ヒルカニヤの虎



 あたしの夏が来た

あれ、梅雨は?


バナナマン単独ライブ2014、情報きた!

■ bananaman live 2014 "LOVE is GOLD" 

7/31(木)19:00
8/1(金) 19:00
8/2(土)15:00〜/19:00
8/3(日)14:00

バナナの日じゃないのかー、残念。
しかし発表時点でタイトル決まっててよかった。
1通目のメールでタイトル記載を失念するFCよさこいは
あいかわらずの通常運転。


今週のラブレターズANN0はけっこうな頻度で先週の放送(※神回)を噛みしめていました。くどい!

2014年05月31日(土)



 誰でも笑顔にできると思わないで

また行ってきたよ!「浅草のニュー喜劇人」2回目。
今度は迷うこともなく、真昼間の平日の街をぶらぶらと。あいかわらずスーツで違和感を醸し出してしまって申し訳ない。ていうかあそこに詰め掛けていた人たちは普段いったい何で食ってるんだ。高等遊民か。

最初の1時間はギースとラブレターズによるコント各4本。ギースの1本目、高佐氏のピアノ伴奏は毎回曲が違うらしい。今回はショパンの別れの曲。数回前から物悲しい曲が多くなり、精神状態の悪さが如実にあらわれている。ラブレターズは「夏休みの宿題」が、ギースは「自殺コント」が初日とかぶっていました。しかしあれだな、ラブレターズはほんとに手数が少ないな…。8本通じて教師と生徒、ペット葬儀以外の設定がほぼなかった気がする。そして安定の椅子に座って始まる板付き設定。あとなー、「面白さ」の球種も少なすぎるよなー。片方がまともで片方が変人、という設定しかない。コントなのに。せっかくコントなのに!大声で笑いをとるのはいいけど、それは結局溜口君のポテンシャル頼みだよね。コントの可能性を活かせていないにもほどがあるぜよ。ラブレターズはトークが好きでネタはあんまり、というオードリーパターンになりそうな予感がしてきました。ちょっとがっかり。
かたやギースは笑いにとことん貪欲である。設定が無限なだけでなく、どんな隙間にでも笑いの種を放り込んでくる。猿の惑星で鼻水でた。もっとお高くとまってる芸風かと思ってましたごめんなさい。シュールを履き違えていない数少ないコント師だと思う。これなら単独に行ってみたい。

そしてお目当てのライス。去年の輝かしい単独ライブ「スイップ」以来1年ぶりのライス。コントは1本だけ、キャッチボールのネタでした。「鈴虫のお腹」でやった踊り狂うほうじゃなくて魔球を投げるミュージシャン志望の息子のほう。同世代というくくりでなくても、ライスの完成度と発想力はやっぱり桁違いである。ほんとになぜこのコンビがもっと評価されないのか、なぜキングオブコントの決勝に行けないのか…(鬱々)

残りの30分で「ライスに合うおかずNo.1決定戦」。マイお茶碗マイ箸持参、おのおのご飯に合うと思うおかずを持ち寄り1位を競うというもの。これはいい企画ですね!ライスはNSC時代から完成されたシュールだったので、こういうベタ企画はやったことがない。むかし単独で「ご飯に合う映像」の企画をやった際は戦闘機などの映像を見ながら白飯を食べたそうです。ライスだなあ。
おのおののおかずは塚本君がしらすねぎシーチキン、関町が魚屋の塩辛、尾関氏が猫まんま、田所仁がなめこ、溜口君が豚の角煮orがっつりニンニク、高佐氏が松前漬けorサイゼのふりかけ。優勝はしらすねぎシーチキン。前から2列目だったんですけど、匂いが立ち込めてえらい空間になっていました。1メートル先で白飯かっこんでるライスを見られて非常に満足です。

2014年05月28日(水)



 42歳ってまだ厄年だよね

嗚呼今年も名曲だったなあ(※引き続き日村さんバースデーソングをしがんでいる)
ところで浅草劇亭でもらったフライヤーにシソンヌの単独があったんですけど、デザイン性の高さにびっくりした。シソンヌって絵面のきたないホモコントとジョブズのエロパロディのイメージしかなかったのに、ラーメンズとかバナナマンぽいフライヤーなのはなぜ。でよく見たらオークラが監修で噛んでたので納得しました。シソンヌの単独期間が8月13〜17日てことは、今年のバナナマン単独は第2週になるのか。

