前回までのあらすじ |
試したいことがあったのでサイトを立ち上げました。
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こんにちは。 管理人の砂谷紅緒(さごたに べにお)と申します。 以後よろしくお願い致します。
初回ですので、本日はサイト名とHNの由来をお話ししようと思います。
【あかずの una bara】 ・あかずの ……開かずの扉。また「あか」という音から連想される「赤」は「bara(薔薇)」にかかる。 ・una bara ……イタリア語で「棺」の意。ローマ字読みだと「海原」になる。
薔薇の花を敷き詰めた棺が波間を漂っている、とか。 すべては海より生まれきて海へと還る、とか。
【砂谷紅緒】 ・砂谷 ……雀の砂浴び。またキリストの最後の言葉「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」の「サバクタニ」に「砂漠谷」と漢字を当てたもの。 ・紅緒 ……赤いお紐。某はいからさんと同名だが関係性はない。
母が聴かせてくれた子守唄「歌を忘れたカナリヤ(金糸雀)は赤いお紐でくるくると戒められて砂の上」を漢字四文字の名前で表現しました。 構想中の長編小説にも、冒頭で「金色の翼をもつセイレーンが手足を縛られた状態で浜辺に打ち上げられる」場面が描写される作品があります。 わたしの創作世界観の中核をなすイメージです。
掛詞、ダジャレ、ダブルミーニングが好きで、ファンタジー小説の独自用語を設定するときには必ずと言っていいほど組み込んでいます。 連想ゲーム方式に思い浮かんだ言葉を次々とつなげていくやり方は、もはや砂谷作品の様式美。 たったひとつの単語から新しい設定が、展開が、物語が生まれることも珍しくありません。
ウナバラにはまだ多くの物語が眠っています。 目覚めさせるも、そのまま朽ち果てるのを待つも、わたしの気分次第。さて。
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2018年02月28日(水)
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