舌の色はピンク
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携帯のメモリーには 誰も彼をも本名で登録しているところを そろそろ飽きてきたので 思い切って呼び名に登録し直してみた。
俺キャン フルハタマン 嬢 縦の人 ヘルメット 三位 チキン 四天王 ワタャイアン 喪黒
ざっと並べてみても おしなべてヒドい。 己のネーミングセンスをうたがう。 でもフルハタマンはけっこういい線ついてる気もする。しない気もする。
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今ふと思ったこと。 ……例えばニコラスさんて人がいたら 彼のニックネームは きっとニックなわけで これはもうアメリカでは 古典のジョークだったりするのだろうか。 アメリカ人はやっぱセンスないな。 こんな下らないジョークあるのか知らないけど。
「先生 この年になって恥ずかしいんですけど 僕『向かって右/左』の意味がわかんないんです」 「こっちとあっちのあっちの左右じゃなくて 向かい合ってるこっちの左右のミギヒダリがこっちにとって」 「意味がわかりません」 「向かって右はあなたにとっての右です」 「観測者にとっての右とゆうことですね」 「つまり、『右』です」 「『向かって』は不要な子なんですね」 「その通り。右は『右』でいいんです」 「というと……」 「本来『右。』で済むはずなのに、 不必要な言葉を付加してるわけですね。 これは戦争に繋がる思考法です」 「エッ! 先生どういうことですか」 「全人類が相手の目線に立っていれば、 『右』と発しただけで『相手にとっての右』になるはずなんです。 しかし現状ではそうはいかない。 自分にとっての右か否かをわざわざ説明しないといけないんですね。 これは相互理解の欠如を示しています」 「ナルホド! それが世界平和を乱していると」 「おおむねその通りです。戦争につながります」 「『向かって』を使うことが認識のズレを証明してしまう、 人と人が解り合えてない例証となり得てしまうわけですね。 それが争いを生じる遠因になるっていう」 「なので今後、世界平和成就の第一歩として 全人類『向かって』を言わないようにしましょう」 「抜本的な解決法ですね!」 「『向かって』を使う人間は死んだらいいんです!」 「(戦争……)」
(20070730/れどれ×SARCO先生/目黒)
2007年07月28日(土) |
嫌なやつの顔にめがけて唾をかけてみたい |
お裁縫してて 一瞬ミスったとき 脳内で「Ctrl+Z」を感覚した自分が嫌になった。 戻らない戻らない。
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久々にオセンベー食べたいなっ!と思って おかしのまちおかに入ったら レジ横にチョコレートが並んでて 定 価 240円 今だけ 30円! 半額以下!! というポップがたたずんでいた。 以下 で済ます控えめさにグッときた。 9割引近いのにな。 オセンベーだけ買って帰った。
2007年07月27日(金) |
真夏の夜 散歩道で 君と30分電話で話した |
あ 今思った 「イマイチ」で足りないときは 「イマハチ」とかでもいいんだろか 未熟ぷりをグレードアップ しかも数が対象だからそのポテンシャルは果てしない。 「イマセン」までいくとセンスないですね 思わずスイマセンとつなげて 即死ぬほど後悔しそう くだらなすぎる くだらなすぎる。
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「暑いから」という理由で mixiを通じ仲良くなった友達に電話付き合ってもらった。 未来と近未来の違いについて語ったりした。 未来はSFチックでカッコイイけど 近未来って自分らおっさんになってたり 老いさらばえてたり死が迫ってたりする そんな現実の延長に過ぎないただの数十年後だよね…… ブルーになった(楽しかったとゆう意味だ)。
あと「世知辛い」を発音できない(噛む)彼に 「Set it got right!」で試してみてと一計を投じたところ 見事に大成功を収め未曾有の感動劇を演じたりした。 電話だったけど心で抱きしめた。おめでとう おめでとう…
アーッハハハハ! ダッハッハ! ヒー! ッフハハ ハァー ハァー……アーハハハハハハ! はぁ……。
最近ろくに笑い声をあげてないので せめて文字で笑ってみた次第だ。 逆に切ない。切なさの勢いがましてゆく。
こんにちは。
