日記
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2007年01月30日(火) おまえへのプレゼントだよ

今日は待ちに待った夏の甲子園・早実VS福井商の再放送日でした。

さすがに今の状況だと、平日に試合を通して見るのは不可能なので。
どうしても見たかった6回の、船橋君・斎藤君のアベックホームランのシーン
だけ、帰って来て観ました(笑)

1点リードされて迎えた6回、4番後藤君のタイムリー三塁打で同点、5番船橋君の
ツーランホームランで逆転、続く6番斎藤君がまたまたホームラン。

この試合をリアルタイムで見れた人がほんと羨ましい(笑)

このとき、逆転のホームランを打った船橋君が、次打者の斎藤君に、すれちがい
ざまにハイタッチしてお尻をポンとたたき、ささやいたのが、この有名な(笑)
ひと言です。


「お前へのプレゼントだよ」


………さすがは船橋君。帰国子女。
そこらの日本の男子高校生がサラリと云えるセリフではありません(笑)
そして囁かれた斎藤君が、続いてホームラン打っちゃうんだからなー(笑)


うーん、Present for you、かあ…。
ちなみに船橋君の下の名前は、悠(ゆう)。
斎藤君は云うまでもなく佑樹(ゆうき)。
……さしあたってあんまり関係ないか(笑)




2007年01月28日(日) う………

たまに、面白半分、興味半分で自分のPNで検索かけてみることがあります
(笑)。
さすがにオンオフ共に引退してからはずっと、それもやってなかったのですが。

ゆうべ、久しぶりにやってみて、“うっ…”となりました…
何故にこんなとこに?? 持ち込み数が多すぎて処理に困ったんだろか?
(いや発行部数からしてもそれはナイ)(苦笑)
紹介して下さる担当の方のお気持ちはとてもありがたいと思いますが、こ…
こういうトコロにこういう載せ方するんなら、何と云うかひとこと欲しかった
なあという気もちょっとだけします(苦笑)
…持ち込みの古同人誌にそれはないか(苦笑)

日付けは去年の6月で、今さらという感じでどうもこうも云えないですが。
ちと恥ずかしいので早いとこページ削除してもらえないかなあ…(ボソリ)
別件ですが、ついでに。
古同人誌情報載せるのはいいけど紹介で○○○ページさらすのは勘弁して
欲しい…



すいません、ただのボヤキですので気にしないでください(苦笑)




2007年01月26日(金) 白川君…!!

今日は斎藤君の早大初ブルペン入りの日でした。

このところ、さすがにニュース映像もまばらになってきて、留守中の予約録画の
ヤマもはずしてばかり、という感じだったのですが(笑)
今日の夕方のニュースの時間帯、前半テレビ朝日・後半フジに賭けてみたら
ばっちり、めずらしく大当たりでバンザイです(笑)

そんなことはまあどうでも良いのですが、斎藤君が投げるとなれば、やはり
気になるのが、誰が彼の球を受けるのか、ということ。
やっぱ早大の先輩の誰かなんだろうなあ…と漠然と思いつつ録画したのを見て
みたら。
何と、キャッチャーは白川君ではありませんか!!

う、嬉しすぎて泣ける…
て云うかもう、斎藤君以外の早実ナインを久々にまともに見たよ〜(笑)


白川君と云うと、あのちょっとかわいい感じの顔だちや、生真面目な雰囲気、
すっかり有名になった斎藤君とのエピソードから、どうしても真面目で少しばかり
内向的な優等生、といったイメージを抱いてしまうのですが。
(でも自己紹介カードでは自分の性格明るいって書いてたっけ…)

今日のブルペン、「いいね〜ナイスボール!! OK!!」などと、びいんと野太く
声を張って斎藤君の球を受ける姿がもう、かっこいい!(笑)
ひたすら男らしいの一言(笑)
すみません白川君、認識あらためました(笑)

インタビューなどでしゃべっている声を、もちろん聞いたことはあったのですが、
白川君、あんなによく通る、張りのあるイイ声出すんだ。
いつもこんな風に斎藤君に声かけながら投げさせてたんだろうか…

そういえば、和泉監督が白川君をキャッチャーに転向させたきっかけが「声も
通るし、肩もいい」だった気が。

このところ、斎藤君もすっかり練習に馴れた様子で、リラックスした笑顔も
多くなり、練習参加当初の大人びた印象も影をひそめて“可愛い”部分が
目立っていたため、余計に今日の白川君の男らしさが目立ちました(笑)