調べたらシソンヌじろうちゃんはOV監督でがんばっていたのですね。なんで大阪で放映しないの馬鹿なの?4年前で止まっている私の脳内情報では彼はネトゲ廃人で別れ話の際に包丁を自分の手の届かない高さに隠すエキセントリック芸人だった気がするのですが、これはあれか、もしかしてライスや犬を飛び越しての出世か。無情としか言いようがない。


AKBGファンとして今回の川栄あんにん事件は許しがたいと思っていた。しかし理由を聞いてもはや人として許しがたい。とりあえずレヴィナスを100万回読め。

2014年05月26日(月)



 迷子になった覚えはない

今週のバナナムーンGOLD(星野源による日村バースデーソング〜フルチン恋チュンまでの流れ)を映像配信してくれ!久々に心にぐっときた。
今年はバナナマンの単独あるかな?あるならもうすぐ発表ですよね。しかしFC先行でさえ当選する気がしない昨今です。もう気迫で負けてるよな。

去年はどうでしょう祭りに当選してバナナ単独とオードリーのまんたのに落ちたので、今年はオードリーANN5周年記念「史上最大のショーパブ祭り」かバナナ単独のどちらかには行きたいところです。ショーパブ祭りのほうは春日の玉いじり以外何するか全然伝わってこないけども。
それにしてもオードリーはもう5年になるんだなあ。地上波すらけっこう飽きずに追っている。マサカメTVとオドぜひは録画してまでみているしまつです。われながら忠実なリトルトゥースだと思う。

*を免れたラブレターズのANN0は「みんなラジオ聞こうぜ!」という血を吐かんばかりのカリスマの叫び、そしてスペシャルウィークのゲストの是非などラジオの核心に切り込むアツアツ回。いいねえ熱いねえ。1000人に1人ってのは愕然とする数字ですが、そもそも聴取率自体どこでどう取られているのかわからないので、いまひとつ信憑性がない。あとツイッターやってないけど#カリスマラジオに特に疎外感は感じません。どんどんはしゃいでほしい。

2014年05月25日(日)



 眠った街との眠らない関係

今週は泊まりがけで東京の西のはずれまで取材旅行。
21‐22日の日程だったので、ザ・ギース&ラブレターズ30日間日替わり興行「浅草のニュー喜劇人」初日行けるやんけ!といそいそチケットとって行ってまいりました。ザ・ギースは4〜5年前のシティボーイズ公演以来だし、ラブレターズはまともにコントを見たことはない。ただただ#カリスマラジオ(※ラブレターズのオールナイトニッポン0)が好きというその1点のみの引力です。

会場のあさくさ劇亭に迷い迷いたどりつくと、そこはお茶の間並みの広さ。人家の1階を開放しているので、本当にお茶の間なんだそうな(楽屋は3階、2階は支配人のご家庭)。客はギッチギチに詰めても30人前後しか入らないそうで、久々のライブなのにまたどえらいディープな場所に足を踏み入れてしまったぜ…と若干後悔するスーツに大荷物のわたくし。
ザ・ギース尾関氏の開演口上(なぜか高佐氏のピアノ伴奏「キネマの天地」つき)で幕をあけたのですが、部屋が狭いぶん演者との距離も近く、ほんの1m先でコントや演奏が繰り広げられる謎空間。各コンビ4本ずつ毎日新ネタを下ろしていくんだそうです。総じてザ・ギースのほうが笑いに貪欲であり、時事ネタやメタを大いに取り入れて会場を沸かしていました。つっても30人だけど。ラブレターズは笑いよりもまず世界観をちゃんと作り上げたい感じ。でもまだ演技力先行で笑いの種類や人物造形としては手数が足りないのかなと。
ラブレターズ塚本君のカミカミの終演口上のあとに舞台上で打ち上げがあり(演者はヱビスビール、客はラブレ)、反省や楽屋トーク、これから千秋楽までの44公演中にやりたいことなどを。溜口君はピアノ、塚本君は腹筋割り、高佐氏は股割り、尾関氏は愛情を込めておいしいカイワレを育てるそうです。
その後さらにユーストでゲスト発表など。えっライスと犬の心としずる村上出んの!?じゃあかたつむりとカリカも出せよ!てことで来週も東京の取材にひっかけてライスゲストの昼公演を見に行く所存です。もうチケットおさえた。企画的には犬の心ゲスト回の「高佐に勝ちたい男たち」も見たいが、こればっかりは仕事の都合でどうしようもないしな。…というか押見さんは確実に高佐氏に劣等感ドロドロだと思いますが、いけやさんは普通にイケメンでハイスペだからな!?日体大卒で運動神経抜群だし、料理はプロだし性格は菩薩だし演技もダントツで上手いからな!?※塙さんは芸人で唯一いけやさんだけ贔屓しています。
高佐氏については同い年でピアノ弾けてドラム叩けて手品できて早稲田理工、というところまで知った時点で「好かん」の烙印を押しました。