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というかそもそも 月〜金は朝から夜まで ほとんど人と会話をしてない。 職場の人とも春くらいまでは話してたけど 今は相槌しかしてない状況。 周囲がどんなに盛り上がってても 僕は一人で本読んでたりするから たぶん「なんてつまらない男」「中身のない男」扱いされてる… …とか邪推を進めるとゾクゾクする。 もっともっと「つまらない男」であろう! と決心を新たにし意気込んでしまう。 「中身のない男」っぽさを追求して完璧に演出しよう! と目標を設定しはりきってしまう。
変態なのかもしれない。
「好きだよ」と「大好きだよ」では 大好きの方が弱いし、 「マゾ」と「ドM」では ドMの方がやわらかい。 よーな気がする。 表現手法の不思議。 日々発見の連続なのであります。
携帯メールをやめて一ヶ月が経った。 休止直前月は4桁いってたメールを 突然! やめたんだから さすがに寂しくなるだろう、 という当初の人情味ある予断はみごと裏切られ、 まったく寂しさとかない。 むしろ携帯をチェックする煩わしさからの解放を得たような。 あんなキカイにおもねってちゃいかんよね。
1シーズンでまた再開する予定も延びそう。 年内いっぱい、あるいは来年まで続くかもしれない。 ……とはいえ、携帯への非依存性が ある程度証明されたんだから これ以上意固地になっても仕方ないなって気もする。 どうしようかな。
2007年07月20日(金) |
オノマトペレボリューション |
ちょ ちょ ちょ… ぼ、僕すごいこと気付いちゃったかも……。
小声で誰かと誰かが話してるとするじゃないですか。 声潜めてさ。 で、ちょっとだけ離れてみて、 耳に意識を傾けてごらんなさい。 「ヒソヒソ」と聞こえるんです。
……単なる擬声語ではなくて。 音として確実に「HISO-HISO」なんですよ、コレが! 日本語すげぇ! 会話の内容に関係なくすべての発話が 「ヒソヒソ」って聞こえんのマジすげぇ!
あと「カネボウ化粧品」は 舌が滑らかでないと発音上 「金儲け商品」になります。 利益主義を堂々表明するカネボウまじすげぇ。
思い返せば今まで 少女漫画みたいな展開の恋愛ばかりだったから、 少年漫画みたいな勢いの恋愛がしてみたい。 頭から出血しながら(ひたいで血を枝分かれさせながら) 「オレが守ってやる!」とか叫んでみたい。 マリオとピーチ姫的関係に燃える。 しかし悲しいかな、 僕の身近に大魔王クッパはいない。 ピーチ姫もいない。
2007年07月14日(土) |
だって馴れ合いの場じゃん |
mixiを続けて2年以上経つけど メッセージ項の直下に「このメッセージを通報する」 って必ず付加されてたのが 「スパムメッセージを〜」に マイナーチェンジされてることにきづいた。 「この」が置換されただけなのにひどくホッとする。
ただ、スパムって単語自体がまた不穏だ。 mixiは(2chとかと違って) 負の要素を撤廃排斥し尽してる 和気藹々なクローズドコミュニティだというに、 いきなりスパムいわれるとびびる。 ディズニーランドで傭兵を発見した気分。 テーマパークでいうと。
2007年07月13日(金) |
もしかしてキミもエイジァンボーイ? |
一日中「サルティンバンコ」が頭から離れず なかば半狂乱におちいった。 別に最近耳にしたフレーズなわけでもなく、 何一つキッカケは無かったはずなのに、 ご飯を食べてはサルティンバンコ 雨に降られてはサルティンバンコだった。 ノイローゼになりそうだ。 サルティンバンコの意味は知らないし調べもしない。 何となく音的に挨拶っぽいから それとして使っていけばいいんじゃないだろうか。
サルティンバンコ(こんばんは)。れどれです。
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いつまでたってもイエモンが好きだ。 売れ線のポップ曲はいざしらず、 6thアルバム(「SICKS」)あたりに顕著な ださくて不気味で気持ちわるーくて 粘りつくような生々しさが大好きだ。 出来すぎた話を人は羨ましがるし 今の泣き言を聞けばアホのソテーができるし さっき見た天使がそれは淡い心だって言ってたし 青い空は無責任だ。 あれくらい肌触りの悪い名盤にこの先出会えるのかな。
メカラウロコ8の映像も久しぶりに見た。 アンコールのASIAN BOYで震えた。 いかん カラオケ行きたい。 10時間くらいイエモン歌いたい。
MSNメッセンジャーを使うたびに、 利用者の名前を呼び捨ててくるのが 鼻持ちならず愉快じゃない。
・・・かといってmixiの「さん」付けも ちょっと気持ち悪いと思う。 しょせんmixiは 僕のことなんてちっとも知らないくせに(バンプ)、 あたかも他人以上知り合い未満みたいな距離感だ。 「れどれさん」 やめてよ!
