おうち鑑賞

2007年02月28日(水) 『おしゃれ泥棒』

レンタルビデオ屋で『風と共に去りぬ』と

同じエリアに置いてあるのを見て

何気に借りてみました。



オードリー・ヘプバーンの魅力を

楽しむことができたらきっとOKな映画なんだと思います。

(と後から思いました)

「ここが不自然」とかイチイチ思うのは野暮なんでしょう(笑)

(オードリー・ヘプバーンの「パッパ〜〜ン」(お父さんの呼び方)が

耳についてはなれない!)

何だかフジテレピのドラマっぽいな、なんて思いました。

て、こちらの映画が当然オリジナルなわけですが、、、







2007年02月27日(火) 『ひまわり』


『風と共に去りぬ』に引き続き

記憶とオーバーラップした映画シリーズ(シリーズ?)

第二弾。


「ひまわり畑のシーンに感極まった」とか

「号泣した」と漏れ聞こえてくる感想に反し、

この映画を(たぶん)名画座のリバイバルで見た

二十歳前後だった頃の私の感想は(恐ろしいことに)

「別に」だったんです。

年齢のせいでよくわからなかったのかなあと

自分で自分に疑問に思ったりして、

ずっと心にひっかかていたこの映画、

今の私はどう感じるのか期待を持って見ました。

ちょっと熟成期間を置き過ぎた感がありますが(笑)

映像やストーリーはほとんど覚えていませんでした。

やっぱり号泣するようなことはありませんでしたが、

良い映画だと思えました。

「別に」よりは進歩してましたかね(笑)








ソフィア・ローレンが京唄子と小池栄子に

だぶって見えて仕方なかった。す、すみません〜 進歩してる?(笑)










2007年02月24日(土) 『風と共に去りぬ』


この映画の製作年が昭和14年だと改めて知ってビックリです。

現代の女性像が後退してると思えるくらい、

スカーレットは新鮮でエキセントリックに感じました。

なんて言いつつ、睡魔と闘いながら見てしまったので

また見直したいです。(なんたって約4時間!)



中学生の頃、クラスの同級生がこの映画にお熱で

私の知らない世界を知っている彼女をスゴイと感じたり、

逆に醒た目で見たりと、何か複雑な感情の記憶が

ずっと頭の片隅にありました。

「ビビア〜ン、ビビア〜ン」と口走しる彼女に、

私はただポカンとしていた(笑)のを覚えています。




彼女とはそれ(中学生以来)会っていないのですが

13歳で『風と共に去りぬ』が好きだなんて

ずいぶん大人なヒトだったんだなと改めて思いました。

心にひっかかっていながら避けていたようなところのある

この映画に、ンンッ十年(笑)かかって向かい合い(大げさかな)

やっとスタート地点に立ったような気分になったのでした。






2007年02月22日(木) 『ハウルの動く城』


私はキムタクが出演している

ドラマや映画を敬遠したくなるんです。

うまく言えないんですけど

キムタク自体が強力なブランドなので

作品がキムタクだよりになっている、

あるいは作品からキムタクが浮いて見えてしまう、

キムタクは何をやってもキムタク、というイメージがあって

見る前からちょっと気持ちが二の足踏んでしまうのです。

 

と、前置きに力こぶが入ってしまいましたが

ハウルのキムタクは予想に反して想像以上に自然、

ハウルかっこい〜と目がはぁとになりました(笑)

ワタシ的には、ストーリーがよくわからなかいところもあったんですが

やはり映像の力というか創造の力にぐいぐい引き込まれました。

しかし!ラストの案山子のオチ、それっすか!?










2007年02月21日(水) 『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』


ここのところ押井守作品を続けて見たので

ウエッティなものに頭が飢えてます。

久々に軟派なヒュー・グラントに浸ってみるか。(笑)



1作目の『ブリジット・ジョーンズの日記』は

確か映画館に4〜5回通いました。

こういうオモチャ箱をひっくり返したような、

女子目線の恋バナって好き好きなんです。

『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』を

久しぶりに見て感じたことは、やっぱり1作目に比べると

レニー・ゼルウィガーの肥え方が美しくない。

肥えた我が身のどのクチがほざく(笑)

ばりばり2匹目のドジョウ映画を

まあ、それなりに楽しみましたです。







2007年02月20日(火) 『機動警察パトレイバー 劇場版』 『エターナル・サンシャイン』


『機動警察パトレイバー 劇場版』

『機動警察パトレイバー2 the Movie』に続き

やり残した宿題を片付けるような気持ちで

もう一度見直してみた。

よく咀嚼しないと好き嫌いがわからないから。

好き嫌いがわかりました(笑)





『エターナル・サンシャイン』


こんな例えはおかしいとは思うけど

このエッセンスでウディ・アレンの映画だったら

全然受け入れられるのに、なんて想像してしまった。

最初の5分〜10分間に感じていた期待感が

まさかこんな方向に向かうとは・・・。

途中、睡魔に襲われたり、乗り切れなかったりで

こんな時いつもだったら見直してみるところだけど・・・。

おもしろいと感じるには

もしかして哲学的学習がいるの?

うー。






2007年02月19日(月) 『スイミング・プール』


何だかんだ(オモロないとか好みじゃないとか)思いつつ

フランソワ・オゾン監督作品を見るのはこれが3作目です。


山あり谷ありなストーリーがあるわけでもない、

かといって淡々としているわけでもない、

ミステリーかといえば、

そうでもあるし、そうでもないという、

行間に有るものを表現したような

新鮮なズラシ感。

ラストまで次の展開をわくわくしながら見ました。

今までの「何だかんだな思い」は何だったの?