可愛いと云えば

「白川君と気持ちが通じ合っていました?」

とインタビューで聞かれ、

「…そうですね」

と答える斎藤君の少し照れたような、はにかんだ笑顔がめっちゃ可愛かった
です(笑)


国体以来、久々の本格的な投球ということで、昨日からニコニコしてばかり
だった斎藤君。
投げている時の生き生きした様子は、まさしく水を得た魚という感じでしたが、
ボールを受ける白川君もその斎藤君と同じくらい、いきいきと楽しそうに見え
ました。

現正捕手でまだ2年生の細山田先輩、山縣先輩、斎藤君たちが2年の時の早実主将
&正捕手だった武石先輩ら捕手の層も厚い早大野球部。
正直、斎藤-白川のバッテリーが見られるのは早くて3年生か4年生、白川君が
レギュラーを取れなければもう見れないかも…と思っていました。

今まで、斎藤君の球を捕ることとリードにほぼ専念、打撃等は二の次にならざるを
得なかった白川君ですが、まだまだ時間はたっぷりあります。
レギュラーへの道は決して甘くはないかもしれませんが、頑張ってください。

斎藤-白川のバッテリーで日本一になる光景を、今いちどこの目で見れるもの
なら。
もう、その場で死んでも悔いはない、というくらい幸せです(笑)
その後も見たいから死なないけど(笑)
ホント、夢です。

「もう一度、ふたりでバッテリーを組みたいです」

という斎藤君の言葉にジーンとなりました。
よかったね白川君(泣)




2007年01月21日(日) 体力が…

たいへんご無沙汰しております(汗)

いくら斎藤君とは云え、一高校生が大学の練習に参加するようになりました、
というだけのこと、騒がしいのはせいぜい2〜3日とたかをくくっておりました。

ところが3日たち4日過ぎてもおさまらない報道。
連日、スポーツ紙のどこか(それも複数)は必ず一面、ニュースでもどこかで
必ず「今日の斎藤君」。
なまじアメリカ遠征や国体の時とちがって、いつ、どこの局のどの番組でどの
程度取り上げてくれるのか、皆目見当もつかないため、追うのが半端でなく
大変です。

つうか「佑ちゃん合コン禁止」なんてのが一面ってどうよ…
世の中、もう少し重要な話題があるのでは。
その他にもこんなのとかこんなのとか、別に斎藤君のためじゃなくて野球部
みんなのためだろうが〜と見出しに突っ込みいれたく記事の数々。

早実ナインはいいかげん慣れっこだし、早大の先輩方もこういうのに本気で
ムカつくほど子どもではないとは思いますが、先が思いやられます。

つうかチェックいれるファンの身にもなってくれと(苦笑)
もう睡眠不足が限界です…
過剰報道はやめてくれと云いつつもやっているとついついチェックしてしまう
複雑なファン心理(苦笑)
(お前みたいなのが居るから過剰報道がやまないんじゃボケェと怒られたら、もう
ごもっともでございますと正座してひたすら頭を垂れるしかないわけですが)
(泣)


そんなこんなでHさま、ご心配頂いてスミマセン(泣)

日記が途切れてるのは、単に家にいる時はテレビとネット記事の情報収集に
追われてるせいで書く余裕と時間が無いだけで…(滝汗)
て云うか語りたい萌えは山ほどあるんですが(苦笑)
斎藤君とか田中君とか早実メンバーとか監督さん(笑)とか。

さすがにこんな毎日の報道が長続きするとは思いませんので、落ちついたら
必ずメールのお返事もさせて頂きますね。




2007年01月13日(土) 大学初練習

斎藤君たち新入部員が早大野球部の練習に初参加、ということで、久々に
各ニュースのスポーツコーナー、スポーツニュースをチェックしまくり
ました(苦笑)

元気そうで良かった。
白川君、船橋君、檜垣君、小柳君たち、早実メンバーも確認できましたし。
又、みんなで大学でやれるんだね。良かったvv

かの荒木大輔投手の甲子園時代のチームメイトで、去年の1月、41才という
若さで亡くなられた小沢選手の奥さんが、斎藤君が大学で虐めにあうのでは
ないかと心配されていましたが。
(小沢さんもそれで早大野球部を退部に追い込まれたそうです…)

