舌の色はピンク
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2009年01月29日(木) |
だったらこの壁切り裂いて大気圏ぐらい突破してやるよ |
「目を閉じて歩く」 これはいつでもどこでも一人でもできる スリルショックサスペンスな愉快痛快遊戯であることを いったい現代日本人の何%が理解しているんですか?(質問文)
いつでもどこでもといっても、 もちろん人と車の少ない慣れた道、できれば夜道が初心者には薦められる。 10秒実践できたら中級者入りしていい。 8秒の壁というのがあって、一人でやってると この辺でどうしてもまぶたを開いてしまう。 浅ましいのは、ちょびっとだけ目を開いて 「でもこれも目つぶってる範疇だよな」なる自己弁護により 夢の10秒に到達しようとするにんげんの小ざかしさだ。 卑怯とかルール違反とか以前に その表情はどんな美男美女だろうと とんでもなく歪みきって醜いと思われるから 人に目撃されたらば夜に枕を濡らすはめになるのでやめましょう。
いかなる反則技も使わずに曲がり角までクリアできたら 上級者を名乗っていいのでは?(疑問文) ただこんな遊びしてる時点で大人としては初心者だけど。
2009年01月28日(水) |
話は変わって今年の夏は暑くなさそう |
東京都23区をそらで全て挙げよ、 をさせると大抵の人間は 荒川区を忘却してる法則、 を発見した人物
として僕が死んだら名を残して欲しい。
2009年01月27日(火) |
北国へ行くバスに乗っていらだちを凍らせに行こう |
カフェ「六次元」で赤瀬川源平のグルメエッセイを購入。 ぶっちぎって面白い。まず文章が面白い。 平易なしかし選び抜かれた文字群による刺激は快感的ですらある。 こうなったら彼の小説も読みたいし他のエッセイも…あぁ揃えよう……
2009年01月26日(月) |
100ミリだけの空っぽを離さないでおくれ |
「あぁ…お金欲しいなァ」とひとりごちた先輩に対し ボーッとしていた僕は反応が遅れ なんら切り返しができなかった。
3秒…いや、2秒が切り返しのリミットだ。 間を空けるともう、へたに考える猶予が与えられているぶん 気の利いたコメントを発せねばならぬプレッシャーを負う。 「あー、そうですねぇ」レベルの、変哲ない相槌が許されるのは2秒以内の話だ。 最悪のケース、間が相槌のニュアンスを変えることもある。 3秒以上経ってからの「……そうですねぇ」はなんだかマジっぽく、 不本意の含意が付加されもはや相槌では済まされない。
いま思えば「とりあえず笑っておけの術」を披露する逃げ口もあった。 日常会話なんて発笑さえしておけば大抵の局面は乗り越えられるものだ。 しかしなにぶん僕はボーッとしていたのだから仕方ない。 切り返すタイミングを失ってから僕の頭は これらの思索をめぐらす為ぐるぐる回転したのだがもはや遅すぎる。 この世界に生まれ落ちたからには 常日頃から臨戦態勢を整えておかなければ とうてい日々を戦い抜けはできないのだ。
男「火、どうぞ」 僕「あぁスイマセンどうも」 男「……」 僕「……」 男「…今日はボクネ、映画見てきたんですヨ」 僕「…へぇ。映画よく見られるんですか?」 男「そうですネ、映画好きですゥフフ!」 僕「そうですか。洋画と邦画ならどちらが?」 男「邦画が好きです! とくに刑事とかヤクザとか、そういうのがゥフフ」 僕「任侠ものってやつですか。へぇー。裏社会描いてるようなのお好きなんですね」 男「あぶないデカなんか最高ですヨ」 僕「じゃあ、えぇと難しいとは思うんですけど、 今まで観た邦画でいちばん面白かった映画って何です?」 男「やっぱりタイタニックですネ〜」 僕「!?」
…!?