と、思ったくらいに大好きな映画でした。





2007年02月13日(火) 『21グラム』


ドキュメンタリーを見ているような

リアリティのある演技に

感情が突き動かされるシーンがあった。

しかし全体的に時間が前後する描写(編集)がなされていて

その表現に芸術性を感じるかと言えば

単に分かりづらくなってるような印象を持った。

重い題材を丁寧に扱っているとは思うけど

入れ物がちょっと合ってないなって感じがした。

(↑まのびしてるとか、簡単なことを複雑に見せ過ぎてるとか思った)





2007年02月10日(土) 『機動警察パトレイバー2 the Movie』


もう一度見直してみた。

理論の組み立てで遊ぶ世界観の

中心にあるものはとてもシンプル、

都市の近未来や未来でひずむ人間たち、

(意外と浪花節系な人々だったるする)

宮崎駿の世界は、ひとつひとつのパーツが複雑、

しかし俯瞰で見るとシンプルな印象。


・・・・なんてことをば、

(何故か宮崎駿作品のことも思い出しつつ)

わかってないなりに感じたのだった。

宮崎駿の作品が見たくなっちゃったなー。



2007年02月09日(金) 『機動警察パトレイバー 劇場版』 『機動警察パトレイバー2 the Movie』


『立喰師列伝』に引き続きすごく疲れた。頭が。

普段使ってない回路で見る不慣れ。

『機動警察パトレイバー 劇場版』で学習の下地ができて

『機動警察パトレイバー2 the Movie』は

わりとすんなり入っていけたかな。

それぞれ89年と93年の製作だそうだけど

今でもまだ時代が追いついてないように思えるくらい。




私の状況を例えるなら、魚の存在すら知らない人間が

いきなりクサヤを食べちゃったってかんじ?

押井守をクサヤ扱いするのもなんだけど(笑)

理論や理性や理屈(?)で遊ぶ世界観。

クサヤ(←まだ言うか)を好きになるかどうかは別にして

理論や知識のハード面をもちっとどうにかせにゃと思った次第。

いずれにせよ、もう一回見直すつもり。

(よく分からないところが結構あるのだ〜〜)



2007年02月08日(木) 『立喰師列伝』

 
ずっと見てみたいと思っていた押井守。

好きな作品や製作者の背後(?)で

しばしば見え隠れ(?)する存在だったから。

『機動警察パトレイバー』を見るつもりが

レンタル返却の関係でこちらが先になってしまった。

ジャンルはアニメーションなんだろうか?

映画というより現代アートみたい。

普段全く使わない脳の回路をガツンガツンぶっ叩かれたかんじ。

すごく頭が疲れた。咀嚼に時間が・・・・・・





2007年02月07日(水) 『容疑者 室井慎次』


映画がはじまった途端「ダメだコリャ」感。

(『交渉人 真下正義』と製作者が違うので

別物だろうと予想はしていたけど

ここまで別物とは・・・)

見るのを途中でやめるのは嫌なので

辛抱して最後まで見た。



2007年02月06日(火) 『蛇イチゴ』


『ゆれる』を見てもそうだったんだけど

感情が不自然にブツブツ途切れてしまう。

自分の中で「これあり」ってならないのだ。

俳優さんは、どんな心持ちで演じてるんだろう。

つみきみほってやっぱり魅力的。



2007年02月02日(金) 『交渉人 真下正義』


『踊る大捜査線』のスピンオフ映画ってやつらしいです。

(スピンオフ作品とは物語の主人公以外の登場人物を主人公に

別の新しい物語をつくることなんだそうです)



スゴ〜クおもしろかったです!

マニアックになる一歩(二歩?三歩?)手前で

小ワザを効かせてあるような、

こういう匙加減のエンターテイメントって好みです。

ユースケ・サンタマリアにマジ惚れちゃいました。

(たぶんこの映画限定)

あと出番は多くないのですが、

小泉孝太郎や水野美紀のたたずまいも好きでした。




『踊る大捜査線 THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』が

ワタシ的には全然おもしろいと思わなかったので

この映画の監督は別人かと思っていたら同じ人でびっくり。

検索したら(かつてハマリまくった)『NIGHT HEAD』の

演出なんかもした人らしいです。

あ〜なんか分かる気がする。

『踊る〜』と全然タイプが違う。

『交渉人〜』の方が素?に近い作りなのかな。

(押井守作品も見たい〜〜)



おもしろくて何回も(4、5回くらい)見てたら

だんだん不自然さやアラが目に付いてきました。

噛めば噛むほど味が出るというタイプの映画ではないみたい。

嵐のごとく(何だかよく分からないうちに)

ワーッと見るのが楽しめるコツだと思います(笑)







2007年02月01日(木) 『踊る大捜査線 THE MOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』


何なのだ。

このひと昔前のトレンディードラマのようなノリは。

それがこの映画(及びドラマ)の個性なのか?

テンポが悪い上にチマチマした印象があって

どうにもこうにも見心地が良くないではないの。

それに真矢みきの演じた鼻持ちならない管理官、

もうちょっと含みをもたせた演技が出来んもんか。

今時「男VS女」のような単純な構図を見せられて

ある意味新鮮だった、というイヤミも付け加えたくなる。

織田祐二様を立てなきゃいけない空気が

作品の雰囲気をよどましているの? なーんて、

よく分からないことまで想像しちゃうわ、

こんなに乗れない映画を見ちゃうと。

(しかしこの映画は大ヒットしたらしい)





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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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