HOSHI・HARU
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2004年07月24日(土) マレーシア

 感じた雰囲気としては、台湾を少し穏やかにした感じだ。
中国系の人が3割。マレー系の人が6割。インド系の人が1割。ということだが、一番バイタリティがあるのが中国系の人とのことだ。いわゆる華僑なのでパワーがあるのだろう。よって、台湾に似た雰囲気がでていると思う。
街の料理屋、店等は中国語の看板が多い。また、原チャリ、バイクが多く(台湾ほどではないが)、カっ飛んでいく。

台湾より穏やかに感じる要因としては、マレー系の人はイスラム教だからというのもあるかもしれない。特に女性は白や赤の衣装、布で頭を覆っており、清楚な感じがする。東京にいる派手な女の子のような感じの女性は少ない。

また、インド系の人は、目鼻立ちは派手だが、振る舞いはどちらかというと控えめのようだ。

あつてイギリスが統治していたからと思うが、車は左側通行である。英語もかなり通じる。日本の比ではない(文法が日本が上かもしれないが、会話はかなわない)。

これらが絶妙にバランスして国の雰囲気が出来上がっている。

そして、やしの木があちこちに沢山生えているので、本当に南国なんだなというのを痛感できる。暑さは日本の最近の暑さと同レベルか、それより過ごし易い。湿気が日本より少ない感じがする。でもこれが一年中続くとなると、やはり暑いと思う。

カナダも他民族国家(イギリス、フランス、ヨーロッパ、中国、ベトナム等)であるが、カナダとはまた全く違った雰囲気である。
しかしイギリスが大きな影響を与えている(マレーシアは、かつてイギリスが統治していた)点は同じであるが。

考えてみると、いろいろな国は、イギリスの影響を受けながら、多人種の各特徴が混ざりながら複雑な深い味わいを出しながら成り立っているのだなー。
そんな中で日本はイギリスの影響は受けているが単一民族の国家なので、特異な国のような気がしてきた。


ほし・はる |MAIL

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