新入生がひとりひとりあいさつする場面で、ニコニコしながら斎藤君を興味
深々(?)で見守っていた先輩達を見ると、そういう心配もなさそう。
田中主将もコメントで、特別扱いしない方針と共に

「僕から見てもかわいい。斎藤姓はもうひとりいるので佑樹と呼びたい」

と云ってくれていました。
あの真面目天然ぶりで、大学でも可愛がられてくれるといいんですが(笑)

………ただひとつ、云わせてもらうとすれば。
あくまで私の個人的な見解(笑)ですが、斎藤君の髪型、何だかちょっとヘン
…(苦笑)
あんなふうに耳の上を短く刈っちゃうのって何だか似合わない(泣)
元にもどらないかなー(苦笑)


さて、久しぶりに動く斎藤君、他の早実メンバーを見られたことは嬉しいのですが。
正直、こういう報道の仕方はやめて欲しいと切実に思います。

新聞のスポーツコーナーの片隅にちっちゃく載るくらいで十分、スポーツ
ニュースのラストにちょこっと映像が出るくらいで十分なんです…
元気で頑張ってることさえ判ればそれで良いんだから。

しみじみ、プロ入りじゃなくて正解だった。
(プロ入りしてたらどんなことになってたか……)

「プロ側が、人気というか、騒がれたことで欲しいと云ってくれているのは
 判っていました。実力はまだまだです」

と、あのお祭り騒ぎの中で冷静に自身の置かれた状況を把握し、前々からの
意志を貫いて大学進学を選択した斎藤君。

あのイチロー選手ですら、“あれが僕だったら舞い上がっちゃってますよ”と、
斎藤君の冷静さを讃えていましたが、彼のそういう部分は本当にすごい。

この落ちつきと周りの雰囲気に流されない冷静さがある限り、彼自身のことは
安心して見ていられるなと思います。

ただ、報道陣100人↑とかほぼ全スポーツ紙1面とか、こういう報道のされ方
すると、もうそれだけで反感買う人は買っちゃうだろうなあ……
ファンとしてはつらいですね。

あとはやはり、斎藤君が今後期待されているような結果を出せなかった時に
どうなるか。
早実の和泉監督も、

「(人気が出て)期待されている中で、自分の思うような投球が出来なかった
 とき、それをどう乗りこえていくかが課題」

というようなことを云っていましたが。

アメリカ遠征で打たれた場面などはまさにその課題が浮き彫りになったシーン
という感じがします。

しかし、斎藤君は、今までの敗戦の中で明らかになったそういう自分の弱点・
課題を、ただ一度の失敗でことごとくクリアーして、ここまで上って来ました。

私個人としては、斎藤君は、もう精神的にその辺りもクリアする術を身につけて
いるのでは? と、そういう意味で期待しています。




2007年01月07日(日) 確信ボケと天然ボケ

06春の選抜で横浜に大敗して以来、スタミナ作りと下半身強化のために
全体練習が終わった後、ひとりで長時間のロードワークに出るのが斎藤君の
日課でした。

誰もいなくなったグラウンドに戻って来て、ベンチにひとり腰を下ろすと
闇の中、屋外練習場が黒い陰影となってたたずんでいる。

「早実野球部での生活のなかで、それが一番、好きな瞬間でした」

と斎藤君は云います。

斎藤君の、こういった独特の感性がたまらなく好きです。


しかし、そういう豊かな感受性とは裏腹に、ふだんの言動ではその天然ぶり
ばかりが目立つのが斎藤君の面白さ…いやもとい、魅力です。


(斎藤君って、実はけっこう天然…?)

と、最初の感じたのは、優勝後、チームが石原都知事へのあいさつに出向いた
ときのコメントでしょうか。

「この結果におごることなく、今後も…ひたむきに、ふつうの高校生活を
 送っていきたいと思います」

……。いや、具体的にどうおかしいってわけじゃないんですけど。
ふつうの高校生活って「ひたむきに」送るもんなの…?
と、いう微妙な違和感が(笑)

