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2007年09月29日(土)

船井オープンワールドに行ってしまった。

幸運にもただ券を頂いたので、船井オープンワールドに行く。
「あ、どーもぉ。」という程度の気持ちで頂いたのだが、ホームページで調べたら、
15,000以上もすんのかよ!と予想外の高額チケットだったので、
貰っておいて行かないというわけにはいかんなーと。
もちろん興味はありつつも、正直、やっかいなもの貰っちまったという気持ちがないわけでもなかった。
(しかもどしゃぶりの雨だったし。)

土曜日は太極拳の日だったのと、聞いてみたいなーと思える人が、どちらかというと
日曜日に多かったので、日曜日に行った。

高木善之、副島隆彦、船井幸雄と3名の講演会を聞く。
講演会というものにまず参加したことはなく、結構退屈かも?とか思っていたのだが、
すっごく面白かった。

高木善之さんのは、地球でこれからも人が暮らしていける環境を作るために
今出来ることという話と、人が人の中で上手くやっていく方法の主に二つ。
環境保護の話はそもそも興味があることもあり、大して目新しい話も無かったが、さすがの
話芸で楽しく聞けた。
特に良かったのは、人の中で無用な摩擦を避けつつ生きていくやり方というか、考え方の話。

"受け止める"と"受け入れる"は違う。そしてその二つの距離の長さを懐の深さという。
との考え方は面白かった。

"受け止める"(Catch、Receive)とは、人の話とか意見を「そんなことは有り得ない!ばかじゃないの?!」と
思いっきりはじかないで、相手の言いたいことを理解しそれに理性的に打てる手をうつこと。
"受け入れる"(commit、Accept)は自分で納得すること。

そうかー。私は完全に同一視していたな。
相手の言っていることを拒絶か、一体化するかしかなかったかもしれない。
そして一体化には常に洗脳?という疑惑がちらついて、その怖さもあって思いっきりシャッター下ろしていたかも。
うん。これは心がけよう。
"受け止める"っつーことだな。

それから副島隆彦さん。
他の人の講演を聴きに行くまでの時間つぶしで途中で抜ける気満々で席に付いたのだが、
余りの面白さに爆笑の連続で、結局最後まで堪能してしまった。

いやぁ言っていることが正しいか否かはわからん。
「アメリカの大統領はもうオバマで決まっているんですっ!去年の10月には決まったんですっ!」
「円高で1ドル80円時代が来るんですっ!」
というお言葉が合っているか、どーかは判断出来ないし、それはいずれ時期が来た時に判明するでしょう。
が、何よりチャーミングな人だった。
本は多分何年か前に読んだことあるし、写真で顔は知っていた。
しかし、これほど可愛げのある人だとは予想だにしなかった。

とても愛すべき、何ていうか、エネルギーのゴムマリが壇上でぼんぼん跳ねているみたいで、
見ているだけで元気になって、頬が綻んでしまった。

船井幸雄さんのは、正直前者2名に比べるとパワー不足。
あんまり体調が良くなかったとのことだが、ちょっと心配。


ブースで彼らの本も売っていたけど、衝動買いは危ないので買わずに来たけど、
どの人のも読みたい気持ちで一杯。

楽しかったー。
来年、自分でチケット買って行くかというと微妙だけどな・・・・。
高いんだもん・・・。でもイベントとして赤字らしい。ほんとに?


2007年09月27日(木)

『陽炎の辻』第9回

いやぁ。もう。
何なんだーこの鬱展開は!
一週間この切ない気持ちのままおれと?!

演出も若干けれん味が鼻につくところもありましたが、
ぎりぎりのところには落としていたんじゃないでしょうか。
吉原の回でもあったので、コントラストの強い映像も、乙女なアングルも
(天を仰いで目を閉じるとか、縁側背中なんて、もう、乙女心全開でしょう!)
かえって魅力的だったように思います。

冬のシーンと重い空気を絵に映していたし、笑いどころのリズムも良かったし、それになにより。
山本さん!
ジェイミーといい磐音さまと言い、切なさを演じさせたら、最早右に出るものはおりません!

