大槍兵侍−diary page−
日記
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2024年03月12日(火)



私は手が早い方ではないのでこんなタイミングですが、
78代目武者頑駄無は無事購入できました。

一応定価ちょうど+送料で売ってる店で予約はしていましたが、
長期的に見ると入手困難になる日も遠くない気もするので、ガンダムベースでも1個購入。

このキットを塗装するかどうかは未定として、
とりあえず目のシールを貼ってマスクに墨入れした以外は
シールも貼っていない状態です。





というのもこのキット、シール貼ってない状態でもかなり色分けができているのです。

設定画のカラーリングを再現するにはシールを貼ってもまだ足りませんが、
初代武者頑駄無くらいの色デザインにはこの状態でもかなり近いものを作る事ができ、
こういうデザインだと思って満足するのも十分アリな出来です。

素組では流石に厳しい出来だったヒーローズが、ここまで来たのには感心しますが
そもそも値段がLEGENDBBやHGガンプラ並なので、輝羅鋼の分を差し引いて考えても
これまでより高い商品も出せるようになってきたという事もあるでしょう。


腕が抜けやすかったLEGENDBBに比べて関節が強固になっているなど、
過去の武者頑駄無キットからのフィードバックも生かされているように思います。





輝羅鋼のランナー、今回は超機動大将軍の当時品の翼の上に置いて比較。
(当時品は袋に入ったままの未開封品なので撮影が少し難しかったです)


比較してみると、当時の輝羅鋼はメッキパーツ並みとは言わないまでも
ミラーフィニッシュを貼った状態に近い鏡面反射的なメタリック感がありますが
今回の輝羅鋼は銀の塗料の塗装っぽいつや消し質感なのが刃の部分を見ると分かります。


前回の記事で「今回の輝羅鋼はエアリアルの転写式と違ってフィルム貼り付け式、そして
当時の輝羅鋼もフィルム貼り付け式っぽい?」という事を書きましたが、
現在ホビーサイトにも掲載されている「SDガンダムワールドシリーズ書」の一文がこちら。


「輝羅鋼」という言葉に覚えがあるだろうか。新SD戦国伝で登場した超機動大将軍や、次作
「武神輝羅鋼」で採用された特殊なパーツである。射出成形とフィルムの貼り付けを同時に行う
インモールド成形技術を応用し、クリアパーツに極彩色のメタリックカラーをあしらった
立体感のある絢爛豪華な仕様で、一時期は失伝していたが近年の技術革新に伴いついに復活した。」



ここでも当時の輝羅鋼については転写の文言はなく、フィルム貼り付けと書かれています。
前回の記事でも書きましたが、ネットで「インモールド成型」という技術と、もう一つ
「フィルムインサート成型」という技術について調べてみると、HGエアリアルの説明は確かにインモールド成形として矛盾しませんが
輝羅鋼の説明の方もそう言えるかというとちょっと微妙な文章であることが分かるかと思うのですが、
「応用」という言葉を付けることで何とか間違った表現にならないようキープしようと
しているのかも知れません。(文法的にキープできてませんが・・・・)

まぁ元より前回参照でバンダイは輝羅鋼を「メッキ」と呼んだ事もあるし、細けぇ事はいいでしょう。


バンダイがインモールド成形という言葉をどういう意味で使っているのか少し分かりにくいので絶対とは言えませんが
当時の輝羅鋼も今回と同じくフィルム貼付け式である事はほぼ確実のようです。

なのに仕上がりがちょっと違うのは、製法自体は同じでも
今回使っているフィルムは当時のような金属蒸着っぽいものではないのかも知れません。


ちなみに上の画像で一番下に敷いているのは輝羅鋼極彩Verのシール。
さすがにこれに似てるとは思いません。





軽装頭部の頭蓋の部分が存在しないので兜を外して軽装タイプにすることはできませんが、
兜部分をレジェンドBB武者頑駄無のものに入れ替えてみたものがこちら。

ちなみに兜の鋲やアンテナ基部などは超鋼Verのメッキ版。

こうするとますます初代武者頑駄無そのものに見えてきます。
烈火武者頑駄無を意識したと思われる脇下の装甲が黒くて目立ちにくいのも一因でしょうか。
胸部は金色のパーツに黒いシールを貼って金色の縁取りを再現する
レジェンド武者と同じ方式ですが、こことかを黒く塗ればもっと初代に近くなりそうですね。

