舌の色はピンク
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2007年11月28日(水) 本当は怖い花粉の症

花粉症が発症した。
涙と鼻づまりと喉の痛み、
間違いなく花粉症のそれなので
風邪とかじゃない。

職場(漫画写植業務)で
よりにもよって少女漫画の作業をしているときに
涙なんてぽろぽろ流してみろ、
「アイツいい年こいて少女漫画で泣いてるぜ」
と後ろ指さされることうけあいだ。
はたまた、鼻づまりによって
不慣れな口呼吸を強いられたけっか
荒い息づかいなどを
お色気漫画に携わってる間周囲に晒してみるがいい、
「ジーザス。今度はお色気漫画にハァハァ言ってやがる」
程度の陰口は覚悟していなければ当世を凌げない。

参った。


2007年11月26日(月) 21世紀商売事情

タバコ屋でタバコを買って
主人の愛想がよかった試しがない。どこに行ってもそう。
地元住民に優しくて人情味は厚く
曲がり角でのんびりした商いを営んでる愛猫家、
っていう勝手なイメージが僕の中にある分
やつらにいなされると気分が害される。

あと焼き鳥屋も。
都会の無機質さから一線を画した存在感、
串を通して客と店とが触れ合う距離感、
賞味のみならず場の空気で憩える安寧感を
何とはなしに期待して店に赴くというに、
目も合わせず「アイヨー」だけで済ませるたぁけんのんだ。


これらを人に話したら
浅草に行ったらいいんじゃないの、と。
しかし浅草までの域に達すると
今度は地元住民も
(人情味溢れるアサクサ人でいなきゃ……!)
(下町風情を装わなきゃ……! アサクシカルでいなきゃ……!)
だとかいったプレッシャーを負わされてそうだ。
先祖代々はともかく
3代目4代目と跡が継がれるにつれ
もはや地で下町根性を保ってはいられていないと思う。
がんばれ浅草人。

あぁだこうだ言いながら
実際のところは店行って陽気に話しかけられても参る。
基本的に内気なので。ほんとすいません。


2007年11月24日(土) 天涯魔境奇天烈摩訶不思議

今してるバイトの業務は多岐に分かれど
メインは漫画雑誌の出版に関する仕事で、
とりわけ会社自体が少女漫画に類する雑誌の担当にあたっているため
一般的な成人男性である僕などはよく戸惑ってしまう。

小学生〜中学生くらいの女子を対象にした人気少女漫画雑誌で
数ヶ月前狂った新連載が始まった。
それはモモゾウという、桃が象になったキャラクターが主人公とゆう設定で、
擬人化ならぬ擬象化なわけで既に狂いまくってるのに
それはそれとして、てことで淡々とストーリーは始まる。
舞台はスーパーマーケットだ。
桃の形をした象がスーパーマーケットで売られるの売られないの、
「でもボクは故郷である隣のスーパーに帰りたい!」だの
もう狂ってるとしか言いようがない。

今は2月号の編集をしているから
今回のこの漫画もネタをちょうど節分と被せてきているらしく、
それらしい新キャラクターが登場した。
登場シーンは豆らしき物体に角が生えたシルエット。

桃「ねえクリイヌくん(栗が擬犬化されたレギュラーキャラ)、あれは豆かな??」
栗「違うよ、あれは鬼だよ!」
新「ふっふっふ、お二人とも正解です」
桃・栗「!?」
新「僕はマメオニ。豆でもあり鬼でもあるので、節分のときどっちの味方につくべきか悩んでいるのです〜!」
桃・栗「!!」

仕事中は寡黙にひたすらPCに向かい続ける僕も
これにはのけぞった。
小学生女子にわかるのかこんなん。
声を殺してひとしきり笑ってから作業に戻るも
つごう20分は豆鬼の設定で頭がいっぱいだった。
「豆でもあり鬼でもあるので節分のときどっちの味方につくべきか悩んでいる」……。


2007年11月22日(木) 漢字、占い

漢字って厳しい。
筆順まで明確に定めてるって
例えばメリケン人に理解できるんだろか。

あと画数。
ラテン文字に代表されるアルファベット、
または他の表音文字でも
十画を越すような字って
たぶん無いだろうしあっても極稀だろうし、
そう考えてみると「姓名判断」は不思議だ。

人の名前を字で表したとき
何本の線があるかで運命占えるんだぜ!
メリケン野郎に聞かせたらカルチャーショックで
両手を大げさに中空へ舞わすと思う。
彼らには全然意味わかんないだろうな。
僕もわかんないし。
なにが画数だ サノバビッチ ノーフューチャー。


2007年11月18日(日) 東京に氷河期がやってきたぜ

ひどい寒さがやってきた。
夜にイタリアンのお店に長居して
「こんなに長居したんだから外でたら春になってるんじゃないか」
とウラシマ的希望観測をするも
まったくもって極寒だった。