その天然ぶりがあらためて明かされたのが、「早実VS駒大苫小牧」のなかの
古典の授業でのエピソードです。

「自分もバカですけど、斎藤もバカなんで。古典の授業なんかヤバいです」

とは早実のキャプテン・後藤君の弁ですが。
(しかし偏差値70↑の学校内でバカつってもなあ…)
で、その古典の授業がどのくらいヤバいかと云えば

「はい後藤君。“宮城(きゅうじょう)”とはどんな意味?」

指された後藤君、頭をかきむしりながら

「…………野球場のことです」

当然のごとく教室内は爆笑。つづいて

「じゃあ斎藤君。“仏に上る”とはどんな意味?」

斎藤君、至極まじめな顔で

「仏像の上に上ることです」

さらに大爆笑。
いや、確かにヤバいかもしれない(笑)
(ちなみに“宮城”とは天皇の居所、“仏に上る”とはお参りをすること
だそうです。…知りませんでした)

後藤君も天然と云われるそうですが、同じボケでも後藤君のは確信ボケ、
斎藤君のは文字どおり天然ボケという感じですね(笑)

このふたりが主将と副主将。
早実というチームの雰囲気がしのばれます(笑)




2007年01月01日(月) あけましておめでとうございます

高校野球ざんまいの年末年始です(笑)

元日は久しぶりにピザでもとって料理も何もせず1日高校野球見てすごそうと
思っていたのですが。
いかんせん、声が出ないのでピザ屋に電話できませんでした(苦笑)
ひたすらイソジンでうがいしまくったせいか、今はだいぶ出るようになりま
したが。
咽頭痛もよくなったし、明日は電話で話せるくらいになってるかな。


決勝のVTRを見ながら、当時の心境を思い出してみたり。

斎籐君を初めて“斎籐佑樹”という固有名詞で意識したのは、やはり決勝15回の
本間君への投球からだったと思います。

たまに甲子園に出てもすぐに敗退していた早実が勝ち進む姿に、それまでも
むろん注目してはいました。

ハンカチで汗を拭くしぐさに「最近の高校球児はハンカチで汗拭くんか??」
と、ひどく新鮮に感じたり、表情ひとつ変えずピンチをしのぐ姿に、この状況で
平静を保てるか、ものすごい精神力だ、という印象を受けたのを覚えています。

決勝戦でも延長に入ってからは、いつ限界を迎えるか、くずれるかとヒヤヒヤし、
打席でヒットを打ったりした時は、「あー君はもう打たなくていい、塁に出たら
走った分体力消耗するじゃないか〜」などと思って見てました。確か。(笑)

それでもなおかつ、その時点で私にとって斎籐君は、単なる“早稲田実業のエース”
でしかありませんでした。

同じ話のくり返しで申し訳ありませんが、こうして試合を通して15回の本間君への
147キロ・146キロの連続投球を見ると、当時の衝撃というか感動を思いだしますね。
今でも見ててちょっと涙が出てきます。


そして、特集や名場面はさんざん見ましたが、試合を通して見るのはこれが
初めての決勝再試合。

↑今なら絶対予約録画して仕事行ってたんですが、当時は“野球の試合を丸ごと
録画する”という発想そのものが無かったんだよなあ(笑)

これまでさんざん特集された本やTVなどで、裏側の事情や当時の各メンバーの
心境など、いろんなものを知った上で見ているせいか、ひとつひとつの投球・
打席が感慨深いです。


そして優勝したあと、泣いている斎籐君の映像の実況、

「今年の甲子園の華、斎籐佑樹!!」

には笑ってしまいました。
いや、最初はあまりに違和感の無さに、聞き流してしまったんですけど。

よく考えると(考えなくても)、高校球児ならずとも、男子スポーツ選手に対して
“華”っていう形容、フツーは使わないんじゃ…(笑)
“甲子園の華”という言葉自体が本来ありえないような(笑)
チアガールじゃないんだから(笑)

決してめめしいとか女っぽいとかじゃないのに、“華”という形容が何の
違和感もなくハマってしまう高校球児。
(そしてG線上のアリアの旋律が違和感なく似合ってしまう高校球児…)

早実・和泉監督をして「すべてを超越した不思議な選手」といわしめた斎籐君。

少し恥ずかしがりやの、ごくごく当たり前の高校生かと思えば、ほとんど
奇跡のような、現実離れした気持ちの強さを見せつける。
G線上のアリアにしっくり馴染む優しげな笑みを見せるかと思えば、試合では
いっそえげつないと表現したくなるほど、容赦のない、徹底した攻めの投球。


彼をひとことで云いあらわすとしたら、上の和泉監督の、“不思議な子”と
いうのが一番あっているかもしれません(笑)




なつき