おうち鑑賞

2005年11月23日(水) お知らせ

 映画ジャンルの日記と並行して、古巣(?)のダイエットジャンルの日記を

 再開することにしました。(混在していた日記はジャンル別に分けました)

 当面、「ガツガツしないで普通に食べる」が目標です(苦笑)

 よかったらダイエットジャンルの日記も見に来て下さいね。

 (↓にリンクがあります)

 ・・という訳で、今後ともよろしくお願いします。

 
 



2005年11月14日(月) 『近松物語』

 

 製作年 1954年
 製作国 日本
 監督  溝口健二
 原作  近松門左衛門
 出演  長谷川一夫
      香川京子


 【あらすじ】

 京の大経師以春の妻おさんは、実家の岐阜屋から金の工面の相談を受けるが
 冷淡な以春に頼る事も出来ず、手代の茂兵衛に事の次第を打ち明ける。
 おさんを助けるため献身的な茂兵衛だったが、勘違い、行き違いから
 おさんと茂兵衛は追われる身となってしまう。
 二人は禁じられた関係の中、次第に強い愛に結ばれていく。
 






 
 原作は近松門左衛門の浄瑠璃「大経師昔暦」と川口松太郎が劇化した

 (井原西鶴の「好色五人女」の中の)「おさんと茂兵衛」をもとに企画され

 依田義賢が執筆したものだそうです。



 香川京子の凛とした美しさがとても印象的でした。

 歌舞伎や浄瑠璃の舞台だと、不義密通や姦通罪が題材の物語も

 その歎美な世界に浸れるのですが・・(台詞が何を言っているのか

 ハッキリ分からないし)

 映像だと、浮気三昧の嫌味なオッサンが、どの面下げて自分の奥さんを

 そんなに責められるんじゃと、とても腹が立ちました(笑)

 おそれながら、巨匠と呼ばれる監督の映画は息苦しくなります。
 

 



2005年11月05日(土) おもしろ過ぎるよ『新喜劇フー!!』

 
 





 【11月4日(金)放送のあらすじ】

 正義の味方フーファミリーのパパ=ミスター・フー(レイザーラモンHG)
 ママ=レディー・フー(国崎恵美)、息子=ショージ・フー(なかやまきんに君)は
 悪の軍団・地獄団の悪企みを阻止する為、ラーメン屋台を営業する普通の
 家族を装いながら地獄団の偵察を続ける。


 本部のある「ラウンジ地獄」の2号店の出店を謀り領土拡大(←?)を
 もくろむ地獄団。地獄団の須知軍曹(ビッキーズ須知)は、邪魔な
 フーファミリーに様々な刺客を差し向けてくる。

 手下の一人がキダ・タローに変身、「あ〜らよっ出前一丁〜」
 「有馬兵衛の向陽閣へ〜」「プロポーズ大作戦」(作曲byキダ・タロー)の
 強力な超音波メロディー攻撃を仕掛けてきたのに対し
 フーファミリーは、円広志の「とんで〜とんで〜」のメロディーで応戦する。
 キダ・タローは「レベルが低過ぎる〜曲が作れなくなる〜」と苦しみながら退散。


 これで一件落着かと思われたのも束の間、地獄団総統(トミーズ健)が登場。
 フーファミリーは「健ちゃんパウダー」を振り掛けられ、おもしろいことが
 言えなくなってしまう。しかし、これもまた隙を見てフーファミリーは
 反撃に転じるのだった・・・


 

 




 月1回のペースで金曜深夜に毎日放送で放送されていたらしいです。

 私がたまたま見た今回が最終回でした。(最初の30分くらい見逃したのが残念)

 レイザーラモンHG率いるフーファミリーが、HGファッションに身を固め

 例の腰振りで悪を撃退するとういう物語です。訳わかりません(笑)

 アホ過ぎて腹がよじれ切れるかと思いました。

 吉本新喜劇には歌舞伎の原点があると思います。ブラボー♪

 (レイザーラモンHGって素顔でも活動してたんですね。

 真面目そうな普通の兄ちゃん顔でした。なかなかの好印象です)

 

 



2005年11月01日(火) 『ガソリン・ボーイ3人組』

 


 製作年 1930年
 製作国 独
 製作  エリッヒ・ホマー
 監督  ヴィルヘルム・ティーレ(ウィルアム・シール?)
 出演  リリアン・ハーヴェイ
      ヴィリー・フリッチ
      オスカー・カールワイス
      ハインツ・リューマン

 
 【あらすじ】

 ある日突然全財産を失くしてしまったヴィリー、ワルト、ハンスの仲良し3人組。
 唯一手元に残った車を売ってガソリンスタンドを開業する。
 そこへ客としてやってきた可愛らしい娘リリアンに3人は恋をする。
 リリアンに翻弄される3人だったが、リリアンの本命は・・・








 30年代初期、娯楽映画の最高峰に位置していたドイツ・オペレッタ映画の秀作で

 『ガソリン・ボーイ3人組』は、その草分け的作品なのだそうです。

 今の私にとって古典は退屈でした。また突然歌い出しちゃうの?みたいな(苦笑)

 踊りのニュアンスが全体的に直線的で行進系ダンシング(笑)でした。

 先日見た日本のミュージカル映画『鴛鴦歌合戦』は時代に関係なく

 大大大好きだったんですけどね〜

 冒頭の家具類が飛ぶシーンは意表を衝かれました。

 あまりにもギクシャクした動きがシュールです(笑)

 

 


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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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