前回の日記で書いた、9歳年下のマイミクさん。
人間として付き合うことすら嫌悪感を感じたのでバッサリ切りました。
どんな間柄の人でも、
一度、信頼を失ってしまうと、
心の交流は無理なことがわかりました。
9歳年上の私がフォローするくらいの余裕と器の大きさがあれば、
また話が変わってきたのでしょうけど。
所詮、22歳の幼さが、私には許せなかったんだと思います。
多分、彼も私と縁切りができてホッとしているかもしていませんが(苦笑)
今は誰と出会っても、誰に対しても猜疑心を感じてしまうのでしょう。
でも、気を許せるぐらいの付き合いをできる友達は欲しいな、
と思う寂しい土曜の夜なのです。
mixiで知り合った9歳年下のマイミクさんがいる。
メールや日記の文面からは、年齢の割にはしっかりしている印象。
電話の印象は、年相応のような若々しい青年という感じ。
なるべく距離を保ちつつ、メールのやり取りを続けていた。
「外見は気にしないから!」と、言いつつ、私の顔が見たいという。
これから一緒に出かけることになるだろうから安心したい、という理由らしい。
外見気にしないなら写メ見なくていいじゃん…。
と思いつつ、添付してメールを送信。
間もなく返信が来る。
「のぞみさん、まじタイプです。…一目惚れしました。」
……ぉぃぉぃ。
まだメールのやり取りと、電話が一回。
写メに一目惚れというか、実際に会ったことないのに一目ぼれって…。
納得ができなくて悶々としていると、
「これが僕の写メです」と添付されてきたので写メを再生してみる。
私の想像していたイマドキの21歳の青年は写ってなくて、
真面目そうな、精悍な顔つきをした青年が写っていました。
見た瞬間、何か心の中を何かが駆け抜けたような感じが。
そわそわ…というか、ざわざわ…というか。
なんか妙に照れてしまうというか。写メなのに。
素直に気持ちを伝えると、「僕も同じ気持ちなんです」と。
まだ本人に会う予定は決まってないけど、
近いうちに会うことになると確信している。
恋愛に発展…するかどうかはわからないけど。
急に訪れた出会いに戸惑ってるのは間違いない。
GWから一ヶ月が経ちました。
時間の流れが早いものに感じます。
日本中を震撼させた新型インフルエンザも終息に向かいつつある中、
今朝がた私の住む街で感染者が確認されたようで、
勤務中マスク着用を上司に言われしていました。
湿気に弱いはずのウィルスがまだ感染力があるということは、
やっぱり新型なんだと納得したり。
大阪の由さんに逢いたいといわれると、不思議に私も逢いたいと思ってくる。
インフルエンザが心配だから中止しようという由さんの言葉の裏側にあった、
“本当は逢いたい”の気持ちを感じた私は飛行機とホテルを抑え大阪に向かった。
本当は、一日ぐらい…いや、一晩共に過ごしたかったけど都合がつかず、
夜、由さんの仕事が片付く時間を待って食事を一緒にした。
新大阪の街は、東京は違った雰囲気の都会だった。
由さんの生活圏のなかにいることが不思議だった。
去年の秋に京都で別れて以来、半年ぶりの再会。
由さんは以前と変わらず元気そうな笑顔で迎えてくれた。
駅からほど近い商用ビル内の居酒屋で乾杯をし、他愛ない話で盛り上がる。
私は話をしながら、来てよかった、と何度も思い、
由さんの表情を見ながら、やっぱり好きだな、と何度も想った。
ほかの男性には感じない、「居心地の良さ」を由さんには感じるのだ。
まだ由さんが千葉にいたころ、初めて逢ったときから感じている。
一緒にいるだけでも、ふわっと心が軽くなる。
弾む会話の中で、由さんにとっての私の存在について話がでた。
由さんにとっての私は、【ご褒美】だという。
仕事、旦那業、父親業を頑張って頑張った自分にあげるご褒美があるとするなら、
それは私と過ごす時間なのだという。
仕事は今の不況の煽りを受けとても大変な事になっているらしい。
家庭は特に問題は起きていないけど、相変わらず良き夫であり、父であるように頑張っているらしい。
少し前に私がお願いした約束があった。
今年の秋に、13回忌を迎える父親が生前大好きだった景色を見に連れて行ってほしいということだった。
いいよ、と由さんは言ってくれていたけど、多分実現されないだろうと思っていたけど、
由さんは「秋が楽しみだよ。行かなくちゃね。」と。
秋の小旅行をご褒美にして、今年の夏を乗り切るよ、と笑顔で言ってくれた。
由さんとの関係は何なんだろうと良く思っていた。
恋愛にしては距離を感じるし、友情としてはそれだけでは収まらない気がする。
男女間の関係ではあるのだけど、恋人や夫婦とはまた違ったもので繋がっているのかもしれない。
何よりこの居心地の良さがその証だと思う。
東京に戻ってきて一週間経とうとしている。
メールは私の一方通行だし、電話もしていない。
でも不安にならないし、嫌いにもならない。
由さんとの不思議な関係はまだまだ続いていく。