ギクの日記
ぼちぼち書いております
2009年12月29日(火)  オススメの本

毎年この時期恒例となりつつあるオススメの本のご紹介。
今年は例年の比べると豊作だったのもあり、かなり読破しましたね。
数にすると100冊は超えたんじゃないでしょうか。
今年に買った本だけでも50冊弱はあるわけですから。

たくさん本を読んだのはいいけど、どの本をどの時期に読んだとか
登場人物の名前とか、一切覚えてないんですけどね。
しまいには、どんな終わり方をしたのか
ハッピーエンドだったのか、それともバッドエンドだったのかすら
記憶の彼方へ吹っ飛んでしまっている。
「それじゃー読んでないのと一緒ジャン」って言われたら
まったくもっていい返す言葉の一つすら見つかりません。

そんな忘れっぽい自分ですか。
あまりの衝撃で忘れるにも忘れられない印象深い小説でもある
その栄えある今年のベストセラーは

倉阪 鬼一郎の 「三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人」

あらすじは、黒鳥館と白鳥館と名づけられた二つの洋館内で
招待客が招かれ、その招待客が次から次へと殺され
連続密室殺人事件が起こるという推理小説である。

内容としてはどこにでもある普通の推理小説なのですが。
とにかくトリックが凄まじい。
今まで自分は様々な推理小説を読んできました。
意外な犯人、斬新なトリック、大どんでん返し。
それらをすべて吹っ飛ばすほどの衝撃を受けたトリック。
どんなドリックだったのかはもちろんいいませんが
一言でいうならば 「くだらない」
その一言に尽きる。
この本を読んだ人はみんなこの一言をつぶやくと思います。
ホント、これほどまで 「くだらない」 と思ったトリックはない。
あまりのくだらなさにフルスイングで本を壁に叩きつけ
腹がこじれるくらい笑わせてもらった。
いやぁ〜あの時は死ぬかと思ったわ、冗談抜きで。

これほどまで 「くだらない」 と思ったことはないし
もう二度と出会うことのない本であることは間違いない。
あまりにもくだらないトリックがお好きな変わり者がいましたら
ぜひお試しあれ。


2009年12月24日(木)  ひとり孤独でも

今年もまたやってきた。

ベルの音を響かせ、色鮮やかなイルミネーションを輝かせ、やってきた。

クリスマス

しかし、それもようやく終わりと告げようとしている。

長かった、ホント長かった (泣)

切なさ増強マシーン(クリスマスツリー)を見るたびに
自分の心の中に潜む奴ら、7人ぐらいにしときましょうか。
そいつらで話し合いの場が設けられ
「満場一致でコンセント抜いてよし」 という結果に
人の道を外れようとする自分と、それを阻止する自分との
壮絶な葛藤の日々も、もうじき終わる。

が! 
しかし!

今日を無事乗り切ることが出来ればの話!
去年は現実逃避でなんとか過ごせたが
今年も同じ道を歩むと、来年も危うい感じになりそう。
そう危機感を募らせた僕は出かける用事はまったくなかったが
ここは思い切って外出してやった。

ここぞとばかりに聞こえてくる有線放送のクリスマスメドレー。
やたらと目に付くカップル。
去年同様、ケンタのおっさんはサンタの衣装。
大きなプレゼントを持った、サラリーマン。

「どこへ行く、どこへ行こうがお前には居場所がない
カッカカカカカーーー」 そんな罵声をサンタに浴びせられているような
いたたまれない気持ちのなり、ただただアテもなく町をさまよう。

アテもなくブラブラしていたら、あるポスターの前で足を止めた。

『ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん』

そこにはそう書かれていた。
漫画で表現すると、背中に電流が走る。
それに近い衝撃を受けた。
そうだよ、待ってちゃだめだ、自分から行かねば、何も得るものはない。

そのポスターの下に、こうも書かれていた。

『波に乗れエウレカ』

そうこれはスロットの看板。
行く?行くしかないだろ?
ということでスロット店へ

店に入ると、自分と同じぐらいの境遇であろう男供がわんさかいた。
考えることはみな一緒ってわけか。

「ねだるな、勝ち取れ」って書いてあったけど、勝ち取れなかったから
こうして、聖なる夜に、ひとり孤独にスロット打ってるんだよな。
サンタからの精神的な圧迫を受けた僕では、とてもじゃないが波には乗れそうもない。
どうせ乗れても、さざ波程度だろうと弱音発言をぶつくさ言いながら打っていた。

すると、野口さん二人目でARTに突入して、そっからBIG引いて
あれよ、あれよ、さざ波が、大波に変わり、いつのまにかビックウェーブに。




(この画像を見ても、よくわからないと思いますが一応)


で、最終的にこんな感じ。




サンタさんの粋な計らいで17万円のクリスマスプレゼントを頂いた。

サンタさん、今年は誰よりも素晴らしいクリスマスを過ごせました。
心からありがとう。
これだったら来年も、ひとり孤独でもいいかも (笑)


2009年12月19日(土)  「my」「boom」

僕には、ひそかなマイブームというものがあって
それは年に数回やってきます。

しかし、熱しやすいわりに猛烈に冷めやすい自分。
なおかつ自分のあきらめの速さは
始まったらすぐにカウントダウンが点滅したり
マラソンとかでスタートした直後いきなりラストスパートかけるようなやつ。
こんな男が長続きするわけがない。

そんな自分だけど、細々と続いているものがある。

それは・・・。





まんがで読破シリーズ

一昔の名作文学を漫画にして、なじみのない人に読んでもらう目的や
小説のような長い文字ばかり見ていると眠くなる人をターゲットとしている。
なので、本の苦手な人でも気軽に読めます。

と、まぁ〜〜〜、そんな宣伝活動はどうでもよくて。

言いたいことは
このまんがで読破シリーズがコンビニで売られているということ。
用もないのにコンビニに立ち寄る癖がある自分には、これは天敵なのだ。

そうさ、ついつい購入してしまうのさぁ、あははははぁ〜〜。

写真を見てもらうと40冊ぐらい本棚に並べられていますが、
ぶっちゃけると三分の一も読んでいないのさぁ、あははははぁ〜〜。

買ったことに満足してしまう癖も持っているのさぁ、あははははぁ〜〜。

まぁ〜そんな、あははははぁ〜〜〜はどうでもよくて
自分でもびっくりしているのは
いまだにダブリーが発生していないという奇跡。
こんなことに貴重な奇跡を消費してしまっている自分。


こういう続けても続かないマイブームは早く終わらせて
決して終わることにないマイブームを見つけたい。


2009年12月12日(土)  漢字一文字

今年一年を、漢字一文字で表すと 「糸」 だった。

人と人を繋ぐのは 「鎖」 や 「縁」 であったりするが
「糸」 というものもあって
その見えない糸は

何年も連絡していない知り合いから
突然、結婚式の招待状の話が来たり

何年も会っていない知り合いから
たまたま、地方で出会ったり

と、繋がっている。

僕の繋がっている糸は青色ばかりだけど。
それだけでも十分だけど
たまには、赤色でもいいんじゃないかって
自分の小指を見てみる。

すると、また太ったせいか小指が一回り太くなっていた。

本当の今年の漢字一文字は 「太」 だったのかもしれない (泣)


さぁ〜て、今年も残すところあと、19日です。
今年中に済ませなくてはならない大掃除とかはお早めに!


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