(20090124/見知らぬ男×れどれ/PARCO喫煙室)
2009年01月24日(土) |
サタニックブンブンゥヒィー |
浦和美術館で催されていた 「氾濫するイメージ−反芸術以後の印刷メディアと美術1960's−70's」 という大げさな名前のついた展覧会に行った。 正直なところ、つげ義春目当て…だったのだけど 初めて目にした赤瀬川源平が何より素晴らしかった! たっぷりのブラックユーモアと それの膨らませかた畳みかた畳み掛けかた、 いずれも申し分なく稀代の先鋭だとひれ伏した! 何で今まで知らなかったのだろう! 絵も世界観ある上手さだしトリコになる。 「警察バンザイ!」っていうポスターが最高だった。 武装した公権の絵に やれ「私たちは言いなりになります」だの 「暴力反対無力同好会」だの「銀行貯金自慢会」だの添えてある逸品。 出産台で女性がお金を産んでいる絵も社会的グロテスクでよかった。 いい出会いした! 気分いい!
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夜は「エレファントマン」(映画)を鑑賞。 陰鬱な作品への耐性はできあがっていたつもりだった、が、 これには夜眠れなくなった。 きつかったです。でも大変仕上がってる映画。 楽曲で言う作詞が映画の脚本で作曲が映像なら、 編曲の部分が神がかってた。構成、編集の練り上げかたが。
終始いたたまれない気持ちで鑑賞しつつも あの最後はハッピーエンドだと思います、あのハッピーエンドは好き。
2009年01月23日(金) |
ピアノ ピアノ ピアノ 弾けたらイヤー |
電車で隣り合った雌人間が ばかでかい音でコーダクミを聴いていた。 見やると 「就職活動支援! みるみる良くなる面接パワーアップ術!」 みたいなタイトルの本読んでてたりして
…こんなアナーキーなばかむすめが マニュアルだけ下手に学んで 現代社会という歯車的小宇宙に繰り出されるのか! そんな一方プライベートでいっちょまえに「悩み」とかゆって ラブソングに泣いたりするのか!
ねがわくば存分に失恋しろ! 週2で失恋しろ!
2009年01月20日(火) |
全米が、なじった―― |
敬愛するツナミノユウ先生の漫画、 「シュメール星人」の単行本が発売された、買った、読んだ。 やはり面白い! はてなくブルー! 繊細な題材が大胆に描かれる表現力に感動! なにより、日常のささやかなハプニングを漫画にするにあたって 主人公に宇宙人をもってくる発想に脱帽。 第2巻が今から楽しみだけどずいぶん先だろうな…。
2009年01月19日(月) |
聞こえるだろう 星のメロディー |
冬の星とか言われても全然知らない。 星に届かない男、れどれ23歳――。
そもそも東京育ちでは星なんぞろくに見えない。 サイバーシティ板橋で星を見るにはプラネタリウム行かないと。 先輩の弁ではメガロポリス葛西も星見えないらしい。 光化学スモッグの街にはネオンの光があれば十分だぜ! 天体なんて太陽と月と地球がわかれば不自由しないぜ! あと黄道十二宮はセイントセイヤで学んだぜ十分だぜ!
でも強がりを排して本音を言えば 実際のところ満面の星空を眺めてもみたいし 板橋も葛西も全然都会ではありません。
2009年01月17日(土) |
悪魔に俺のこと売っ払った天使抱いて眠る |
高校時代の教師たちの言い分。
国語教師は 「国語っていう教科は一番大切なんだ。 どんな勉強をするにしても結局のところは日本語の力に左右される。 国語は全ての基礎だから何よりも熱心に学ぶべきなんだよ」
世界史教師は 「世界史っていう教科は一番大切なんだ。 人間は未来は知れないけれど、過去は知れる。 過去の人類の歴史を追うことで反省点を鑑み、自分たちの未来に活かせるんだね。 歴史にはきみたちが生きる上でのヒントが数多くあるんだよ」
数学教師は 「数学っていう教科は一番大切なんだ。 数学は論理の世界だからね。人間と動物の違いは論理があるかないかだよ。 そして数学は全ての科学の土台なんだ。 だからきみたちは数学こそをまず勉強するべきなんだよ」
物理教師は 「物理って教科は一番大切なんだ。 僕らはどう生きてようと物理法則に支配されてしか この世に存在できないんだからね。 物理もわからないような人間は自分がどう存在してるのかもわからない連中だよ」
