あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


崩れ落ちる寸前の、刹那。
2011年07月05日(火)


人生って、いろいろ。
多分、今、あたしは倒れる寸前だ。

華は、

「気にしなくていいよ」
「なるようになるよ」
「自由にしてていいよ」

って、何度も言葉をくれる。

でも、本音ぐらい知ってるんだ。



無職です、あたし。
就活を始めて、半月。派遣会社に登録して、4回ダメだった。
今までが順風満帆とは行かないけれど、そこそこだった。
だから、今、かなりへこんでる。

人付き合いが下手になったのか。
上手になったと思って調子に乗ってたのか。

華はあたしを慰めるけれど、
本当は早く働いてほしいはずだ。
だって、お金がないんだもの。


愛は大事。お金はもっと大事。
生きてく上で余裕がないと、愛さえも食い潰してしまう。


もうすぐ、転機が訪れます。
あたしと華は、まだお別れせずに、生きています。
そこに愛があるか、なんて、ときどきしか考えません。

わがままを言って、叱られて、喧嘩して、赦されて。
あたしは以前よりも、ダメな人間になってます。




何もかも投げ出したいぐらいに、憂鬱な今。
これが幸福に繋がるのでしょうか。





↑コメント変わります↑




けれど、もうすぐ、6年の約束が叶う。

……かもしれません。

あんまり幸せそうじゃないあたしは、
溜息混じりの夏を迎えそう、なのです。




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