枕抱えて足ばたばたさせて、ベッドの上でころころしてしまった。
いやぁ素敵。
もう一つおまけに素敵。それにもう一つ重ねて素敵。
(きりないし、いくらなんでもばか全開なので、ここでお仕舞い)
自分の壊れっぷりがひどすぎ。
ばか。でも楽しいからいいや。


2007年09月26日(水)

アニムスかなぁ

久しぶりに夢を見た。
3連発だったが、終わりの2つはおおよそしか覚えていない。
ただし泥棒3連発だったのは確か。
そして最後の泥棒が盗んだのはモノではなく、時間だということも、覚えている。

最初の泥棒は男。窓から侵入して、部屋を荒らして去っていった。
スプレーで毛糸のような線上の物質を噴射するパーティグッズみたいなのがあったと思うけど、
赤いスプレーで部屋を線上に汚して、あと、何故か部屋にあることになっているホワイトボードに、
開く絵本みたいに立体的な宝船のカード(しかも手作り)とか、他にも何種類かをマグネットで
貼り付け、それ以外にも色々書き付けて、行った。

って、夢の中では彼は泥棒であるという設定に納得していたけど、
今考えると近所でも最近話題になっている連続窃盗犯(後に捜査に来た警察が言っていた)
というわりには、何も盗んでいないどこか、置いていっているじゃん。

あと覚えているのは自分の右腕に二筋の切り傷があったこと。


この夢に出てきた男の人をアニムス、未発達な男性原理・知性や客観性や冷静な思考
として考えても面白いかもしれない。
確かに太くて黒々とした髪が印象的だったし。(黒いモチーフだとモノの本に書いてあったので)

自分の部屋は自分の心だと思うし。
窓から進入して汚していく。それも赤で。傷も赤に通じるから象意は同じであろうと思われる。
赤は動物的な生命力。

とするとなんだ?
「アニムスは女性にとって、言葉であり行為である」らしい。
そしてそれが自分の心に入り赤を吹き付けていく、要するに、
"表出に対してもっと情熱的に"ということではなかろうか。

右手は意思とか理性。そこに血が傷がかかるということは、こちらも同じく。
感情の排出ではなく、意見と理性を情熱をもって打ち出していくということ。

と読めるかもしれぬ、とか考えた。
久しぶりに鮮やかな夢だったので、ちょっと気になってしまって。


2007年09月24日(月)

散財

肩甲骨の位置とか稼動範囲に気をつけていて、
自分でもネックラインの稜線(のようなもの)が変わったように思う。

その所為なのか、なんなのか、ここ数年使っていた枕が合わない。
朝起きたときに顔、特に顎ラインがこわばっている気がするし、何より肩が凝っている。

ベッドで本読みする時とかに重ねて使う用に買った、無印の羽枕で寝てみると、
まだこちらの方が良いみたい。

枕を変える時なのかも知れないなー。
マニフレックスのピローグランデが欲しい!
これ、御殿山のサロンでハーモニーベルをやる時とかに使っていて、
そりゃもうふわーんとしていて、でもしっかりしていて、最高の使い心地なんですよ。
約15,000円也。あぁ欲しいなぁ。・・・ってそれどころじゃないっすよ!


L5Yに予想外に散財して(今まで2回見て、後2回見る予定)今まじでド貧乏なのに。

PeopleTreeでカットソーとか買っちゃった。
ヒスでセーターも買っちゃった。色はグレーでVネック。フロントにいかにもヒスらしい柄が入っている。
ここまではまだ良い。
最早懐かしい言い回しだが、想定の範囲内だ。

最後がまずかった。
伊勢丹のギャルソン(正確なブランド名で言うと、"コムデギャルソン・コムデギャルソン"。
二つ重ねることにどのような意味があるのだろう?)にて、黒のスーツを買ってしまったー!

