日記
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2007年04月29日(日) キミはやっぱりすごかった…

さて、今日は六大学野球・春季リーグ第3週、第2戦目。
早稲田VS法政との試合に、報道されていた通り、斎藤君が先発しました。

本当なら1人ででも神宮行くか!!……という勢いだったのですが(笑)
数日前からのまぶたの腫れが徐々に悪化し、まよったあげく断念。

この、まぶたが腫れ上がったり、湿疹ができたりっていうの、私には
決定的に体調を崩す直前の、体力低下・抵抗力低下のサインなので…。

普段からずっと使ってる化粧品でかぶれてしまっているということなのです
(苦笑)。

そういえば去年のGWもさんざんでした…。
舌炎と口内炎がいつまでも治らず数週間も食事に苦しんだり、ついでに
えらくのどが痛くて、我慢できず耳鼻科へ行ったら扁桃腺一帯に膿がたまって
たり、今年はそれほどのものでは全然ないですが。
この時期、どうもダメらしい(苦笑)


ええと、前置きが長くなりましたが(汗)、今日は、斎藤君先発確実、という
報道が各スポーツ紙等でなされていたためか、すごい人だったそうで。

神宮はかなりハードなことになってたみたいですね。
無理して行かないで正解だったかも。
(この前、母につきあってもらって観戦に行ったのも、これだけ騒がれて
人が少なかったらちょっと……という思いだったので、人が多ければそれで
オッケーなわけで)(笑)

で、家でテレビ中継とネット速報にくぎ付けになってたわけですが。
もう、本当にリアルタイムで試合を見るのは心臓に悪いです(笑)

前日、須田先輩がすばらしいピッチングを見せていたので、今日、自分が
投げて負けるわけにはいかない、というプレッシャーもあったでしょうし。

前回の相手は東大ということで(スミマセン)、今日の強豪・法政戦が
斎藤君の力が果たして大学リーグでも通用するかどうか、実質的に試される
というのもありました。

開幕戦先発のプレッシャーでずいぶん痩せてしまった印象がありましたが、
今日テレビで見ても体重はあまり戻っていない印象。
本当に細く見える(苦笑)
顔だちはあの通りですし、感情を表に出さないポーカーフェイスの中にも、
気のせいか、不安や緊張の要素があるように感じました。
何より、昨夏の甲子園での不敵さ、迫力、そういったものが欠けている感じ
でした。

立ち上がりが不安定で、あっと言う間に1点を先制されます。
今日は打たれるんじゃないか、このまま法政の強力打線につかまるんじゃないか、
本気でもうだめだと思いました。(すいません斎藤君)

しかし。
やっぱりと云うかあっぱれと云うか、そこでダメにならないのが斎藤君。
続く相手の4番・5番打者(!)を連続三振。
1回の裏、田中幸長キャプテンのタイムリーで同点に追いついてもらうと、
2回以降は、3塁を踏ませない投球で、終わってみれば7回4安打7奪三振。
その後、松下先輩のリリーフで、結果13-2の大勝。

キャプテンに自分がとられた1点をすぐに取りかえしてもらい、さらに自らの
バットで勝ち越しのタイムリーを打ち、その後味方に大量得点の援護を
もらってからは、ピッチングにも、目に見えて躍動感が出てきた印象で。

途中、テレビ中継が終わってしまい、ネットの速報に頼るしかなくなって
しまっても、もはやその時点ではまったく不安を感じませんでした。

本当に、あの立ち上がりの苦しい場面で、あの大観衆やチーム・OBの期待・
揶揄、正負さまざまな思いを背負いながら、よく崩れずに立ち直りました。

不安そうに見えたのは、私の個人的なイメージの押しつけで、本人はいつもと
同じく、冷静で淡々としていただけかもしれませんね。

今度こそはもうダメだと思わせておいて、奇跡のように劇的な勝利をおさ
めてしまう。
「斎藤劇場」とはよく言ったものです(苦笑)


