今日も今日とて歯医者です。(今日は抜いた所の消毒だけ) 歯医者に行っている間は、娘を旦那君の実家に預けて行きます。 少し前までは、私がトイレに行くのにも泣いてついてきた娘なので。 預け始めは、大丈夫かなぁと気が気ではなかったものですが、 初日から現在に至るまで、後追いの『あ』の字もなく。 私が車に乗って出て行く様子を見ても、どこ吹く風。 帰って来ても、ばぁばと楽しく遊んでいてニコニコ顔でお出迎え。 更に、今日は行きがけに寝てしまったのですが、実家に着いたと同時に 目が覚めて、ばぁばの姿を寝ぼけ眼で見るなり、 (あっちへ行く。) と、ばぁばに手を伸ばす娘。 ばぁばは嬉しそうに抱っこしてくれ、それを見て一抹の寂しさを感じた母。 勿論、いつまでも後追いされては困るのだけれど、 あっさり自立心?が芽生えると、母親の存在意義が薄れるようで・・・。
親心は、複雑なのです。
歯医者さんが一生懸命残そうとして奮闘してくれたものの、 結局奥歯を抜くコトになってしまいました。 春に親知らずを抜いてから、今年二度目の抜歯。 親知らずの時は、麻酔をかけて、 グッ、ゴキッ、ゴキゴキッて感じで、あっさりと抜けたので、 今回もそんなもんだろ〜、と思ってたのですが。
麻酔をかけて。 しばらく時間をおいてから抜歯開始。 グッ、ゴキッ・・・「あれ、あれ・・・?」 歯医者さんのつぶやき。 やがて何度かのグッ、ゴキッ、の後、チュイーンと歯を削りだし。 さらにグッ、ゴキッ、を繰り返すも終わる気配なし。 そのうちに、麻酔が切れたのか、ものすごく痛くなってきたので、 我慢出来ずに「痛いです〜」と泣きつくと、更に麻酔を追加。 「歯が物凄くもろくなってるから、 抜こうと引っ張ると割れちゃうんですよねぇ。 削りだしながら抜いていきますんで、もう少し頑張って下さい」 そうだよな・・・虫歯あるのわかってて、ずっと放置してたから・・・。 それから更に何度も引っ張って、削って。それでも抜けず。 そろそろ三度目の麻酔追加か、と思われた頃、
スポ。
拍子抜けするくらい、あっさりと抜けました。
さようなら、私の奥歯。 二十数年間、がんばって働いてくれたのに、大事にしてあげられなくて、 ごめんね。 何だかんだと理由をくっつけて逃げずに、早く受診していれば、 失わずにすんだかもしれない、と思うと、今更だけれど後悔しきり。 せめて、これからは残っている歯たちを大切にしていかねば。
2006年11月17日(金) |
ツレがうつになったらば。 |
数年間、結婚だ〜、妊娠だ〜、育児だ〜、と何だかんだと理由をつけて、 逃げ続けていた歯医者さんに行ってきました。 職場復帰すると、たぶん長期治療なんて夢のまた夢なので。 その待ち時間に、『ツレがうつになりまして。』を読みました。
で、考えました。
私のツレ、旦那君は、生真面目&神経質とは無縁な、 自然と適度に力を抜くことのできる人ではありますが。 ここのところ仕事が立て込んで、お疲れ気味なのは事実。
もし、ある朝突然、「死にたい・・・」とか言い出したら。 私はちゃんと支えられるかな。 「がんばれ、しっかりしろ」と言わずにいられるかな、と。
誰かが言ってました。 人間は、(宝くじが当たったら・・・)とシアワセな『たら』は、 しょっちゅう考える。 でも、まさか自分の家には泥棒は入らないだろう、 まさか日本は戦争には巻き込まれないだろう、 まさか自分は病気にはならないだろう、と不幸な事に関しては、 まるで人ごとのように思っている。 確かに。 だって、いつも不幸な可能性ばかり考えていたら、 一歩も動けなくなってしまいますもんね。 でも、たまには、『まさか』な事も考える必要があるかな。 少なくとも、その可能性を頭の片隅に置いておくこと、 知識をもつことは大事、と思います。
そろそろオープンのほとぼりも冷めたかしら〜、と 午前中、娘と近くのショッピングモールへ。 平日なので、駐車待ちするほどではなかったものの、 それでも十分、車はいっぱい。 良いお天気だったから、入り口から一番離れた所の駐車も、 ノープロブレムだったけれど、悪天候だったり極寒の真冬だったりしたら、 ベビーカーの娘にはちょっと過酷かも。
建物の中は、想像していたよりもコンパクトでした。 いや、もちろん、田舎のお店としては破格の大きさですが。 構造が変に入り組んでないので、分かり易くてコンパクトに感じたのかな。 池袋の東口と西口のデパートを両方まわった時とか、 横浜の駅中とか、分かりづらすぎて、泣きそうになったものです。
今回は、コムサイズムとGAPを中心にチェック。 背中に天使の羽根の刺繍がしてあるコムサのトレーナーには、 心ひかれましたが、(果たして何回の洗濯に耐えるだろう・・・)と 耐久性が気になり断念。 結局、GAPでお揃いのカーデガンとワンピース(セール品)を 買うにとどめました。 子ども服はミニサイズゆえに、普通の白Tすらも可愛らしく見えますね。 見てるだけで、楽しくなります。 ・・・が、娘は無意味に(←娘的に)あちこち連れ回され、 同じような所をグルグルまわる事に30分ほどで飽きてしまい、 「あー、あー、あー。(訳:早く別の所に連れていけ〜)」と ブーイングの嵐。
