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失意

ねえ。
ふだんはそんなこと思わないんだけど、大きな仕事が失われるときはねえ、これ以上お金が減るのは困るから、そのことで頭いっぱいになってしまうんだよねえ。

会う気になったら連絡してねっていうのは、それ以外のことは聞きたくないってことなのかな、なんて思ってしまう。

9年間も、状況がよくなるのを待っていた。

前向きに考えようって言われても前向きになれない日があるの。
2019年03月18日(月)

幽霊みたいな不動産屋の男

あの不動産屋さん、絶対おかしい。

1ヶ月以上待って、物件完成したから親子で見に行ったわけだけど……
連帯保証人の書類、FAXしないでくれっていうの。
写メ撮って送れと。
後でメールするからそのアドレスに送れって、ますます怪しい。
しかも、メール来ないんです。
書類、【貸主用】ってなってるんです。

そもそも申込順位2位のはずだったのに、このまま契約できるような前提でペラペラ(どうでもいいことを)喋っていたし。

不動産屋でがっつき気味の営業に悩まされるのはよくあるんで、逆に心配しないんだけど、この人ちゃんとやっているとは思えない。
そもそも普免持ってないのか、いろんな物件に案内しないんだよね。

生気がないし、靴底とかめちゃ磨り減ってくたびれた風体だし。

いやだなあ。
気持ち悪いなあ。
子供がおかしなことに巻き込まれなければいいけど。
2019年03月16日(土)

ホステス化しないで済んだ夜

うーーーーん。
たぶんそうだろうなと思ったんだけど予想どおりだったっていうね。

バブルおじさんが苦手なんです。
性の成長がギルガメッシュで停まってしまった男たち、あなたたちはすでに化石なのよ。
どこかの編集長もそうだけど。

女にお守りしてもらうのに慣れすぎて、何の疑問も持たないで。
「エロ」「性」と聞くと、またお守りしてもらえると思いこんではしゃぎ出す。
でもね、あなたたちの80年代はもう終わって二度と始まらないのよ。

どうしようかな〜、と迷った。
バブルおじさんが先に呪文を唱えたら、男たちは唱和して、40代以上の女性たちは「この場だけだからいいか、我慢するか」と思って、

ホステス化するんです。

私もそうしていたと思う。
特に仕事の場では、スムーズにコンテンツなりイベントなりが成立したほうがいいから、せめてもの良心として「これは男性向けのメディアだから」と自分に言い聞かせて、男が喜ぶように喜ぶように書いていた。

でも、2016年から大きく変わった。
AV出演強要問題から翌年の#metooへと同時多発したために、「個々の問題」が「みんなの問題」に蒸留されていった。

今日はお客様たちの見識と真摯な態度に奇跡的に救われた。
意識してしたわけではないけれど、いきなりお客様にオールを渡したのがよかった。

バブルおじさんたちをコテンパンにやっつけたりしないで、今の人たちは性をこんなふうにとらえているんですよ、ということをお客様たちが言語化してくれた。
奇跡に感謝するしかない。

おじさんたちはまだ希望を捨てていないだろう。
バブルよもう一度。
でも、きっとどこかで「あの夜聞いた話はこれか〜」と思い出してくれるといいな。
2019年03月15日(金)

おじさんの国、おじさんの村、おじさんの会社

しかしまずいな、ジリジリと仕事が減っているのは感じていたけれど、ジリジリじゃなくてガタガタと減ってきているんだよね。

でもSNSだけ見ていると華やかなんだよ、それが怖いところ。
めっちゃ活動しているように見えると思うんだけど、ほとんどが赤字イベントだからー!
1万円黒字だとしても準備になんにちもかけているんだから、もう自殺行為でしょ。

でも、自殺行為とわかっていてもやらずにはいられないわけ。
ひっきりなしに活動して無一文なのは、何もしないで無一文なのとはちがうのよ。
後者はもうね、社会的な死を意味するから。