だって、可愛かったんだもん・・・。
だって、多分瞬殺で完売しちゃいそうだったんだもん・・・。
だって、買ったら3シーズンはいけるし、なんと言ってもギャルソンは長持ちする!
流行があるようなないような、なので、本気で生地が傷むまでは延々着られる。
それでいてちょっと洒落ても見える。つまりコスパが非常に良い!

という理由はわかった。異議はない。全て納得はする。

が、まじでド貧乏な今買わなくてもー!
DVDRecorder買わんとしているのにーっ。

後悔はしていないが。
うーん。せいぜい健康に気をつけて、明日もがんばって働こう。
後、この秋冬はSALEも含めSHOPには立ち寄らない!




2007年09月19日(水)

L5Yのチケットを

今日でここ一ヶ月心に常にひっかかっていたお仕事案件について、
ヤマを超えたというのでもないけれど、
まずは、方向性と足がかりを抑えるには成功したか・・・も?という現状に、
ちょっとと言いたいが、正直ずいぶんほっとしている。つくづく小心者だ。

明日は有る程度早く引けるので、ひさしぶりにハーモニーベル ソシズノノレベル3の6回目の予定。
あー嬉しいな。
何か有る程度のスパン、理想を言えば3週間に一回くらいのペースでやると、
すっきりと身体の中の汚わいというか、水道管の内側のさびとかぬるぬるを溜めすぎずに、
流せるような気がする。
今回は2ヶ月弱空いちゃったんで、ホントだるだるっすよ。
楽しみだー。

と、いうすっきり感も後押しし。
かつ頭の中の音楽が止まらないので・・・。
『L5Yのチケット買っちゃいましたー!!!!』(← わけわかんない)
良いんだ。大人なんだから。好きなもん買うもん。(ってやってること大人じゃないから)

でも何か些細なことに思える。大事の前の小事だからか?
"大事"っつーのは、BSデジタルを撮れるHDDレコーダーを買わんとしていることだよな。

だってぇ。レギュラー番組BSでやるっていうんだもん・・・。
見たいんだもん・・・。

ヴィトンのバックでも買うかと思っていた金、ないしは、
やっぱりカルティエだったらサントスが欲しいかなーとか思っていた金が、
あっさり流れそうな予感。
というか、逡巡するっていうことは、もう決めているってことだから。

日記の効果の一つですが。
自分の思考回路の癖は明文化すると、あほみたいに明らかになります。
ダイエットの一番効果的な方法は口にしたものを全て書き出して、
自分で現実を把握することらしいけれど、それと同じことなんだろう。




2007年09月17日(月)

ラストファイヴイヤーズの東京楽

本日。
ラストファイヴイヤーズの東京楽を見てきました。
気持ち持っていかれて、魂が戻ってきません。

むやみに暑いのもあって、体調はぐだぐだ中。
加えて魂抜かれて、正直ただ今人間として機能している自信がない。

感想は散発的に。

・山本さんの声に厚みが出て、芯が揺るがなくなった。
・気持ちを音に載せる上手さは以前よりあったが、
今回は、それに加えて歌として聴かせる作品に仕上げてきた。

・演技に奥行きが出た。特に後半。
初演の時、山本さん演じるジェイミーの哀しさは痛いほどに伝わってきた。
が、今思えばその哀しさはお気に入りのおもちゃが壊れてしまった哀しさと思えないこともない。
今回は甘えたい・褒められたい・支えられたいという男の弱さ。
世間で評価されていて女にももてもてで、現状何の問題もなさそうな環境で心の片隅にずっと抱えている、
彼のキャラ的に誰にも言えない、言っても鼻持ちならない自慢話としか思われなさそうだけれども、
何をしても消えない漠然とした不安や恐怖といったもの。
それと戦っている切なさ。
愛が壊れたという哀しさだけでなく、ジェイミーの複層的な心の動きを、葛藤や怒りなどを感じた。

・前半の動きの軽やかさは、こう一言で言うのもなんだが、相変わらず絶品。
が、より洗練しているように思う。嘆声とともに見入るのみ。
・3曲目のシュムールの物語。
3種の声色を使い分け、小道具を駆使して物語をつむぎつつ、
一つのエンターテイメントとして完成させていた。
これはもう他に誰が出来るんだ?! 想像できない!

