親切な先人達が、通り際に立ててくれた道標。

よちよちその方向に向かって行ったらば。
色んな処に辿りつく事ができて、まあ。
それはそれで。　　よかったのだけれど。

流石に、見た事のある風景ばかりで。

なんとなくさあ。　　おもしろくない。

と、言いますか。　　居心地がどうも。


よろしくない。


でも、それはそうなんだけど。　いや、ほんまに。








もっと。　　もっともうちょっと。　　こう。


違う場所はないかなあ。　なんて。

新しい場所とかって大それた事じゃなくてさあ。

そうゆうことは、選ばれた天才のひとたちがやればいいので。


我々、庶民はさあ。　　　ちょっとだけさあ。

横道逸れたとこに、こうなんか。　　洞穴みたな。
そんな場所を見つければさあ。


そない広なくて、けど、えーかんじの。


そこに、灯りを灯して、ほんで壁、壁？
岩で囲まれてる部分を全部真っ赤なペンキで塗りつぶしてさー。

入り口のどのへんかに、でっかくComment ca va?とか書いてさ。

あとはしたいようにしたら。

あら？とかって。　　pieceなひとたちが集まってきてくれるからさ。

pernoか何かで乾杯したら。


えーかんじちゃう？





でもやっぱ嗅覚は、ちょ〜重要ね。





本日のBGM : 原田知世 / music&me

　　　　　　　　 時をかけながら

夜明け前。

一番暗いというが、街灯が邪魔なんだよな。


けども、ブチ殺してやりたい程憎らしい人や、目の中に入れても痛くも痒くもない位、愛し人。

そんなことがらなぞ全部どうでもよくなる気分にさせてくれる。

そんな。　　夜明け前。

至極心地よか。




本日のBGM:　一級河川のほとりで鳴きじゃくる蛙たち

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どや

あてのない約束。
約束した瞬間に実行されることなどない。
と　お互い分かっていながら　
約束をする。


決して果たされる事のない約束を、
いっぱいしてきた。


大半はいい加減にその場を繕う為に。

だから、そんなことを、はて。
言いましたっけ。

のようなかんじ。いや、テイスト。　やっぱ、かんじで。



幾度かは、思い出すと胸が苦しくなる。 ことも。
ありましたがね。
















二年程前の今日。　６月１９日。晴れ。

どこかの片田舎。

ある老人が死にました。

その夜、螢を一匹だけ見ました。








それから６月１９日は特別な日になりました。







ゴリラのような顔のおばはんとすれ違った今朝午前５時過ぎ。

それから帰宅し、少し眠りました。







本日のBGM : キセル / ニジムタイヨウ

　　　　　　　　　　今はマリアカラスが吠えてるよ

ゆられゆられ。　ゆられゆられゆられ。

約一年ぶりだったねぇ。

元気そうで一安心。　　元気そうでってのもおかしいか・・
まま、会ってたどたどしいコミュニイケーションをとって、
肌と肌が触れ合えばさ、わかるよね。

目が殆ど見えなくったって。　　耳がほぼ聞こえなくったてさ。
そんな関係でしょ。　　　わたくしたちは。

見慣れない風景にぽつねんと居座っていたのが、多少気色がよくなかったけど。

足を適当にマッサージしながらさ、会話は耳元で。



昔からずっと。
顔を見ると涙が止まらないや。

泣きながらマッサージしてさ。

さぞかし、奇妙な光景でしょ。

また来るねまた来るねまた来るねまた来るねまた来るねまた来るねまた来るね
今まで何回あんたたちに言ったろうか。

いっつもいっつも見送ってばっかりだったものね。
色んなひとたちをずっと見送っていたものね。

元気でねって。

何回も言うんだもんね。

その度、笑って大丈夫大丈夫って。

それには弱い。

ここで、泣いては駄目なんだけれども。

泣いてしまいます。　　今もさ。

心地のいい風景と家と顔と声。

それを与えてくれてほんとうにありがとう。
いつでもそう思っているよ。


思い出すといつだって涙がいっぱいになるよ。


本日のBGM : 山口百恵 / いい日旅立ち
　　　　　　　　　あの、新幹線で流れるの、それ。

もやっと。否、もわっと。
鬱屈した物が毛穴という毛穴より。じゅるじゅるでてきたので。

気色が悪く、取り敢えず着物をぬがなければなりません。

しかも運の悪い事に今日に限り、上から下まで真っ白の着物でした。

はやく。　　　つく。　　じゅるじゅるつく。

と、自分は全裸になり、びっくりした。

