日記
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2007年03月21日(水) オープン戦初登板

斎藤君が、大学初の対外試合となるオープン戦に登板しました。

キャンプ最後の紅白戦では復調のきざしが見えていたものの、今現在
どんな調子かが全く判らなかったので不安はあったのですが。

結果、中央大学を相手に5回4安打・5奪三振・1四球・無失点。
ストレートのMAXは144kmをマーク。

絶好時の状態ならば、斎藤君にとって決して満足のいく内容ではないので
しょうが、悪くない結果でよかったです。

特にこの日はコントロールが良く、打たれても連打を許さない、ここぞと
いう場面では決して打たせないという、いつもの斎藤君だったようで安心
しました。

シート打撃で調子を崩した時、何より心配だったのは、あの抜群の制球力を
誇る斎藤君が、コントロールを乱し四球を連発したことでした。

今までどんな不調の時も、アメリカで打たれた時さえ、制球が定まらなくて
苦しむ、という姿はついぞ見たことが無かっただけに、どうしちゃったの?!
という感じだったので(笑)
(もっとも、今までは練習での調子がいちいち報道されるなんてこと自体が
ありえ無かったわけですが)(苦笑)


この日、何より斎藤君らしくて嬉しかったのは、早実2年の夏、特大ホーム
ランを打たれて負けた相手、日大三高出身の田中君を、二打席連続の空振り
三振にしとめたこと。

いちど悔しい思いをさせられた相手には二度と打たせない、斎藤君のこの
気迫あふれる小気味良いピッチングは健在でした。
斎藤君、変わってないです(泣)

さらに、早大側は一切取材拒否のため、対戦相手の中央大学の選手や監督の
コメントが、今朝のスポーツ紙(取材できず本人の写真がいっさい無いにも
関わらず、4紙が一面…。買いに出ようか迷いました・笑)に載っていましたが、

「打者が打ち気のないところでポンポンとストライクを取ってくる。
 打ち気になっているところでボールになる変化球を投げてくる。
 冷静で頭のよい投手」

と、これも斎藤君を特徴づけるクレバーな投球が相変わらずだった(らしい)
ことも嬉しい。
斎藤君の投球術は、大学生相手でも通用するのか。
ああ見たかったなあ…

マスコミシャットアウトの中の唯一の情報源・早稲田スポーツは写真しか
撮ってないんだろうか…
映像に撮っていてくれれば、いつか見られる日もあるかも知れないですが…。


それにしても。
これだけのプレッシャーの中、よくも落ちついていつもの自分の投球ができ
るものです。
斎藤君に関しては今さらですが。(苦笑)

雑誌のインタビューでは

「今のこのプレッシャーをありがたく思い、自分を成長させる糧にしたい」

というようなことを云っていました。

………もう、なかなかね。
18才に云えるセリフではないと思うわけですよ。


オープン戦、今日の帝京戦では、斎藤君と同じ新入生のライバル、福井君が
先発で登板しました。
四球が多めだったのをのぞけば、6回を2安打4三振無失点と前日の斎藤君を
上回る素晴らしい内容。
特に、ストレートの最速151kmはすごいです。

150kmは、MAX149kmの斎藤君がずっと目標としていたもの。
斎藤君もなみはずれた負けず嫌いというだけに、俺もやってやるぞという
気持ちをかきたてられたのでは(笑)

この後のオープン戦が楽しみです。






2007年03月18日(日) お久しぶりです(汗)

又しても大変ご無沙汰してしまいました。

最近、あまりにも散らかりすぎた部屋を片付けるのと、書きたいネタが
たまりにたまった日記を書くのは少し似ているなあと、どうでも良いことを
ふと思います。
どれから(どこから)手をつけていいのか判らず、手をつけること自体
引いてしまうと(苦笑)


さて、シート打撃登板以来、キャンプに突入してもずっと不調を引きずって
いた斎藤君。

「私はあいつ(斎藤君)と心中ですよ」

とまで言ってのけた応武監督も、「今のままではチームの公平を考えても
ベンチ入りは困難」と、思わずもらしてしまうほどの絶不調でした。

なまじ斎藤君以外の投手陣が好調だっただけに、応武監督の苦悩は当然のこと、
ファンもやきもきせずにはいられない状況でしたが。
本人もさぞかし、想像を絶するプレッシャーに苦しんでいるかと思いきや
その絶不調が連日伝えられる最中、

グラウンドの雨避けのシートにたまった水の上を、はしゃいで裸足で走り回ったり、
四葉のクローバー探しをしてみたり、更には寝そべって探してみたり、
船橋君にじゃれついてみたり。

こちらが脱力するほどのマイペースぶり(笑)
いいなあ、さすが斎藤君(笑)

でも、このくらいじゃなきゃ、今、彼ひとりにかかっている期待とか重圧には
とうてい耐えきれないよね…

そして、その調子が上がってきたかどうか…というところで、突如降って
湧いた、西武裏金問題。
これを受けて早稲田側が野球部関連の取材をいっさい拒否。

調子が判らないのはファンとしては不安ですが、斎藤君始め部員にとっては
落ちついて練習できるようになっていいのかもしれない。


この問題の当事者となってしまった清水選手。
会見のあいだ中、助けを求めて大人達を振り返ることもなく、誰を責める
言葉もなく、淡々とありのままを告白する、毅然とした学生服姿に胸が痛く
なりました。

目を伏せることも、下を向くことも、落ちつかなげに視線を泳がせるような
こともせず、最後までカメラの前でまっすぐに顔をあげ、立て続けにあびせ
られるつらい質問を、ひとり正面から受けとめていた清水君。

この問題でいろいろな大人達の会見映像を見ましたが。
その誰よりも男らしく、いさぎよく、立派だったのは、21才のこの清水君の
態度でした。

最終的に、生涯野球の道が断たれるという事態にはならないようで、ぜひ
野球をやめないで欲しいと思います。



ところで悲しいのは、練習だけでなくオープン戦の取材までどうやら不許可
らしいこと。
あさってはいよいよ斎藤君のオープン戦初登板、大学公式戦デビューの日と
いうのに(泣)
しかも相手はあの鮫島君のいる中央大学(泣)
調子は完全に戻ったのかな…?

ともあれ、斎藤君には、周囲の大人達の都合や思惑に振り回されることなく、
野球をすることを、いつでもどんな時でも、心から楽しんでいて欲しいです。




まったく関係ありませんが、最近、腰をぬかすほど驚いたのが「地球へ…」
アニメ化のニュース。
それもSEEDやハガレンと同じ、土曜6時枠で(笑)
大昔、劇場版アニメとして大ヒットしたんでしたよね。
私は後に劇場版がテレビで放送されたのを見てハマった記憶があります。
ソルジャー・ブルーでもなく、キース・アニアンでもなく、何故かトォニィに
(笑)
コミックスも持ってるし、今でも好きな作品ですが、ああいうの、今時の
若者に受けるのかなあ??
さすがに設定とか古すぎるような気もしますが。


要らぬ心配はさておき、今から楽しみです。




なつき