――じゃあどんな敬称があれば納得するんだ 気難しいマザーファッカーめ――と 悦志くんに問い詰められた。
ミスター はどうか。 ミスターれどれ(21) といったあんばいだ。 うん、かっこいい。ダサキモウザシャバかっこいい。 こんなトップページ見てみたい。 しかしこれでは性別の確定が不可欠となる。 残念ながら採用は見送るほかない。
うーむ…と3秒考えて導き出した新たな答が ディスイズ だった。 ディスイズれどれ(21) おお、いいんでね!? メッセンジャーの表示も全部これ。 「ディスイズれどれ がサインインしました」 とても身近な存在感がほのめかされる。 「ディスイズれどれ は退席中です」 いなくてもディスイズ。 だめか……。
2007年07月11日(水) |
ジャジャン!ジャーカージャジャンジャン!いーとーしーさと… |
近所のコンビニで 90年代のヒット曲が垂れ流されていた。 グローブがなつかしかった。 なんとも言えないノスタルジックな気分に見舞われながら せきばくの夜道をかけぬけ帰宅し 今日も玄関のドアを一人で開けたのだ。
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忘れもしない小学校3年生の新学期、 アサミ先生とゆう新任の教師が 担任として我がクラスにむかえられ 僕を含む児童一同は大いにときめいた。 「わかい男のせん生がたんにん!」 この設定だけで 一年間のめくるめく学校生活が約束されていた気がした。
1学期初めの学級の時間にアサミ先生は僕らにのたまった。 「私はこれまで中学校の教師をしていた、 だから、小学生であるキミたちにどう接していいのかわからないし、 どう指導していいのかもわからないから、 私はキミたちのやり方に従おうと思う」 児童どもはいよいよボルテージマックスに達した。
そんなある日、学年単位で 「学級ごとに毎朝ひとつ歌を歌おう」 という小学校らしい指令が下された。 他のクラスは合唱曲が主だったが 我がクラスは指導者が「好きにやれ」とおっしゃっている。 その自由度に逆に戸惑い なかなか選曲が定まらない空気のなか 女子の1人が覇気に満ちた挙手を講じ 「篠原涼子がいいと思います!」 と主張した。 アサミ先生は「フム」と肯いていた。
かくして僕たちのクラスは 毎朝「恋しさと切なさと心強さと」を歌うことになった。 30人あまりの小学生が 一日の始まりに まなびやにて 気をつけの姿勢をとって 篠原涼子を合唱する光景は まさに異空間だった。 とくに間奏の数十秒間が拷問さながらだった。 ちゃんと歌わないと女子に怒られる了解も恐ろしかった。 アサミ先生は「ウム」と終始肯いていた。
ことを、思い出した。 この思い出のせいで 90年代のポップス全体がトラウマなのだ。 僕が18までカラオケ嫌いだったのもしかたない。
2007年07月09日(月) |
灰になった歌が 黒塗りをつんざいた |
ミッシェルの「ギヤブルーズ」を 持ってるとばかり勘違いしていて CD屋に走った。 収録曲が、所持しているDVDに数曲入ってるために こんな恥ずかしいミスを仕出かすに至ったらしい。
はたして今まで聴いたことのないミッシェルだった。 G.W.DはPVで敬遠していたけど (なんでミッシェルのPVはどれもださいのだろう) 音だけで体感してみれば 口から炎が出るほどカッコいい。 がなるー。
あと最近UAのアルバム買ってみたら すこぶる良いです。全体的に程よくオシャレ。 「ミルクティー」を聴きながら ハンモックで寝たい。
