隆さんとの同棲生活に幕を下ろすことに。
2年と1カ月。
早かったな。
過去ログを読んで、とても懐かしい。
不思議なことに、あの頃の気持ちと今の気持ちは変わらない。
今も隆さんのことが大好きだ。
思いっきり泣いても涙は枯れない。
あと何回泣けば涙を流すことはなくなるのだろうか。
開かれたままの隆さんの携帯には、
複数の女性とのやりとりの痕跡がありました。
セックス前提の付き合いというか、
ただの出会い系でありそうだし、お金の授受もあるものもあった。
実際にはその女性たちとはまだ会っていない、と言うけれど、
都合が合わず会えなかっただけで、
都合が合っていたら会っていただろう。
もう、これしかないと思った。
複数の女性とのやりとりを隆さんの携帯から『彼女』に転送した。
出会い系に興じている、
そして、2年以上同棲している私の存在も、
彼女に知ってもらって隆さんを追いこんでやろうと思った。
これがきっかけで別れても良いと思った。
むしろ今が別れるべきなのかもしれない。
しばらく時間が経ってからの彼女のメールにうろたえる隆さん。
なぜ彼女に他の女性に宛てたメールが届いたのか解らずにいたらしい。
彼女へのフォローを思い悩む彼の横で、私は彼女に改めてメールする。