英語教師は 「英語って教科は一番大切なんだ。 これからきみたちが生きていく社会は一層グローバル化してゆく、 そのとき言語の壁があっては置いてけぼりにされるからね。 加えて、多言語を学ぶことは異文化を学ぶことでもある。 英語を学ぶことはそれだけで、人と人との相互理解に作用するんだよ」
倫理教師は 「倫理って教科は一番大切なんだ。 この教科では哲学や宗教、思想を扱う。 きみたちにとっては難しそうだとか、つまらなそうと思えるかもしれない。 しかし思想を学ぶことは人間を学ぶことだからね。 他の教科なんてどうでもいいんだよ。人間を学ぶ、これが何より大事なんだ」
こんな感じで、3年間を通じてだいたいの教師が なんらかのタイミングで己の教科を一番だと豪語してきた。 やつらだけじゃなく、 法学や経済学や心理学や社会学の学術書の導入部を読んでても 「結局この学問が一番大事」的なことが書いてあったりする。 専門してる人間の自負って怖いけど おのおのが誇りもってるって素晴らしいよなあ。
でも体育教師の 「まぁなんだかんだいってどんな勉強してたって 体がダメじゃ全く意味ないからな。体育が一番大事だよ」 が最も説得力あった。 ばかっぽくてかつ真理だね! 今日明日はセンター試験だそうですが受験生のみなさんは体を壊さぬよう。
2009年01月14日(水) |
ピカデリーサーカスみたいな夜ディスティニー |
友達の家で 32インチ液晶ハイビジョンで映し出される Xbox360のゲーム画面を体感した。 話には聞いてたもののあの臨場感には恐れ入る。 レトロな自分にはついていけないです。
そもそも3D画面のゲームがよくわからない。 コントローラー握ったところでろくにキャラクター動かせないもの。 縦横無尽に右往左往して前後不覚に陥るのがオチ。 僕という機体は3Dの対応機種ではないのだから仕方ない。 しょせん2Dまでしか対応できてないのだ。 ぷよぷよ通愛してるよ。
2009年01月12日(月) |
ゆくあてはないけどここにはいたくない |
恋人との一ヶ月同居が終了。 当初の不安は一切実現せず 毎日仲良くすごせた。 平穏の達成とは実に誇れることだ。
この期間に料理がうまくなったというか 料理の楽しさに目覚めていった感があるから レパートリー増やしたいな。 冷蔵庫の余りもので適当に料理できるレベルが目標。
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「それでも町は廻っている」5巻購入。 伊勢エビちゃんのリアリティは何なのだろう! 「絶対可憐チルドレン」15巻購入。 卒業式をしっかり描いて欲しかった。 「よつばと」8巻購入。 いきなり8巻から買った。よつば可愛いな。
並べてみるとどれも子供に重点を置いた魅力がある漫画だ、 まったくロリコンだって誤解されちまうぜ! 正確に言えば子供の視点が描かれている作品にドキリするのです。 それとはちょっと違うけど 映画「小さな恋のメロディ」が素晴らしかった。 子供の、子供でいる時間っていうのが いかに神聖で不可侵な領域であることか。 DVD見つけたら買おう。
2009年01月05日(月) |
街は狂っちまったけど 神は狂っちまったけど |
冬寒すぎるだろ冬。 僕にとっちゃあ冬は病みたいなもので 頭痛に悪寒倦怠感、咳などにしっかり見舞われるから 持病のひとつとして「冬」を並べても文句は言われますまい。
一方、冬は嫌いなわけでもない。寒くて病なだけで。 乾燥した空気も張り詰めた粒子も匂いも好きだ。 何より旧懐による感興が湧き躍る。 僕だって子供のころは冬だろうと薄着で 外を走り回っていたものだ。
あとは遺伝子的にも思い出すものがあるのかもしれない。 動物の皮ぐらいしか衣服がなかった原始のあのころ。 元気いっぱい狩猟に明け暮れていたアウトドアの日々。 初めて火をおこせた喜びで神を仰いだ野生の思考。 そう考えると何もかも懐かしい。
農耕が人間を弱くしたんだ、 とは愛と幻想のファシズムの弁だったけか。
2009年01月02日(金) |
トマトマトー トマトマトー |
まだまだ幼いと思っていた従兄弟が 僕より背丈高くなっていて威圧感あった。 僕の背丈177cmだって世間的にはまぁまぁなはずなのに 男子の平均身長が180cmの家系に生まれた悲運を嘆かずにはいられない。 体重も完全に相手がまさってるし もうプロレスごっこも腕相撲もできないな。 でも麻雀は勝てる。という自負。
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