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駅前のコンビニが、 そーいう有線なのかわからんですが いつ行ってもジャパニーズラウドの曲ばかり垂れ流していて、 ハワイアン6やホルモンや銀杏やゴイステやエルレなど はじめは「ほう」と思ったけど すぐ気分悪くなってきました。 なんかこう、他とは違うセンスの選曲でしょ?みたいな気配がして。 店員が勝手にやってんのかなぁ。 店側のみならず、リズム刻んでる立ち読み客なんか、 オレこの曲知ってますからそこんとこよろしく。的なアピールを いかにもさらけだしてて、寒い。 だいいちコンビニってもっとポップポップしてるもんでしょ。 良くも悪くも大衆に迎合して180度のオープン姿勢を保ってればいいのに。 ♪聴ーきたくもないときに強制的に 狂騒楽曲を聴かされた上に 客のリズムキープに辟易するのみならず ネットで毒づくしかないこんな世の中じゃ ポイズン。(早口)
2007年07月07日(土) |
なんと甘っちょろいアレルギーだ |
池袋はナンジャタウンに スイーツを食い漁りへ赴き アイスやケーキやクレープをふんだんに食らった。 口周りに生クリームを付着させるという ベッタベタなシチュエーションの再現も怠らなかった。
隣り合った席のカップルの 頭ゆるんゆるんな会話 「俺ェー腕時計アレルギーなんだよねェー」 「マジでェーどんだけェー?」 「なんかァー かゆくなんの 手首が」 「手首(笑) どんだけだしィー」 「マジでマジで 腕時計つけてなくてもかゆいしィー」 「大変じゃァーン」 それ腕時計アレルギーじゃねえだろッ!
毎朝、外に出た瞬間に 必ずその日の匂いを感じる。 四季なんかじゃ足りないんだ。
……ロマンチストに近づいてってる気がする。
2007年07月05日(木) |
そもそも別に急いでもいない |
「なんでいつも急いでるの?」 「今日も走ってるね」
と 時々いぶかしまれる。
だって時間がもったいないじゃない。 職場に限っていうならば 階段を昇り降りしてる時間だって お給金に含まれてるのに 無駄にしたくない。 それで「がんばってるね」なんてお門違いで 僕ががんばってるんじゃなく アンタががんばってないんだろう。
電車はたとえ5分後に次があろうと 一本だって逃したくないから今日も走る。予定がなくても走る。
2007年07月04日(水) |
それでも僕はやってない |
コンビニに立ち寄って まるごとバナナを購入し まるごとハッピーな気分で店を出るとき 自分の傘を傘立てから引き抜いたら 背後から老紳士が僕の肩を叩き 「……キミ」と。
えぇーっ
パクってない パクッてない コレ僕っ 僕コレッ 傘ッ なんすけどお! マイン! 断じてディスイズマイン! ユー誤解! よく見て傘のデザイン ルック ルック!
…なんだか心中慌てふためいてしまう。 突然の危機的状況にうまく日本語が出ないまま 「あ、これ、いや……」としか言えなかった僕を 蔑むだけ蔑んでから 傘立ての横に己の傘が倒れていることに気付いたらしく 「……失礼」とだけ述べて紳士は去っていった。
これがウワサに聞く冤罪か。瞬時で済んで良かった。 雨なだけに濡れ衣ですか そうですか。早く梅雨明けないかな。
僕を取り巻くアホ仲間のなかでも とりわけ脳内革命してる友達から まったく内容のない電話をもらった。
「もしもしぃ今へーき?」 「ウーン まぁいいよ。何?」 「オレさっきさぁ〜 松田龍平見ちゃったんだよね!」 「あぁ、そう……」 「で オレ友達になろうと思ってさぁ」 「(アホだなこいつ)」 「マジ マジで 声かけたいから側まで寄ってってー」 「(知るかよ……)」 「でも結局オレ、そんときテリヤキマック食べたかったからさー。 声かけらんなかったわ〜。やっぱテリヤキの魅力には勝てないねー」 「知るかよッ!」
2007年07月01日(日) |
まぁいいか でもすごく辛くなるんだろうな |
昼に地元の駅周り歩いてて 噴飯モノのシチュエーションに出くわした。 異国の小物を取り扱ってる店で 店頭に"身代わり人形"なるものが置かれてて。 なんかこう、呪術的ないかにも怪しい物品だったんだけど。 「ほう」とだけ現物を視認してスルーしようとしたら、 ケースに小さく「全品メーカー完全保障付」の記載が。 エッ 身代わり人形もっすか! なんて度量の広いメーカーなんだ。
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