ともあれ、斎藤君、君はやっぱりすごかった…。
どんな状況に置かれても、その精神的強さは変わらないんだなあ

そして斎藤君がとられた点をすぐに取りかえしてくれた田中キャプテン、
大量点で斎藤君を援護してくれた先輩たち、須田先輩と同期で、斎藤君には
多少複雑な思いがあったであろうに、好リードで斎藤君をもり立ててくれる
キャッチャーの細山田先輩。
少々言いたいことはあれど、先発をまかせてくれた監督。
(極めて個人的、一方的に・笑)感謝します。



関係ありませんが、思わず笑ってしまうのが、このニッカンのリアルタイム速報
これ、試合速報じゃなくて佑ちゃん速報…(苦笑)
記者さん、絶対遊んでるでしょう(笑)




私信です〜。

Hさま、ありがとうございます。
「バッテリー」は……実は作者様があまり斎藤君のことをお好きでない
ようなので、ちょっとその辺りがひっかかってしまっているのです。
(心のせまい奴でスミマセン……)
作者様は、田中君のファンの方のようで、巧は見かけは斎藤君だけれど
中身は田中君、と語っていますので、Hさまは田中君を見ていたら田中君の
ファンになっていたかもしれませんね(笑)



2007年04月21日(土) 須田先輩と斎藤君

14日、斎藤君が憧れの神宮のマウンドに立ち、見事初勝利を上げました。
早稲田では史上初、六大学でも77年ぶりの快挙というおまけつき。

対戦相手が東大ということで(スミマセン・汗)、評価はできないという声も
あるようですが、先輩達を差し置いての開幕投手。
しかも不調に悩んでいた1ヶ月前から監督より告げられていたとか。

このところ、映像で見るたびに痩せていく斎藤君に、ひょっとして何か
悪い病気に罹っているのでは…と実は本気で心配していましたが。

思うように調子を上げられず、誰にも打ち明けることさえできない重い
秘密を抱えこんでのこの1ヶ月。
斎藤君にのしかかっていたプレッシャーがどれほどのものだったか、試合後
初めて明かされたこのエピソードを聞いてやっと納得しました。

これだけの重圧の中、本当に本当によくやりました。
やっぱり斎藤君はすごいです。


ファンとしてこれ以上ない嬉しいデビューだったわけですが、一方、純粋に
100%喜べない事情もあります。


今年、早稲田の右のエースナンバー・11番を背負ったのは、3年生の須田君
でした。
彼が入学した当初から、宮本・大谷の両先輩が居たため、先発で登板する
機会が無く、勝ち星を上げるチャンスには恵まれませんでした。

今年こそはという気持ち、また斎藤君や福井君といった1年生投手が華やかな
注目を集めているだけに、先輩として負けられないという気持ちはすごく
あったと思います。

見えない部分でコツコツと地道な努力を重ねる人で、1日の練習を終えたあとも
夕食後、毎日ひとりでロードワークに出ていたというエピソードも聞きました。

オープン戦でも、去年の全国覇者・亜細亜大を完封するなど、チームのエースに
ふさわしい結果を出しました。

須田君本人はもちろん、私のような斎藤君ファンをふくめ、誰しもがエース
としての、開幕投手・須田を疑っていませんでした。
須田君自身「開幕投手は自分しか居ない」と公言し、それだけの練習もこなし、
結果も残してきました。
14日の開幕のマウンドにかけて、1ヶ月のオープン戦を戦ってきました。


須田君が他の部員よりひと足先に、2年生投手の松下君と共に、監督から
先発・斎藤君を告げられたのは、開幕戦の数日前だったそうです。

それはいいんです。
さまざまな事情からみて、斎藤君の開幕投手という監督の決断が間違っていた
とも思いません。

ただ、開幕投手は1ヶ月前、オープン戦の始まる前から斎藤君に決まっていた、
それだけは云うべきではなかった、と監督に云いたいです。

じゃあ、何も知らずに開幕投手をめざして投げ抜いたオープン戦の、俺の
この1ヶ月は何だったんだ、何のために俺は頑張ってきたんだと、
須田君ならずとも、そう思わずにいられるでしょうか??

