日々の泡

2011年07月31日(日) ジャムとエロスと聖子ちゃん

*アプリコットジャム
友人から杏子のジャムを貰う。
ジャムを煮る習慣というのがわたしにはなくて
それは果物は新鮮なうちに生で頂くのが好きということもあるし、
また大量の果物を用意できるような安価な市場がわたしの生活範囲にないということもある。
でも杏子は生で食べてもおいしいとは思えない。
ドライにするかジャムにしたほうが断然おいしい。
不思議と香りもそのほうがよい。
酒好きの友人のことなので、砂糖は控えめ 大人のジャム。
ライ麦パンにこんもり塗って幸せな朝食。
」おとなのエロティシズム
  みいら採り猟奇譚
著者名  河野 多恵子著
内容 ブックデータベースよりーー
  欲望の極みに快楽死を想う夫の願望は、彼の感化とともに成長した妻の一途な歓びと相俟って叶えられる。凄艶な純愛の世界。

  蜜の証拠
著者名   サルワ・アル・ネイミ著 斎藤 可津子訳

内容 ブックデータベースより
  アラブ世界秘伝のエロスをいまここに開示する、しどけなくも大胆な語りの愉楽−。アラブ古典性愛書に出会った女性図書館司書の、美しくも知的な告白小説。

二人の女性作家の描く静謐な筆致によるエロスの世界。
河野 多恵子という作家の作品を初めて読みました。
戦中戦後の日本が舞台。
女学校を卒業したばかりで親の決めたいいなずけのもとへ嫁いだ主人公が医師である夫のもとでどのように成長してゆくのか 淡々と語られていくのですが
なんとも言えない静謐なエロティシズムが流れている小説です。
ラストシーンには言葉を失くしました。
凄い作家だなと驚きました。
 どちらの作品もエロスが主題ですが、真摯に女性の性を見つめる作家たちの淡々とした筆致による知的な小説でした。

*松田聖子
あることがきっかけで松田聖子の歌を聴いた。
単なるアイドルではない歌のうまさに改めてびっくり…
こんなにうまかったんだ…
なによりも、当時は気がつかなかったけれど、日本語がきれいに発音されている。
とてもクリアで美しい。
歌詞が胸に届く。
最近のJポップを聴いても歌詞がよくわからなかったりするのは言葉数が多く早口であることもあるけれど
発音がクリアでないこともあるように思う。
そんな歌唱法もある種のグルーブ感を出すには効果があるのかもしれないけれど
聖子ちゃんのクリスタルクリアな発音の歌詞には驚きです。
やはりただ者ではありませんでした。
いまさらですね。



2011年07月08日(金) つらつらと

*渡りの途中
渡りの途中で羽を休めに来る鳥がいます。
近くの公園で町場の鳥たちに混じって聞き慣れない鳴き声を披露しています。
その声はやはりその辺の鳥たちとは何か違っています。
町の鳥たちが仲間同士でコミニュケーションしていたり、あるいは敵を威嚇していたりするのとはかなり違って聞こえるのです。
もっと深い何かとか
もっと大きい何かとか…
例えば、木霊
例えば土地の魂
そんなものと交信しているようなある種の威厳を感じさせるのです。
地球を相手に旅している鳥たちに生き物としての畏敬の気持が湧いてくる…そんな鳴き声なのです。
*富士山サイダー
仮面ライダーをもじったのか「仮面サイダー」というネーミングの清涼飲料があるそうで思わず笑ってしまいました。
友人がくれた「富士山サイダー」は富士山の天然水を使用して作られたというサイダー。
味は… ま サイダーです。
サイダーの音ってコーラやビールとは違うように思います。
もっと硬質で勤続的な音。
グラスに耳を傾けているとその音にいざなわれてどこか
遠い記憶の場所に跳んでいくような錯覚に襲われます。
そんな感じを詩に書きました。
水の記憶
詩「サイダー」
http://lilachill.exblog.jp/

*ズッキーニ
ズッキーニが好物の友人が今夏は自分で栽培するのだと勢いづいて二株植えたのはほんの1ヶ月前のこと。
植えた後で調べてみるとなかなかに栽培は難しそう…
雌花と雄花があって、人工で受粉させないとどうもうまく実を結ばないみたいです。
しかも雄花は盛大に咲くのですが、雌花が咲かない…
そのタイミングも合わせてどうやらこれは大変だと友人がぼちぼち愚痴をこぼし始めたのが一週間前…
でやけになって苗をプランターから抜いたのが先日…
なんということを…
花を料理してもおいしいのに…
まったくお百姓さんに感謝 尊敬の夏です。


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茉莉夏 [MAIL]