう私だって山の中を駆けるランニングの練習中にいつの間にか鼻水が出てたらしく、ゴールしてからコーチが全員に「よ〜く鼻をかんでおけ」と言ったものだ。あれは全員に言ったのであったが、私のことを気にしてわざわざ言ったのだろう。

 寒いときは鼻水が出てても気づかないものである。それを気づかされたときの恥ずかしさがたまらない。その恥ずかしさに負けてオナニーしてしまうときもある。九州の男の子の話を書いたが自分だってある年の12月の暮のとても寒い夜に自転車で田んぼの中を15分ほど走ってコンビニに買い物に行ったときにいつの間にか水鼻が出ていて、それに気づかずい買い物をしてレジに行ったら、レジの若いのが「ティッシュあげましょうか」と言う。そっと鼻の下に触れてみるとぬるぬるっとして洟がたれているのだわかった。

 こんなことで感じるのは本当に変態だ。でも相手が女の場合はノーズプレイといって鼻水を垂らさせて楽しむ一種野サディズムみたいなのがある。自分の場合はSやMには関係ないのだが、女が相手でそういう趣味の持ち主がいるならゲイにいてもおかしくないだろう。

 でもちょっとノーズプレイと違うところは、盛大にダラダラ出てるのが良いのではなくて、ちょっとだけ顔をのぞかせて光っているのが良いのである。不潔感のない透明な水状のものに限る。そうしてそのオトコはかなりハンサムな若者でなければいけない。


2020年04月04日(土) 大阪の彼

 私は何度か彼とつきあった。

 断続的に3年ぐらい、かなり長続きした仲だと言えるだろう。

 彼とは私が出張で関西に行くときに会った。

 私の泊まり先は安い宿だが、フロントを通らずに部屋に入れるところを何軒か発見して定宿にした。

 そのロビーで彼と出会い、まず食事をする。

 彼はかなり大食いである。

 味覚は鋭くないが、腹いっぱいになることを好む。

 彼のカラダは大柄である。彼は20代の半ばだが、定職がない。無職である。家にいて、引き込み利に近い生活を送っている。高校のときから不登校になって中退したという。だから学歴は中卒である。中卒ではまともな仕事がないので、彼はもう就職をあきらめている。

 これ以上書くと個人が特定されてしまうように思うのでやめる。

 ともかく、気立てはやさしく、思いやりが会って、誰にでも好かれる。

 私もまた少しは彼の将来を心配しつつ、彼のことが好きだった。

 彼は最初にシャワーは浴びない。終わってからだ。彼は服を脱ぎ、トランクスだけの姿になる。

 彼はトイレに行く。私はそれを狙っている。彼はあまり酒を呑まないが、全然呑まないわけではない。だから私は彼になるべく飲ます。そうして彼がトイレに行きたくなるのを待つ。

 彼はトイレから帰ってくる。トランクスの前はペニスの形が浮き出てテントになっている。そのテントの頂点にオシッコの染みがある。

 私はそこにくちづけをする。舌でその染みを味わう。彼のは少し苦味がある。

 トランクスをおろして彼のペニスをくわえる。その先端はまだオシッコで濡れている。汗臭い、苦い、酸っぱいような味と匂いが私の顔面を襲う。私は思わず気が遠くなる。

 私もトランクスを脱ぐ。私のペニスはもう、我慢汁でねっとり濡れて、触ったところから糸を引く。それはだんだん硬くなってくる。私はそれを彼の口に突っ込む。彼は最初は嫌がる。だが、私のペニスを目の当たりにすると、結局それをくわえこむ。

 私はカラダの向きを変える。彼の口にペニスを挿したまま、それを支点に体を回転し、彼の顔に尻を向ける。そうして彼のペニスを加える。私が彼のオシッコをなめたときには、彼のペニスはあだ小さかったが、今ではそれは大きくなって、私の口からはみ出しそうになる。

 私たちはしばらくそうやって格闘のようなことをし、ベッドの上で昂奮していく。


 ときには私の方が先にトイレに行くこともある。

 そんなとき私はわざとオシッコをふるい落とさない。むしろペニスの先をじんわりと濡れたままにする。

 そうして彼の口にそれを突っ込む。彼は私のオシッコをなめる。

 「どうだった?」

 「どうって、べつに」

 彼はオシッコには感じてない。私は少し失望する。


2020年04月01日(水) コロナウィルスの夜

 たまたまここへ迷い込んで来た方に申し上げますが、この日記は楽しいことを書き綴った日記ではありません。同性愛者であり、おしっこや鼻水が好きといった変態趣味を持つ私が若い頃からの回想を書き綴ったものです。普通の方は読まれると不愉快になるだろうと思います。それでもこれを書いてきた理由は、大げさに言ってみれば、自分を見つめ直すためでした。こんな変な人間が生きてて良いのだろうかと、私は常に思ってきました。うつ病になりかけたこともあり、自殺の試みをやったこともありました。はやく死にたいと思っていました。生きれば生きるだけ、辛いことが重なります。

 今は新型コロナウイルスというものが流行り、自分もいつ感染するか、感染したらどうなるのかわかりません。それでもどうにか日々の生活を送っています。

 送っているとそこに性の衝動を感じます。おとなしい手淫だけでは満足できない疼きを感じます。

 再び背徳的なことを書いてみようと思います。半分はフィクションです。誰でも自分の人生を語るときは作り話をするものです。


aqua |MAIL

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