ちなみにザ・ギースは〜氏、ラブレターズは〜君で表記していますが、それほどに体格差がすごかったです。ラブレターズは2人とも162cmとちびっちゃく、尾関氏は189cmの巨神兵。見た目ただの子どもと大人。移動中にKindleでハイキュー!を読むのが最近のトレンドな私にとって、この身長差は衝撃的であった。あーこれは無理だわ、162cmのMBがいくら跳んでも普通は189cm相手ならドシャット喰らうわ…。

2014年05月23日(金)



 風向きが今、変わった

ウーマンラッシュアワーのANNがここ数回いい感じになってきた。緊張感がありながらもお互いへの尊重(おもしろがり)があること、これとても大事。相方の言動にはからずも爆笑してしまうタイプのコンビは今後も応援していきたいと思います。

…という話とはまったく別に村岡花子訳の「赤毛のアン」(昭和29年発行)を20年ぶりに発掘して読み返してしまったのですが、おもしろかった…(余韻)。たとえでなく感動で涙が止まらない。こんなおもしろい小説があっていいものか。子どものときはアンの目線でその境遇に心を痛め、大仰な言い回しを痛恥ずかしく思い、アンが巻き起こす事件に手に汗握るだけだった。でも今読むと全然違うのでびっくりする。アンの言動は困ったもんだけど微笑ましくまぶしい。昔はあんまり好きじゃなかったのになあ、アン。つまり自分の視線はもうマリラに近いんですよね。だからこそ小さな孤児の到来によって人生を生きなおしていくマリラとマシューが愛おしすぎて泣ける。出てくる大人たちは「大人」という役割だけ背負わされた書割ではなく、これまでをしっかり生きてきて、アンの登場後もこれからを変化しながら生きていく1人の人間であり、彼らのうち1人を主人公にしても物語は成立する。小説のお手本のようです。そしてこれはぜんぜん児童文学なんかではなく、大人のための人間賛歌だなあ。無料DLしてしまったKindle版の原著は移動時のためにとっておこう。

2014年05月02日(金)



 あの日のアンに逢いたくて

NHK朝ドラは再見ながらBSのカーネーションが熱すぎて、花子とアンはわりと流し見。しかし今日の花子のセリフで少し見方が変わりました。シェイクスピア劇のくだり(薔薇がアザミやキャベツという名前だったらあんなにも香らないはず〜)は「赤毛のアン」でアンがマリラに言った言葉そのままだ!あれはロミオとジュリエットを引いての話だったのかー、なるほどなるほど。そしてもし父親の名前が〜というくだりも、「赤毛のアン」で父親の名前がウォルターでなくジョディディアだったら、というアンの発想と同じなんだね。
もしかしてこれまでにも村岡花子訳への目配せがあったのかもしれない。あっそうか「ハナでなく花子と呼んでけろ」はアンの「Eのついた綴りのアンで呼んで下さい」という主張と同じですよね。腹心の友・ダイアナは醍醐っぽいけど蓮子さんなのかな。あ、葡萄酒を飲まされる、というのもいちご水と間違って葡萄酒を3杯飲んだダイアナと同じなのか。こういう隠れた遊びは楽しくていいね。そして「赤毛のアン」を今読み返すべきなのかもしれないと思う。小学生のときは大人になったらプリンス・エドワード島のグリン・ゲイブルスを見に行くんだ!と思っていたけれど、そういえばまだ行ってないな。ホームズならまだしも、赤毛のアンが好きな友達というのが今まで周囲にいなかった。そしておそらく今もいない。でも今なら1人で行くのもやぶさかではないな。今年はマレーシアか香港かと思ってたけど、ちょっとツアーか航空券を探してみましょうかね(いそいそ)

2014年05月01日(木)
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