などなど。

そして井手さん。
・井手さんに有って、初演の彼女に無かったのはユーモアなんじゃないかと思う。
ユーモアって位相をずらすこと私は把握している。
辛い時、自分の心の中だけに引きこもらず、鏡見て泣き顔の滑稽さを自分で揶揄するみたいな。
視点を外に持つことが出来て初めてユーモアは生まれる。
井手さんのキャシーには、そして演じる井手さん自身にも、自分を外から覚めてみている目があったように思う。

PartOfThatの箒ダンスが、単なる振り付けではなく、
嗤いになっていたのは井手さんの俯瞰センスの故だろう。

・歌で気持ちを伝える力がある。
ただ、東京楽ではちょっと喉に荒れがあったように思う。
おそらく連続公演になれていないが故に、力配分をちょっとミスったのではないかしら。
(喉の暖め方のコツというものがあるのでしょう。山本さんは東京楽の方が声が伸びていたもの)
声が出ないことは無かったのだが、ときおり一拍気持ちを構えてから音を出していたがために、
曲によっては、音の出がそれぞれ微妙に押していたように思った。


とりあえず、今日はここまで。

来週は後半は多分持ち帰り仕事もそんなにないし、感想纏めたいなー。
ハーモニーベルも行けてないし。行きたいよー。

そしてL5Y。やっぱり回数増やしちゃおうか・・・・。
山本さんを見るにはいいけど、作品としてはそう好きでもないと思っていたが、
今回はキャシーの不器用さ可愛げ、ジェイミーの苛立ちと弱さ、それぞれがびしばし響いてきて、
もう、作品にたまらないほどの愛おしさを持ってしまった。
恋している感じ。
しかしなぁ。うーん・・・。
そんなに散財していいのか?!どーする。どーするよ自分!


2007年09月14日(金)

L5Yのレビュー。シアガのと朝日新聞の夕刊の。

眠い・・・ので寝ますが。
L5Yのレビューを見たので自分メモとしてリンク入れます。一つはシアガの。
あとは、朝日新聞の夕刊に出てた。

シアガのは簡潔にして要という感じだが、朝日のどーなんでしょう。
前に読売のHEDの劇評みても思ったが、各WEBに素人が書いた文の方が
語彙も豊富だし、的を射ているように思える。

道具使いの訓練期間が短くなり、かつ、情報入手ルートが広くなると、
どんどんプロの成立基準が真っ当になっていく気がする。
境界線が薄くなるとは思わない。
プロとしての要件がシンプル、かつ、鮮鋭になっていくのだと思う。

例えば写真家にしたって、
どんどんカメラの扱いは簡単になり、現地、例えば外国に取りに行くことも、
100年前に比べたら、ほぼ誰でも平等に可能な環境になっている。

プロは人より道具使いが上手いということではなく、
練習期間を長く取れるだけの経済的バックボーンがあったということでもなく、
特権的に情報を入手できる地位にいるということでもなく。

質の高いものをどれだけアウトプット出来るか。
加えて、対象にどれだけ愛と情熱を持って対峙できるか
ってことで評価されるものなんじゃなかろうか。

今回のL5Yについてだけでなく、新聞の劇評って、
一応評論家の署名入り記事のくせして、毎度とは言わないが、
パチもんくさい文章をしらっと載せていることが多く、正直自分で恥ずかしくならんかなと思う。


2007年09月12日(水)

安倍総理が辞任ですか

昨日9月11日は東京は断続的に豪雨で、
L5Yからの帰りにチゲやら冷麺やらキムチ餃子やら(ちなみにハレルヤです。)
を食い散らかしての帰り道には、まんまと前も見えない雨の中を歩く羽目になった。

台風は浄化というが、激しい雨っつーのもそういうものかもしれんな。
新月だし。
そもそも9月の前半は占星術的には、年内最大の潮目の変化の時だしな・・・。
とか思っていたのですが。

