ヒルカニヤの虎



 I'm a high-functioning sociopath.

バカリズム・いとうせいこう・小林賢太郎の「ボクらの時代」。
いとうさんがみうらさんの話をしてくれてとてもうれしい。バカリズムもちょっとだけ元相方の話をしていたのに、現相方の片桐仁にもラーメンズにも一切触れなかった民放10年数ぶりの小林賢太郎はどうしようもないな...。しかしもはや芸人でなくコント師でなく劇作家/パフォーミング・アーティストとして立つのならば、相方というスタンスもとらないのかもしれない。ならもう知らんわという愛憎を抜けたやや珍しい気持ち。
翻って、きたろう−いとうせいこう−バカリズムの師弟関係は全員芸風が違っていいなと思います。いとうさんの全肯定の姿勢、おもしろかった。憑いてきた悪霊(犬)を共生の姿勢で飼い慣らし、今は忠犬に。素直にすごい。あと今でも若手に「スベれ!」と念じているバカリズムはまだまだ独走状態でおもしろいのだろうなと思う。そういうハングリーさが芸人に第一線を走らせるのだと思う。

2013年04月28日(日)



 Enough for a lifetime, far too much.

どうでしょう班が無事に帰ってきたよ!よかったよかった。
そして待ちに待ったどうでしょう祭りの詳細、近日公開。
もちろん今回も万難を排して北海道まで行く所存です。だってどうでしょうバカエリートだもの。

古い知り合いたちが何人も遠方へ旅立っていって、何人も遠方から帰ってくる。春です。

2013年04月24日(水)



 'Cause he's a psychopath.

今クールの朝ドラあまちゃんおもしろいなあ。毎朝・昼のお楽しみ。ゆえに日曜は空虚です。ストーリーはもちろんOP曲がすばらしくすばらしい。裏拍が軽快でねえ、すごいテンション上がるんだよ。昔吹奏楽でホルン担当だったので、裏拍がきいてる曲が大好きです。

きのうは雨のなか「西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」みてきました。仕事なんも終わってないし気が狂ったほうが楽なくらい忙しいんだけど、とにかく行った。
で、意味がよくわからなかったんですけどどうしましょう。おもしろいかどうかの二択でいくとあんまりおもしろくはないような、そんな気がしたんですけどどうしましょう。。私がお笑いバカ脳だからかな。シティボーイズならなんでもいい!という菩薩の境地に到達できてないのが悪いのかな。メタが好きじゃないからか。笑ったところは多分アドリブとか企画っぽいとことか、本筋の脚本に書かれていないところ。きたろうさんが言ってた「気取りやがって」がわりと頷ける。いとうさんと大竹さんのコントが嬉しかったのでなんとか呑み込みましたが、帰宅して「丈夫な足場」を猛然とみている。いとうせいこうが出ているシティボーイズのDVDはすべて揃える不文律がくずれさったので、かわりに「10月突然大豆のごとく」を買おうと思う。

2013年04月21日(日)



  If brother has green ladder, arrest brother.

今週末はシティボーイズ公演in大阪。生のシティボーイズは2010年「10月突然大豆のごとく」以来です。ギースとラバーガールが客演した回、あれはほんとうにすばらしかった。有給とって名古屋まで見に行った甲斐がありすぎた。でも今回はいとうさんと有ちゃんが出るので、家にいる間ずっとDVDをかけて自分を高めています。真空報告官の大合唱はテンション上がるなあ!ラジカル時代を知らないからどんな原点に回帰するのかわからないけど、たまらなくわくわくする。あとは行けるかどうか、だ。

ネット界隈ではSherlock S3E1の公式ネタバレが氾濫しているようですが、完成状態までなにも耳に入れたくないし目にしたくない。ので寄り付きもしていません。そもそもS2E3のReichenbach Fall冒頭で心が折れたせいで落ちるとこまで見ていない。子どものころに「最後の事件」で深く傷ついて以来、どのドラマ・映画でも直視できない虎と馬。でも「空き家の冒険」をいちはやく見るために放映時ロンドンに行ってしまいそうな自分がいます。どうでしょうベトナム縦断第6夜で北海道に行った頃から、なにひとつ変わらない基本姿勢。

2013年04月17日(水)



 It's a three patch problem.

