眼鏡越し
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2010年06月28日(月) 汗かきべそかき。

暑い日。
汗っかきな私は、立っているだけで湿る。
自転車通勤をしている頃、
背中に汗をかいて洋服が濡れてしまうことが多々あり。
それを見た上司に「雨降ってた?」と聞かれ
はい降り始めたみたいですと平気で嘘をついた後
嘘です汗ですと速攻カミングアウトし、哀れんだ目で見られた思い出。
女子も男子も汗をかくことを不快に思わない世の中なら
どんなにいいだろう、と、子供の頃から密かに思っている。
あと、加齢臭という言葉と、それに対する嫌悪が
この世から無くなればよいと思う。
あれは、小さい頃感じたおじいちゃんおばあちゃんのにおい。
そういう類のCMを見ると、胸が痛むのだ。
そんな事言いつつ柔軟剤はレノアだし
ファブリーズ2種類使ってますけど。
きりこについて に影響されて、そんな事を思う。


息子が風邪をひいたよう。
しかし気持ちは至って元気。
鼻水を垂らしながら「プール!プール!」と叫ぶ。
気持ちはわからんでもないがね。
却下です。


2010年06月27日(日) 噛んで飲み込む苦味。

ここに引っ越してきて半年ほど。
色んなことに慣れたり慣れなかったり、
日々心の中で大奮闘。
見た感じはボーーー。



さて、突然だけれども
私は写真を撮るのが好きです。
カメラを持って散歩することも多い。


先日のこと。
趣味のカメラを首にぶら下げて息子とお散歩。
前から来た小学生の集団に言われてしまいました。
「あれじゃない?カメラ持ってるし、不審者。」
あぁ。
あぁーーーー。
胸が痛い。



数年前を思い出す。
久しぶりに会う友人宅に一眼レフを持っていったら
彼女ははっきりとは言わなかったが、明らかに引いていた。
で、無意識に「こんなオタクみたいなの・・」と呟いた。
あぁ聞こえちゃった。
しかし何もなかったかのようにやり過ごす(これ得意)。
胸が痛い。

後で聞いたこんな話。
友人の子供さんが通う小学校がアニメの舞台になっているらしく
アニメのファンが大きいカメラを持ってたむろしていたり
カメラをバッグに隠して盗撮する人もいるのだと。
そりゃひどいわ。
親御さんは心配だろうし、
なにより子供たちは恐い思いをしただろう。
怒りを覚えるのと同時に、少し考えた。
もしかしたら紙一重なのかもしれないと。
アニメファンも、盗撮しようとした人ばかりではないのかもしれない。
でも、何も知らない人からしたら、恐怖だ。
私は彼女に写真を撮るのが趣味だとも
今日カメラを持っていくよとも伝えていなかった。
自分の常識=彼女の常識では無いのに。
びっくりさせてしまったかもしれない。
コミュニケーションの不足。
胸の痛みは、噛み砕いて飲み込むことにする。




それからは、撮らせていただく人や
写り込みそうだなという人にも極力声を掛けるようにしている。
街の音に混じった微かな「カシャ」っていうシャッター音や
遠くから向けられているレンズが
気になってしまう人は、きっとたくさんいる。
人の小さい呟きが気になって、聞こえてしまう私のように。
せめて関わった人(自分がカメラを構える周りにいる人)には
写真やカメラで嫌な思いをして欲しくない。
自分が傷つきたくないと言った方がしっくりくるかな。
好きなものが嫌悪されると結構な凹み方をする、未熟者ゆえ。






先日の小学生たち。
なにか良くない出来事があって
学校や親から注意するよう言われたりしたのかもしれない。
この辺はお店もないし観光地でもないし、
地域外の人が歩いていると、目立つ。
引っ越してきたばかりの時、
ただ歩いているだけで
会う人会う人「誰?」と聞かれたものだ。
そういう誰だかわからない人がカメラを首にぶら下げて
とくに写すものもない道(私にとっては素敵な写真スポットだけれども)を
歩いていたら、まぁ、気になるのだろうなぁ。
少し時間がかかるかもしれない。
まだ、胸の痛みは飲み込めてない。
咀嚼中。
私がもっと地域に溶け込んで、
いろんな事を理解してコミュニケーションを取れるようになるまで。
ちょっくら頑張ります。
たぶん私はずっと写真が好きだからさー。
写真は、楽しい。



あーー街の中を音楽聴きながら自転車で疾走したいよぅ。


2010年06月21日(月) 未知の街で道を聞く。

小沢健二のコンサートにあまりに感動して

無性に何か書きたくなって日記を再開してみました。

前の日記からもう1年近く経っているのですね。

今読み返すと、懐かしい息子と私の姿。

卒乳できるか不安、と書いてあったけれども

息子は一生懸命我慢して立派に卒乳ができたし、

感情も豊かになって日に日に成長しているよ、と

あの頃テンパりすぎてテンパってる事を他人にも言えずにいた

私に教えてあげたい。

まぁ今もテンパり気味ではあるのですが。



そういえば。

先日の小沢健二のコンサートに向かう際

会場に行くのが久しぶりすぎて直前で道に迷ってしまい

信号待ちをしていたポップな若者3人組

(キティのスウェット・金髪・ビーチサンダル・原付)に

道を訪ねたら、とても親切に教えてくれた。

今日は何をやってるんすか?と聞かれ

小沢健二って知ってますか?と訪ねると3人とも知らないとのこと。

コンサートなんです、と答えると

原付の男の子が「楽しんで来て下さい!」と言ってくれた。

なんかうれしいじゃぁないか、こういうの。

ところで私は本当によく道を聞かれる。

地元でも旅先でも駅でもどこでも。

無害な雰囲気を全身から醸し出しているのだろうな、と自分でも思う。

それはどうでもいいのですが

今度誰かに道を聞かれたら

その人が未知の街でちょっとでもうれしくなるような

受け答えができたらいい、と思ったのでした。

浜松の若人トリオに感謝。


2010年06月19日(土) ひふみよ。

2010年6月17日
小沢健二 
ひふみよ
はまホール。

素晴らしかった!
いつも聴いていたからか
懐かしいという感情は全く無く。
・・変わらないなぁ。
いや、以前より言葉が力強かったかな。
ドアノックダンスも一緒に踊って!
みんなで大合唱をして!
なんという幸せな空間だったろう。

しかしまた歌ってくれるなんて。
夢みたいだな。





長い階段をのぼり 生きる日々が続く
大きく深い川 君と僕は渡る
涙がこぼれては ずっと頬を伝う
冷たく強い風 君と僕は笑う
今のこの気持ち ほんとだよね

強い気持ち・強い愛  小沢健二




ゆり |MAIL

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