ちなみに私の収入がガタ減りしたのは、いろんなところでおじさんを怒らせたり、裏切られたりしたからです。
裏切られた理由は私が可愛げなかったからですよ。
おじさんは頼られたいのに、それをしないからだよな。

日本の経済動かしてんのはおじさんだからね。
裏も表もだよ。
零細企業でもないかぎり、役員は男ばっかだから。

あーあ、あと何年もつかなあ。
子供に迷惑かけたくないし、どこか田舎に引っ込むかな。
でも田舎だって仕切っているのはきっとおじさんだよね。
2019年03月14日(木)

私はお手すきですよ

編集者がへそ曲げちゃって、メールに返事が返ってこなくなったんだけど、ついに連載切られました。

お手すきになったらまた再開しましょう、だって。

たしかにWEBとで連載2本にはなったけど、手いっぱいだなんて言ってないんだけどな〜。
で、やんわりと「WEBと両方書くのはだめなのでしょうか?」ってメールしたら、何と黙殺されちゃいました。

ものすごくへそ曲げてる。
50代後半のおじさんがへそ曲げてる。

私、行く先々で50歳のおじさんを怒らせて仕事失っています。

でも私は絶対わるくない。

今回の編集おじさんが求めているのは、彼の言いなりに書いてくれて、名前だけ貸してくれる女のライターなのよね。
でも、彼が書きたいことはトンデモだったりするから、私としては自分がそれ書いたことになるの困るな〜ってことがあるんです。

たとえばだけど、あまりバレなそうなやつで……
彼の好きな想像図は、男たちが酒を飲みながら若い女を縛るって絵柄。

現実には縛りにお酒はご法度なんです。
縛りのサークルや講習会に行った人なら知っていること。
彼はそういうことを知らないから、私が書いた原稿に「酒を飲みながら」って書き加えちゃう。

私の署名入り原稿でそう書かれちゃうの、私は困るんです。
でも、なんで困るか聞いてくれない。
何か説明しようとすると、「あそ、いいです、こうしましょう」って一人でどんどん先に行っちゃうんだ。
発達障害なのかも知れない、彼と電話で話すといつもこうなる。

それで、もともと電話恐怖症ぎみの私はメールしかしなくなっちゃった。
電話に出ないでメールで返したのがよくなかったんだと思う。
おこっちゃったのはそれからです。
でも、でも、つらいんだ。
電話だと子供のように鼻先であしらわれちゃうのが。
2019年03月13日(水)

好きになれない

昔は賑わっていた成人ジャンル、閑散としているのをいいことにここをヤバいこと書く日記にするんだ。
SNSには書けない無責任なことを書くんだ。


性的なことを書くのを生業にしているから、チ○コが好きだと思われがちだが実は好きじゃないし、ハッキリ言ってかなり苦手だ。
素敵な人がパンツを脱ぐ瞬間が怖い。
どうか不気味なチ○コじゃありませんようにって祈ってる。

正直、チ○コのルックスが不気味じゃなければ、ろくでもない事されても付き合ってしまうぐらいにあの突起物が苦手だ。

入れてしまえば気持ちいいのにな。
見たり、舐めたり、触ったりするのがマジきもい。
あれ透明だったらいいのに。ほんとに。


って、同じこと男性が言ってたら私怒るよな。
「マ○コに入れるのは気持ちいいけど、見たり舐めたりできません」
なんて言う男がいたらフェミからフルボッコにされるでしょう〜
いや、フェミじゃなくても怒るでしょう〜

何人かの女子に言ったら逆だって人が多かった。
入れるのは面倒だったりするけど、いじるのは好きだってさ。
やだやだ、私は見ないで入れたいね。

匂いも苦手だ。
特に玉浦の蒸れた匂い、最悪。
男はあの匂いを自分で嗅いで、生きているのがいやになったりしないんだろか。
2019年03月12日(火)

黒日記 / 赤福
エンピツ