ねむい。月曜ですね。月曜はだいたい〆切日です。さっき1本納品した。でも先週の金曜も〆切だったんだよ。今週の金曜にも〆切2本あるんだよ。来週の月曜も〆切だよ。そしたら次の木曜に(以下略)おかしくないか。しかもその合間に取材やら司会やら入るんですよ殺す気か。今ちょっとだけ仮眠をとるべきか迷っていますが、翻訳込みの仕事だと終わって2〜3時間は脳が過熱して眠ってくれない。そして同時通訳入ってても日本語になってない通訳なんぞ邪魔でしかないわ編集め、という怒りで眠れない。くそうふっかけてやる(※フリーの落としどころ)

あやうく3日坊主になるところであった。しかし週の楽しみがもはやオードリーのANNしかなくてね、先週のアレはプロレスかと思ったら本気でごまかしてたからガチだったんかね。さすがにダブルネームのかおるちゃんはない。ごまかすにしてももうひとひねり欲しかったな。

先週は2回大学に行かねばならず、空き時間に図書館に寄ったら理工系雑誌階が宝の山すぎて閉館まで居座る。演習サボって居座る。学内無料LANが飛んでてPC用電源が唸るほどあって高価な専門誌が潤沢で、そしてなにより無音。仕事するのになんて最適なんだ。お金を払わなければ得られないものを昔はかえりみもしなかった。若いときはそれがいいんだけどね。
途中お腹がへったので一番近い学食で日替わり丼を注文。からあげまーぼー丼というおそろしくパンチのきいた食物が山盛り出てきました。6店舗ぐらいあるなかで唯一行ったことない食堂だったけど、そういえばむかし皆して「体育会系と理系のいく食堂だぜ」と敬遠してたんだった。在りし日をなつかしく思い出しながら食べ残した。

2013年04月15日(月)



 Shot in the dark.

相変わらずオードリーのANNを愛聴しています。これだけは放送初回から欠かしたことないな。今週は冒頭から若林氏のtwitter(ユーザー)バッシング〜月のもの発言、せんずり発言、トークゾーンのストリップwithツチヤタカユキ噺で深夜に大笑いした。三十路になっても下ネタが大好きです。それにしても今日の平和太郎はノリノリだった。「許さん!」後の理不尽な糾弾、おっぱいとキャッチャーミットの関係性。春日さんのサバゲ噺は朝起きると覚えてなかった残念賞。コーナーの感動映画「ひまわりと子犬の7日間」アレンジ、風俗本番パクられ大熱演が近年まれにみる底辺のクズっぷりで、私も感動してしまいました。付け焼刃のチームワークすばらしいと思う。ブスなおばさんリスナーと呼ばれても聞いてしまうわ。
「twitterはラジオだ」のよっぴって芸人じゃなくてアナウンサーだったんだね。

2013年04月07日(日)



 Potential flatmates should know the worst about each other.

団地ともおがNHKでアニメ化されとる!びっくり。お母さんの声がじゃりン子チエちゃんの声だ〜。
「団地」「郊外」「ニュータウン」「〜台」「〜丘」、すごくノスタルジックで情動的なことばなのに、実は自分の幼年時代とは無縁だったりする。ベランダに憧れた私の家には縁側しかなかったし、父親は単身赴任どころか朝昼晩と家でご飯食べてた。職人だからな。核家族とか郊外とか、あれは個人でなく時代の言葉だったんだなあと思う。
最近よく周囲で世代論を聞くようになった。1980年生まれの私のまわりは当然ロスジェネ世代があふれておるわけですが、リクルートスーツを着ることなく運と勢いで就職し、ゆとり世代で苦労することなく運と勢いで退職独立し、つるりぬるりと面倒なことをすり抜けてきたせいで同世代意識がほとんどない。申し訳ないことに。ほんにすまん。


ここ10年来寝込むほどの風邪をひいたことがなかったのですが、嵐の東京から帰宅した3日深夜あたりから咽喉に違和感をおぼえ、翌日起きたら声が出ず、薬+マスク完備でてくてく大学登山して下山して、帰宅するころにはごまかしきれない発熱を自覚。1.5日まるまる寝てなんとか復活しました。これまで低空飛行なりに何とか恙無くやってきたので、寝込むという行為が新鮮すぎた。handmade workers余波で買い込んでた大人の男(っぽい)プリン各種がとても役立ちました。
メモ:猫は患部の上に乗る。

2013年04月06日(土)



 There's always something.

2日空けてまた東京に来ている。今回はちゃんとお仕事です。雨でうっとうしいったらないですが、来月末に閉館するホテル西洋銀座の仕事だったので少し嬉しかった。明日も引き続き東京、九段下で大学用の論文資料探し。ずるずると院生で居続けてやるつもりがそうもいかない人生プランになったので、ちょっと今アフリカ中央テレビばりに巻いてるところ。
あ、そうだ今年3月からPiTaPaやICOCAなんかが全国で使えるようになったよね。超!便利!!よくやった偉い人!と熱くなっているのですが、あんまり同意が得られていない。なんでだ。

日記タイトルは心機一転BBC版SHERLOCKの台詞からお送りしています。欧州版DVDを買ってしまったため、正しく理解できているか今ひとつ自信がもてない。

2013年04月02日(火)
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