あれこれ相談しながら買い物に興じる『仲良し母娘』になれる日は、 いつくるのかなぁ・・・。
来春から娘を旦那の実家近くの保育園へ預けるため、引っ越すことに。 旦那は仕事でテンパっているので、 娘と2人で毎日ウロウロと空き室探し。 幸い、三件ほど好条件な物件が見つかりました。 ・・・が、それでも、今現在の住まいと比べると手狭だし、収納も少ない。 最初に良い物件に当たってしまうと、次が辛いなぁ。 大家さんもご近所さんもとても良い方だし。 まぁ、住んでみれば、どこでも『住めば都』になるのでしょうが。 <入れ物>が小さくなるので、とりあえず、本格引っ越しの日まで ちびちびと不要品処分をしていかねば。ふう。
物件探しとか引っ越し自体は嫌いではないのだけれど、何より面倒なのが、 免許・保険・NTT・四季の会・・・と、ありとあらゆるものの住所変更。 また数年のうちに引っ越す事が確実なので、なおさら気が重いです。
早く、どっしりと腰を落ち着けた生活がしたいなぁ。
ウチの旦那君は、結構頻繁に、台所に立ってくれます。 (私があまり旦那君の好きな物を作らない所為かも。) 大学時代からサークルの食事係をしていた、というだけあって、 腕前もなかなかのものです。 味付けは、ひたすら勘。 それでも、ちゃんと美味しく出来るから不思議。 こういうのを、料理センスがあるというのでしょう。うらやましい。
本日は、突然「スープカレーを作る。」と言い出しました。 どうやら、スープカレーに関するDVDに影響されたらしいです。 スープカレーの発祥の地は札幌。 今年になって、某カレーチェーン店でも期間限定で商品化されましたが、 まだまだ本州ではメジャーというところまではいってない感じ。 (北海道では、レトルトまであるらしい) 旦那君が力説するところによると、 透明感があるくらいの『スープ』状であることがポイント。 具材は、特に規制はないみたいで、我が家は鶏肉と野菜にしてみました。 普通のカレーよりも、口当たりはあっさりしているけれど、 コクがあって美味しゅうございました。
また具材を変えて、再挑戦してみてもいいなぁ。
久しぶりに、一気読みしました。
『チーム・バチスタの栄光』の続編、『ナイチンゲールの沈黙』。 相変わらず、キャラを立てるのは、とても上手な作家さんです。 今回もたくさん新しい人が出てきたけれど、すんなり読めました。 ・・・ただ、前作の方が私は好きかな。 今回は、ドラマチックな表現を狙いすぎて、少々むず痒い感が。 まだ二作しか書いてないのだから、言葉の扱いとか、文章の流れが 洗練されてない感じがするのは、仕方ないとして。 (もしかしたら、それは作者のねらって出してる<味>なのかも しれませんが) 謎解きに関しては、もっとドライに徹して欲しかったかな。 グッチーがたまたま高性能の耳をもっていたから、 真相を証明することが出来た、というのは、うーん・・・。
まぁ、でも<読みたい><読んでみたい>と思える 新しい作家と出会える事は、活字好きにとっては嬉しい限り。 さて、次は何を読もうかなぁ。
娘も、だいぶスムーズに歩けるようになってきたので、 いよいよ靴を履かせてみることにしました。
まずは、肝心の靴選び。 子ども椅子に座らせて、少し大きめと思われる物から履かせてみたら、 もう娘は警戒しまくり。 『わたしにナニすんのよ!?』みたいな顔で半泣き状態。 どうやら、拘束されてるような気分になったみたいです。 まあ、確かに今まで靴下以上の重さを知らなかった足に、 おもりをつけられたみたいな感覚なんでしょう。 それでも、あやしあやしフィッティングを繰り返しているうちに、 なんとか慣れてくれましたが。
30分近い履かせ比べの結果、 先日会った大学時代のママ友の話を参考に、○ジョンの靴に決定。 娘の履き心地はわからないので、履かせ易さを重視しました。 初めての靴なので、少しでも歩く時の違和感が減るように、 ぴったりサイズ。 たぶん、すぐに履けなくなるんでしょうが、まぁ、仕方ないかな。
家に帰って、早速靴を履かせ、外に出てみました。 地球への初着地。 ずっと抱っこされて見ていた景色も、いきなり視点が変わり。 足の裏に感じるアパートの床とは違う靴や地面の感触に、 娘、しばしフリーズ。 でも、手をひいて、よちよち歩かせてみると、 すぐに外のお散歩が気に入ったようで、庭の草木や花を嬉しそうに 撫でておりました。
一年前は、寝返ることすらまだ出来ていなかった娘。 子どもの着実な成長を感じながら、果たして、 自分は母親として大人として少しは成長しているのかしら、と ふと思った秋の一日でした。
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