もちろん、エースとしての須田君の評価と開幕投手とは関係ありませんが。


大学の練習に合流した当初から、ハンカチで顔をふく真似をしてみせて
斎藤君の笑顔をさそうなど、斎藤君を気遣っていた須田先輩。

開幕戦当日、須田君は、初回のマウンドへ向かう斎藤君の肩を叩いて呼び止め、
2・3言葉をかけあと、手の甲で斎藤君の胸を軽く2度叩き、入学後わずか
2週間でこの重責を背負わされた後輩を、先輩として、自身の無念さ・悔しさなど
みじんも感じさせない、力強い笑顔で、送りだしました。

須田先輩に対して、斎藤君の中につらい気持ちが無かったとは思いません。
その須田先輩の思いに、斎藤君は見事なピッチングで報いました。



………この2人で話描きたいです(笑)
(もちろん、801とかでなく真面目にです)(笑)





2007年04月19日(木) 地球へ&あらしのよるに

またまた大変ご無沙汰してしまっております(滝汗)
もはや週記さえ通り越して月記状態…うう。
様子を見に来て下さっている方には本当にすみません(泣)

ご承知の通り、ここ数日だけでも、斎藤君が最高の神宮デビューを飾ったり、
今日は田中君が嬉しい初勝利をあげたり、そして私自身は15日の日曜日、
母を道連れにとうとう六大学初観戦・神宮デビューを果たしてしまいました
(笑)
数メートルの至近距離で斎藤君を見てきました(笑)

ホントにもうイロイロありすぎて(笑)

今後は28・29日の早大×法大戦まで、動きも無いと思いますので、時間を
見て少しずつ書いていきたいと思います。


あ、それと連絡先変更のお知らせなのですが。
原因は分からないのですが、数日前から突然hotmailにアクセスできなくなって
しまいました。
受信画面が表示されない状態なので、今メールをYAHOOの方に切り替えて
います。
何かありましたら、この日記のフォームよりご連絡をお願いいたします。
折り返し返信させて頂きます。



さて、斎藤君関連の話はキリがありませんので、最近観たアニメの話など(笑)

まず、あらしのよるに。
原作はアンハッピーエンドという話を聞いたことがあったので、
ドキドキしながらTV見てました(笑)

いや、動物のかわいそうな話ってホント弱いんです。
あらしの〜のアニメがアンハッピーで終わっていたら、それこそ火垂るの墓
以上のダメージを受けて、しばらく立ち直れなかったでしょう(笑)
もちろん、原作を読む勇気はありません(苦笑)


地球へ。
当然ながら大昔の劇場版とも、原作とも微妙に違ってました。
アニメに触発されて、原作を10年ぶりくらいに読み返してみました。

今さらですが、あらためて読むとこれって壮大な滅びの物語なんだよね…
アニメがどう展開していくか判りませんが、とりあえず見てみようと
思います。





ええと、私信です。
Hさま。
お仕事、相変わらず大変そうですね…

そういう時、すぐに辞めてしまって他の職場に逃げていた私が何を
云うのもおこがましいし、本当に限界を感じたら、退職するのも
自分を守るための最終手段だと思います。
ただ、できれば何とか頑張って続ける方向でいきたい、というお気持ち
でしたら。
私が今、退職の誘惑にかられそうになるたびに(笑)いつも見直して気合いを
入れ直している、元高校球児たちの1年目に賭ける言葉を書かせて頂きますね。


「監督さんからよく熱のこもった指導をして頂いています。
 時に厳しい言葉をかけられることもあってつらいですが、絶対に
 逃げません!
 これも期待の表れと思って頑張ります」


「高校時代も練習がきつくて“ああ、しんどいな”“もういいかな”と
 思うことがよくありました。“ここで抜いたら楽だなあ”と。
 抜くことはできるんです。
 でもそうしたら自分がダメになる。
 これからも自分に負けず練習していきます」


「監督さんがいつも云っている言葉です。
 意識を高くもつことで成長できる。
 この言葉の意味を理解して、練習でも常に意識を高く持って上を
 めざしたいと思います」





なつき