2011年12月18日(日) さーてさーて。

バンドのブログの更新もちんたらちんたらしていますが
(ライブに行った時とかに書いたりする)
こっちもなんとかせな。なんとかせな。と思ってまた書きだしてみた。

この放置プレイの理由はなに?


…………忙しいんです、冬だから!!



こまかい理由ははしょります。とにかく冬は忙しいんです。
いや、夏前からグダグダだったけど。

バンドのブログからここまで辿られると、
知られたくないことを知られてしまう可能性があるので
それはここに書かないようにしよ、と思ったんですが

考えてみたらあたしの生活の大半って、その「書けないこと」でできてんのね。
ふとそれに気付いたら、しょーもな、と思ってしまった。

しょーもな。
いい年してしょーもな。

いや、決して、「しょーもない三年間あるいは五年間」を過ごしたわけではないんだけど。

働くこととお金を稼ぐことにひたすら没頭していました。
未来が怖かったから。
未来が怖いって、しょーもないな、とふと思ってしまった。
自分が黙っていても動いていても未来はやって来てしまう。
ある瞬間後悔するのが嫌で、とにかく体を動かしてきたけれど


はい、もう、なんか限界です!


弱いですか。根性ないですか。捨てたら、あたしの魅力は減りますか。



それで、結構。
あたしよりしんどい暮らしをしてる人なんていくらだっている。
あたしより根性のある人なんていくらだっている。

でもその逆もまた然りだ。
ようは、人と比べてもしょーもないってこと。

あたし、がんばったぞ。
そう言えるくらいには、がんばったと自分で思うから。

今年度で、この三重生活にピリオドを打ちます。
未来が怖くなくなったわけじゃないけど。でも、自分の手でピリオド。

今から春が楽しみです。
たっぷり睡眠をとって
たっぷりのんびりして
たっぷり自由な気持ちになる。
そういうのっておそらく、大学卒業してからしていない。
いつだって望んで何かに追われていたし、そして自分を追い込んだ。

そうゆうのをやめてみようと思った。


変えてみよう。変わってやろう。
もしかしたらそれは、かつてのあたしに戻るということかもしれない。
そのあたしに「ハロー、久しぶり」って言えるのは、
きっとはなえくらいだと思う。

この10年で捨てた世界の数。
切った人たち。潰されたところ。
名前も顔も思い出せなくなった人たちが何人もいる。
深い関係を持っていた人ですら、名前を思い出せなくてびっくりする。
いい思い出がないからそこから離れ、忘れ去ったのだけれども。
でも本当にそれで良いのかわからない。
時間の経過で生まれる忘却は、時にお薬だけれど
「忘れなかった者の勝ちだ」と言っためめの言葉を、あたしはずっと覚えている。
忘れなければ、覚えていれば、救える何かがあるかもしれない。
だから、忘れたくないのだ。あらゆることを。
あたしはかつて そういうふうに考えていたんだった。


ただ「覚えていること」にはとてつもないエネルギーと余裕が必要だ。
だから、あたしは一度生活をリセットして、そのエネルギーと余裕を自分で作ることにした。
いいことも。悪いことも。他愛のないことも。
余裕がなかったから、「覚えていること」を諦めていたんだろう。
そのままでは生きていけないと悟ったから忘れることを覚えたのだ。

でももう一回やってみようと思う。
「覚えていること」を。
余裕を持って自衛をすれば、きっと「生きていけない」なんてことはない。
きっと、あたしだって、昔よりたくましくなっているはずなんだ。
負けねーぞ 負けねーぞ 負けねーぞ