兜のひさしはレジェンドも今回のキットも成型色は黒ですが、今回はレジェンドと違って
「設定では白い」(写真の兜は初代リスペクトであえて白く塗ってます)ことや、
刀の鍔もレジェンドのような十字架ではなく先の尖った星型になっていることなど、
よく見るとかなりこれまでのリメイク武者頑駄無に比べて初代を忠実に踏襲した部分は多いです。

烈火武者やイボルブ大将軍(軽装部分のみ)、LEGENDBBなど武者頑駄無のプラモデルは多いので
(あと一部のパーツのサイズが近いのはモビルスーツ戦国伝版とか・・・)、これらのキットを
組み合わせて自分好みの武者頑駄無を作ってみるのも面白そうです。

フロントスカート中央のフンドシの下にもスカートが垂れてますが、個人的には
ここを切り取るか黒く塗ってみるのもバランス的には良さそう。





78代目と天零、新旧輝羅鋼通常サイズキットのツーショット。
BB戦士17番武者頑駄無と並べても良かったけど、身長が近いのはこっちなので。

デザインが武者頑駄無で輝羅鋼のパーツも使うことで、初期武者頑駄無世代と
もう少し下の世代の武者ファンの両方にアピールできる一挙両得なキットだと思います。


なんか前回と今回でやたらと「パーツ未切の新品の輝羅鋼ランナー」が登場しまくってますが、
天零のパーツはこの写真のものを作るのに切り出してしまいました。




ちなみに胸の青い玉はキットだと球面にホイルシールを貼るという
無茶な仕様になっていますが、今回は半球部分を削り落とし、
ネットで「ラインストーンシール メタルシルバー」などの商品名で売られている
銀メッキの半球状のパーツをクリアブルーで塗装したメッキ玉に換装しました。

上記の商品が届いた時の第一印象は「和魂がいっぱい入ってる!」。
こういうパーツのためだけに白龍を1個買ってくるのも何ですし、
色々な事に使えそうな商品です。


写真では分かりにくいですが額のガンダム顔と胴体鎧と靴、つまり輝羅鋼の神器の
白い部分のパーツは獅龍凰出陣6体セットのパールホワイト版を使用しています。
武者神器がタイムボックスではパールホワイトになってたのと同じような意味で、
イメージ的にこういうパーツには合う色です。

武者バトル最強チームのクリアホワイト版を使ってみるのもいいかも。

レジェンド体型に改造するのとかもいいですが、当時の造形のままで
細部をグレードアップするのも楽しいです。





輝羅鋼物語の先陣となった信長専用軍馬と三蔵&少年悟空も買って作りました。
擬人化した馬のプラモもいいんでしょうけど、これもいいよ。
でもさすがにこれは塗っています。特に悟空とか真っ白だし・・・・




放映当時に出たキットは汎用型なのか、アニメに出てくる姿とは違いましたが、
アニメ終了から2年経ってついにアニメで信長が乗ってた馬が出ました。

黒パーツは以前の馬と同じもので、クリアレッドの部分が新規パーツに
置き換わりつつも尻尾などのクリアパーツは前回と同じ形状なので、
本体は前回作った馬をそのまま使用し、今回の商品の鎧のパーツを装着しました。





設定通りに信長と悟空を二人乗りさせるとなかなかのボリューム感があります。
実質3体のキットが合体してるようなもんなので、かなりの迫力。

馬の脚の鎧の赤紫の部分はMrカラーのマルーン(ワインレッド)をベースに
シールに似せた色に調整して塗っていますが、見ての通り馬のフロントの鎧と
信長の左腕の鎧でシールの色が微妙に違うので、馬のシールの方に合わせています。



隠密はまだ作ってませんがそれはともかく、もうすぐ信長大将軍も発売されるし
近いうちに何か発表されると期待しましょう。




サイトの方の漢字変換ツールにGoogle日本語入力用の説明を追加しました。

テキストファイルを使うことでGoogle日本語入力に一括辞書登録できますが、
MS IMEと違って変換候補の順位がなかなか思い通りにならず、
例えば「まあくつ」で密林の摩亜屈とか含めて色々変換できるようにしても
「なぜそれが一番上にくる?」という謎の順位になってしまって難儀しましたが、
調整を繰り返してとりあえずの落としどころになったものをアップしています。
この記事を書くのにも使ってみましたが、まあまあ役に立ちました。
多威無掘駆主(タイムボックス)と異歩流武(イボルブ)も登録しておけばなと思いました・・・。


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