安倍総理が辞任するとは思いませんでした。
感想は、まず100人が100人思ったであろうこと。
「なぜこの時期に?」
そして次に、一部の人は思ったであろうこと。
「木曜日じゃなくて良かった・・・」と。

磐音様の放送が休止になったら、もう一生祟ってやるところだったぜ。
そもそも選挙で一週開始が遅れたこともこいつの所為なんだよな。(いい加減しつこい)

今日『ためしてガッテン』放送したくらいなんだから、明日はまさか大丈夫だよな?!
来週も大丈夫だよな?!


2007年09月11日(火)

本日『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』を見てきました。

頭をすぐに整理出来ず、かと言って、整理しないのも嫌なタイプなので、感想は後日改めて書きます。
(多分)
今日はメモ程度に。

今回のL5Y。『ラスト・ファイヴ・イヤーズ』。
見に行って本当に良かった。

初演の時は、歌を曲をそれから山本さんの演技や動きを、それぞれに味わう。
言わば一つの物語というより、言葉は悪いが技巧展覧会のようなところもあった。

各々の技巧が素晴らしいので、それはそれで満足ではあった。

が、今回は全然違った。
一つ一つの曲が合わさって、全体として大きなメロディを作っている。
最初から終わりまで大きな大河の流れが、時に遊び、時に荒れ、
命を作り死体を運び・・・色々な顔を持ちつつ、でも一つの河であるような。

そんな大きな場があって、その世界に浸ることが出来た。

実はあと2枚。チケットがあり・・。
取りすぎたか・・・と思っていたが、いやいや、日参したい勢いだ。

相手役の力量が大きいかもしれない。
綺麗度から言ったら、初演のキャシーの方が綺麗だ。スタイルも良い。
歌だって決して音を外していたわけではない。
ただ、歌で自分の世界を伝える力は無かったように思う。今考えると。

音譜の通りに音を出す。強弱もつける。気持ちも込める。
でも、それ以上の何か。歌で空気を切り取って自分色の世界を作れる力。
それは天性なものなのか、努力で身につけられるものなのかはわからない。
何か軽すぎる気がして使わなかった言葉だけど、それが"表現力"ってものなのかもしれない。

井手麻理子さんにはそれがあった。
キャシーがこれほど愛おしいとは。
初演の時はけなげで可愛い女の子とは思ったが、今回は自分の気持ちの一部のように、
彼女を感じて、ぎゅっとしたくなった。

ジェイミーの場とキャシーの場が同じボリュームで舞台に並んだ時、
いうなれば明けてゆく東の空と、まだ夜が残る西の空が一つの時間を描くように、
一つの舞台が鮮やかに浮かび上がっていた。

二人の時間軸の逆行という構成の妙が、ようやくわかった!

本当に見に行って良かった。

もっと宣伝してて欲しかったなー。
役者のファンだけじゃなく、本当に普通の人に、もっと見て欲しい作品。
曲もいいし、描く世界はごく普通の恋物語だから馴染み易いと思うしー。
当日券もあるので、ランダムに迷い込んだ方などは是非!



2007年09月10日(月)

もの凄く久しぶりに本を買う。

物心ついてから、こんなに長いこと本を買わなかった期間って無かったと思う。
本屋に言っても読みたい本がないなんて。
そんなこと想像もつかなかった。

結構長かったんじゃなかろうか。
3ヶ月くらい?