しかも今は11月半ばだ。
こんなにも寒いのにまだ冬は余力を残しているのだ。
我々がこうむってるこの寒さは
冬にとってウォーミングアップみたいなものなのだ。
変な話だけど。


2007年11月17日(土) アナログゲーム

無謀にもこの僕にぷよぷよ(落ちゲー)での勝負を
恥ずかしげもなく挑んでくる輩が現れたので
果し合いの日を一週間後に定めた。

しかし僕はゲーム機を持っていない。
タケシンくんに相談してみると、
プレステ2があるので余ったプレステをくれるという。
コントローラーや電源のケーブルがないが、と彼が一言足すも、
ぷよぷよが一日できればいいだけなので
挑戦者に持参させれば問題ないだろう。

そして今日タケシンくんの家におもむき
約束のプレステをいただいた。

でた……! プレイステーション……ッ!

正直言ってゲームしない僕には新鮮すぎた。
その直線的なフォルムといい、いかにも無機質なグレー色といい、
手に取るととても楽しいきぶんになってしまい
やたらテンションが上がった。

その後タケシンくんが他愛ない話をしはじめて
5分も経ったころだろうか
「いつまでいじってんだ!」
と指摘された。

僕はなかば無意識のうちに
電源もソフトも入っていないプレステの「OPEN」を押しては
蓋の開け閉めを繰り返す遊びに没頭していたのだ。
ボタン一つで直線状のフォルムが緩慢に崩れていくさまは
僕をまったく飽きさせることなく、
また横にいる人間が話す声はノイズに過ぎないまでに至っていた。
その僕に対する彼のつっこみはすさまじく、

…わかったよプレステが好きでたまんねえのはよ!…
…どうりでケーブルもコントローラーも要らないわけだな!…
…いつゲームオーバーになんだよ!…
…カチ、カチ、人が話してんのにうるせえんだよ!…
…だいいちそれ何ゲーだよ!…

など まさに怒涛だった。


ひとしきりつっこまれた後は
二人で電源の入っていないプレステで仲良く30分ほど遊んだ。
楽しさ無限大。


2007年11月16日(金) ザツインポシブル

ふと交番の前を横切ったら
ピザーラの宅配員が町内地図を前に
警官と話し込んでいて
まさかな…と思った。

いや、まさかな。まさかそんなはずはない。


2007年11月13日(火)

類 って漢字はルイだけじゃなくタグイとも読む、が、

タグイ…?

どう見ても類ていう漢字の顔はタグイ顔じゃない。
しっくりこない……。


2007年11月11日(日) 擬似破産

タケシンや悦志、他仲間と一緒に自宅で遊んだ。
ラジオの収録もした。やっぱり客がいるほうがいいな。

/

ウチにいる間タケシンがずっと
「モノポリーがしたい」とごねていて
どうにもしつこいので仕方なくプレーしたのだけれど、
そこは交渉力や判断力が問われるこの擬似マネーゲーム、
タケシンはアッサリ破産した。

普通なら悔しがったり言い訳を始めたりするところだ。
僕もそのつもりで予断を踏まえ
フォローの一言でも挟むつもりで横にいた彼の様相を疑った。
が、信じられないことにタケシンは安堵の表情を浮かべていた。
「あーっ。ゲームでよかったー」
超ポジティブシンキング…!
タケシニング思考…!
バカ…!


2007年11月05日(月) ぬか盛り上がり

夜中コンビニに向かう途中
民家から若い男の「うぎゃあああ!」という声と
家具か何かが倒れる音が響いた。

発狂だ!

火事や事故に群がるような野次馬根性はないが
人が発狂する様には興味惹かれる僕としては
とってもテンション上がった!
足を止めましたよ。凄まじい勢いで足を止めましたね。

が、どうやら声を聞き続けるに
若者たちが集まって騒いでいるだけのようだった。

…なにもう! 期待させるんじゃないよ!
若者チョーやだ。チョーやなんですけど。


2007年11月04日(日) ウホッ

ホモの新しい符丁を思いついた。モグラ。
その心は割愛しよう。
けど汎用性は高いのでは。
モグラであることを隠して生きる男はモグリと呼ばれたり。

……疲れてるかな。


2007年11月01日(木) 同等

Yahoo!JAPANからきた
サービス案内のメールの口上が

「いつもYahoo! JAPAN をご利用いただきありがとう」

だった。
俗に言うためぐちとゆうやつだ。

友達か? 我々は友達関係か?

そうつっこみかけて、
しかしYahoo!と友達関係てなぁそこそこの身分ではないだろうか…
と思い直し
誇り高いきぶんになった。

今なら全てを許せる気がするんだ。


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