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伊東が真撰組へ入ってきたとき、近藤さんは彼に沖田の教育を頼む。 「トシはあいつのこと頭がカラだって言うけど、俺はやれば出来る子だって信じてる」 伊東はあんまり乗り気じゃなんだけど、(初日の夕食のトンカツの衣から、ゴム製のゴキブリが 絶妙な具合にのぞいていて、それが沖田の仕業だった。虫嫌いの伊東はそれ以来、トンカツが食えない) (それは本当は土方さんへのいたずらだったんだけど、席順が変わって伊東に行ってしまった) (でも大人としてそういうことにこだわるのもどうかなと思い直し) 適当な雑学とか教えたり、「これ読んでおいたら?」みたいに本を渡したりして、 沖田もわりと素直に読んだり聞いたりするので覚えが良かったりする。 そして伊東の趣味はクラシック鑑賞。ひとりで聴きに行ったりもする。 そういう伊東と一緒にいる場合部屋でかかっているのは必ずクラシック。 「この曲はね」とか言われて「ふーん」なんて適当に頷いたりしているうちに、 沖田はいつのまにか喫茶店や街の中でふいに聞こえるクラッシックが 早押しピンポンパンで答えられるくらいになる。だから、ふと、「あ、バッハ」 「平均律クラヴィーア第2巻、第16番じゃん…」 伊東と一緒に見廻りに出たときに、おなじようにつぶやくと「沖田君、すごいねえ」 と素直に誉められて、剣の腕以外を他人に誉められたことのない沖田はうれしくなる。 そこから伊東と沖田の距離は近くなっていく… で、伊東が死んだあともそういう風に曲名がわかってしまうたびに伊東を思い出して、 「ベートーベン。ピアノソナタ、第8番…」とかつぶやくんだ。そして自分達がなにをやっているのか 突然にわからなくなるんだ。それで土方さんに詰め寄るんだよ。 「伊東先生は、どうして、死ななきゃなかったんですか」 揉めているうちに、絶対の禁句を言ってしまうわけですよ。「どうして姉上は…!」みたいな… そんで頬を打たれて「頭冷やして来い」って言われて、とぼとぼ夜の街を歩くのです。 菊一文字で音楽(もちろん伊東が教えてくれたクラシック)を聞きながら。 なんだかんだ言っても沖田は土方さん大好きなので、土方さんの行動に本当ならば疑問なんかないんですけど、 伊東を殺すときに土方さんの迷いを感じ取ってしまって、沖田はそれで揺れるんですよ。 「もしかして正しい道はどっかにあったのかな?」って思うんです。 どうして(ミツバねーちゃんのことも含め)みんなが幸せになれないんだろう。 みたいに思うんですよ。そして夜空に浮かぶ星、そこを通り過ぎる宇宙船を見つめて泣くんです。 泣いたってどうしようもないことを知りながら泣くのです… というところまで妄想して、電車の中でひとり涙ぐみました。沖田ー!
IKEAに行って来ました。 小さい頃の娯楽が近所の電気屋で、ショールームマニアなわたしにはもうたまらない場所でした。 いろんなところを開けて「入ってるー!」でテンション上がるタイプの方にはかなりおすすめです。 あれでもう少し閑散としていれば言うことないのに。 レジとかカフェも外国のスーパーフェチで空港好きにとっては毎週通いたいくらいの場所です。 あれでもう少し閑散と(以下略)
そんでジャンプ。
鬼畜!冷徹!時代はME・GA・NE!あなたが居なければなにも見えない!明日も見えない! 最後のページ、あの場面をこっそり覗いていた沖田が廊下を曲がってきた土方さんにじゃれ付いて 「まったくこわいなあ土方さんは」と言うシーンがカットされていた為、妄想で足しておきました。 でも名前的には死ぬのか。殺してしまうにはおしいほどの眼鏡人材なのに。 いざ殺し合いってなったら土方が「すいまっせーん」ってなるのですか。 伊東が「幕府にたてつく様に仕組んだ罠」に対して 「すいまっせーん」で乗り切って真撰組も一安心オチですか。
というかあの眼鏡。アレだめだ。オサレ入ったらそれはMEGANEであってMEGANEじゃないんだ。わかってない。 やっぱり近頃の、あれ、5000円くらいでかわいく安い系眼鏡屋。あれがダメです。名指し的に否定します。 昔から「眼鏡男子」という言葉には「垢抜けない、非社交的、無愛想、繊細」 という萌えが含まれて来ているのです。眼鏡男子はけしてクラスの中心にはいないんです。 サークルの中心にも部活の中心にもいません。警視庁とかの中心にならいるかもしれません。 「垢抜けない、非社交的、無愛想、繊細、神経質なまでの清潔感」です。 これらが、あんな明るいコンビニエンスなお洒落ストアで手に入ると思いますか。 いいえ、思いません。(一人問答) そうなんです。眼鏡はいつだってさえない存在でいなくてはならないのです。 でも外すとびつくりの美形です。それが正しい眼鏡男子です。 いつか私が日本初の大統領になったら、側近はそんなかんじで揃えます。 手渡される書類はきっと私の鼻息で湿ります。フガー! そしてそんな眼鏡に攻められるためのワンコも一人くらいは採用したいと思います。 ワンコ総受け。国が傾いてもそれはわたしのせいではありません。眼鏡です。
男の子同士…なんでそれカカシ先生じゃないの。 年下美少年に押し倒される男性教師…それこそが愛だというのに。子供はまったくこれだから。
ハケンいい…おおまえさんが銀縁眼鏡の男子だったら傑作BLとして歴史に名を刻んだだろう。 照れ隠しに眉毛ぶち抜く銀縁眼鏡男子…想像しただけでキーボードを打つ手が震える。
今週のジャンプのつもりで読んでいたものが先週のジャンプだったことに気づき、 いまこそオタクを卒業するときかもしれない、と…3ヶ月にいっぺんは思ってる。でもむりだ! 「あーん」してあげるカカシ先生がうれしそうなのに超ときめいたけどこれはもう一体いつのジャンプ。 でもあの無防備な姿を何週にもわたって晒されると、いつもの格好が異様にガードが固く思えてしまう。 別にたいしたもんなんか隠してないくせに!
よし、今週のジャンプを買いに行こう。
えるたんにおやつをあげたい。 そのへんの公園で鳩にえさやる感覚で、毎日ちょっとずつ触れ合って、少しだけおやつをあげたい。 鯉のエサみたいに、ワタリからそれを買ってもいい。制限時間も受け容れる。 みんながえるたんにおやつをあげたがるから、いつもえるたんはおなかがいっぱいで、 だから私の番になるといつもそっぽを向いてパソコンや資料を眺めてて、ちっともおやつを食べてくれなくてもいい。 そのまま10分が無駄に流れ、ワタリに「時間ですよ」と言われてもかまわない。 でもいつか、晴れた日曜の朝に、わたしの手からドーナッツを受け取って欲しい。 とにかくえるたんにおやつをあげたい。
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