読み物がないと間が持たないたぐいの人間なので、何も読まなかったわけではないのだが。
手持ちの本の再読と、磐音さまを貸してもらっていたので最新刊(23巻だっけ?)までを、
てれてれと読んでいた。

先日、久しぶりに本屋にて(買う気がなくても本屋には立ち寄らずには、そして
とりあえず巡回せずにはいられない)、ぼーっとしていたら、いきなり。
買いたい衝動がむらむらとわきあがる。
良く考えもせず、目に付いた5冊を購入し、翌日一日で4冊斜め読み。

って何をしたいのか良く分かりません。
そして、明日は新月です。



2007年09月09日(日)

発熱して、台風がきて、L5Yの幕が開いて

発熱して、台風がきて、L5Yの幕が開いて・・・って、そんな一週間だった。

磐音さま。『陽炎の辻』は、これほど見るのが困難なドラマがいまだかつてあっただろうか。
選挙の日程変更の所為で一週遅れ。間に二週間のブランクがあり、台風で2回放映日程変更有。
まだ6/11回の間にこの有様。

自分は何があっても最後まで追いかけるので、別に他人がどうあれ言いっちゃ言いんだけど。
でも、視聴率って数字ってあまりにも使い勝手の良いものさしであるが故に、
やっぱり良ければ良い方が・・・と思って、気になってしまう。

作り自体は悪くないんだけどなー。
それはほんとに良かった。
あまり評判のかんばしくない今クールの月9。
こういう場合、ファンとしてどのような気持ちで見守るものかと掲示板などを見てみると、
「見ていてつらい」「早く終わってほしい」などの意見もあり。

まぁ、いくらファンでも、そして役者がどんなに頑張っても、
そもそもの設定に無理がとか、演出にリズムがないとか、で作品としてぐずぐずであるものは、
見ていて楽しめるものにはならんよな。

制作陣の能力不足が故の不出来も、○○の主演作が低迷・・・と言われてしまうのだから、きつい。
まぁ逆の場合もあるからいってこいなのかもしれんが。

という意味で。
陽炎の辻は、そりゃつっこみどころはあるが、
見ていて退屈とか、むしろ憤りを覚えるという代物ではないように思う。
大丈夫。彼にはまだ運がある。と一安心。


L5Yも何やらかなり好評のようで。
こりゃ楽しみだ。


そして、忘れないように書いておかなくては。
先日購入した○○なCDのこと。
聴き易いこともあり、ヘビロテ中。

発熱は好転反応だったのかもしれないが、
体調不良は珍しくもないので、そうとも言い切れない。
ペンダント購入3日目の水芸のような下痢以外に、大きな反応も変化もないや・・・と思っていたのだが。

あった。すっごーーーーい大きな変化が。

それはピアノ。
私は高校生の頃以来、一時期ずっとピアノを弾いていなかった。
自分の出す音に耐えられなくなったからだった。
(ここ一年くらいは、歳のせいか、不出来を許容出来るようになったので弾いている。)
音感がないとか、音を取れないので楽譜がないと何にも出来ないとか、そういうことは別に
プロを目指しているわけじゃないし、才能に期待していたわけでもないから良いんだ。
純粋に自分の出す音が不愉快すぎて聞けなかった。

その理由のうちの一つが
・リズムがぶれる。12個の同じ大きさの音球を並べなければいけないのに、
粒が全然揃っていないっていうのかな。
ということだった。

それが。
揃ってきた・・・。
昨日、「えっ?!」と思って、でも今日は調子が良いだけかもって思っていたけど、
今日も揃っている。

技術的な問題じゃないと思うんだ。
だって昔の方が毎日1時間以上練習していたもの。

今は週末ちょっと弾くだけ。技術的には昔の方が上のはず。

でも、連符の音の長さが揃っている。
いや正確にはまだ揃いきってはいない。
かなりぶれはある。12個音球を並べるとして、3つ目短い。7つ目長いっ!とかは思う。
でも揃いそうな予感がすし、誤差は凄く少なくなってきている。

1小節に12音とかなので、誤差が少なくなってきたといっても、時間で言えば0.01秒くらいの話だと思う。
多分他の人が聞いても、前との違いはわからないかもしれない。
でも自分にははっきりわかる。

いきなりこんな変化はね。
ありえないことだよ。

ペンダントの所為でもCDの所為でも、もう何だっていいや。
自分の弾いたメロディが自分で聴いて、まぁ聴けるレベルになっているって、
こんなに嬉しいことはない。


alain

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