自分が朝起きて、虫に変身していた。という話は聞いた事があるが。


下半身が馬になっていたのです。


こうしたハプニングに見舞われた際、個々の素が見えるんでしょう。


自分は取り敢えず、どうして誤魔化そうかを考えたのです。　　

何せ。

下半身馬て。　　暫く腕組みして考えていましたが、ふと。

鏡に映る自分を見たのです。


馬やった。　　　ユーエムエーでした。

いつなんだろか。　明らかにじゅるじゅるが出るまでは下半身も自分だった。

二本の足を通す通常のズボンに下着。　が、足元に脱ぎ散らかされているんだもの。

それに。　　自分は今日、自転車に乗ってここまできた。　
勿論、左右一つづしかないペダルをこいで。


え？


何故こんなことが？


罰？　　ここまでの罰て。　かなり非人道的な事件を起こしたとて。


どんな戒め？


思いました。　　　　　いやや。


言いました。　　　　　　このかんじ、いやや。


神様、すみませんでした、許してください、自分は、今までの人生、
そんなに善行はしてないかもしれませんし、愚行は数々してきたのも
認知します。
嘘もいっぱいつきました、昨日も人の悪口ばかり言って過ごしました。
せやけど、

せやけど、これはないでしょう？


どうしたらいいんでしょうか？

しかも、今日は仕事で大事な商談が・・　せめて明日に・・・いや、
明日でも無理ですよ、無理ですけど・・これ・・・


少し肌寒い感じがして、上着を羽織ろうとしてやめた。

このビジュアルになってしまった以上、上着を羽織ると、余計に・・
何か、格好悪いというか・・

ま、今の状態が格好良い訳ではないんだけれども。

どちらかと言えば、自然というか・・

弓矢があればもっとか・・　　　どっちでもえー・・


はー・・　　とにかく、現状、自分は半人半馬。

そろそろ、商談も始まる。

きっと、まとまる話もまとまらぬだろう。。

更に、今思い出したが、先方には、お迎えに上がりますと言っていたのだ。


もう、いい。　　　背中、というか自分の、馬の部分の方の背中に、乗ってもらう事にしよう。

しかし、歩道と車道どちらを通行すればいいんだろうか。

いやいや、何か短時間の間に。　　少し馴染んだんだろうか・・
悩んでる事柄が。　　　半人半馬前提になってきている。




ぼちぼち出なければ。　　商談に穴をあけてしまう。


おお、歩を進めるたび。　　ぱっかぱっかゆうてるやないか。

馬や。　　　






なんだか勇気が湧いて来た。


自分は勢いをつけ、ガラス張りのドアーに突っ込んでいった。




本日のBGM : gingnang boyz / DOOR
gingnang boyz / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　爪の甘皮をおしながら

そろそろ。
そろそろっと早朝にゆきゆきて。
何年経っても、不安な出来事が頭の中にパンパンに詰まっている。

殆どの事柄は、ふわーっと消えゆく。位の、実にくだらない。
ことばかりだ。

けどまた。　新しいそれが。ごそっと。

困難にたちむかっていけるひとたちがいて。
困難をスルスル通り抜けるひとたちがいて。
こんなん、なー、あかんで。　とか何とかいって逃げるひとたちも。

無防備すぎる彼は、天下の往来で鼻糞を摘出しながらどこへ行く。

ワイルドな彼女は、薄手のスキャートから下着が透けている。
というか、見えている。
口を半開きにしながらバイシクル乗りながら。　

夜明けのスキャート。




いよいよ、蒸し蒸ししてきた。


六月はだいきらい。

夏はまだか。


法事なんてほんと、どうだっていい。


ただただ、自分はあなたのDNAを受け継いでいる。

それだけを日々誇りに思いながら。や。


どうでもよいことに、振り回されながら。
日々暮らしているんだ。


かなかなと。

蜩の夕暮れ。
なかなか。　　えーかんじやんかいさ。



ライスカレーに毒なんていれるんじゃないよ。


校舎の匂いは落ち着きを。


歩くスピードとか、もうすこし落とそう。


意味はまったくおまへん。




本日のBGM : ogurusu norihide / good morning
しゃくれ気味で

　


ほんとにほんとにありがとありがと。

自分と繋がってるひとたちへ。

ほんまにほんまに。

ありがとありがと。





本日のBGM : ロレッタセコハン / まくり差し
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　草々