意地悪 |
どこまで行ってもお嬢さんなんだろうなあ。 あの人の創作は大人の真似事をしたいだけだ。 時代考証も出鱈目で、初めて読んでみたけれど、これは男が自分の妄想を書き連ねてきた小説と変わりない。
お遊びに付き合っている時間はないから、あまり反応しないでおこうと思う。 もとより私は関係ないのだし。
ご祝儀のつもりで「いいですよ」と返事したのがまちがいだった。 そもそも核になる目的のないことで、こんなの成功するわけないじゃん。
少し意地の悪い興味があるんだ。 お手並み拝見、みたいな。 てかあの人、いつからみんなとそんなに親しくなったんだろう。
でも、あちらのほうがよほど意地が悪いもんね。 私を見下ろしたかったのかなあ。 面倒くさいから、面白がることにしたよ。
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2019年12月20日(金)
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