月に舞う桜

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2025年11月30日(日) 11月の読書

◆合計22冊
160. 奥田英朗『コメンテーター』
161. マルクス・アウレリウス『自省録』
162. 東野圭吾『歪笑小説』
163. 江川紹子『「カルト」はすぐ隣に オウムに引き寄せられた若者たち』
164. アガサ・クリスティ『バグダッドの秘密』
165. 選挙ウォッチャーちだい『「NHKから国民を守る党」とは何だったのか?』
166. 中村文則『列』
167. 櫛木理宇『世界が赫に染まる日に』
168. ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの攪乱』
169. 中村文則『その先の道に消える』
170. 熊代亨『健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて』
171. 呉勝浩『素敵な圧迫』
172. 米本和広『洗脳の楽園 ヤマギシ会という悲劇』
173. マーティン・デイリー、マーゴ・ウィルソン『人が人を殺すとき 進化でその謎をとく』
174. 安部公房『カンガルー・ノート』
175. 鈴木光太郎『ヒトの心はどう進化したのか 狩猟採集社会が生んだもの』
176. グレアム・グリーン『負けた者がみな貰う』
177. 斎藤哲也編『哲学史入門1 古代ギリシアからルネサンスまで』
178. 斎藤哲也編『哲学史入門2 デカルトからカント、ヘーゲルまで』
179. 斎藤哲也編『哲学史入門3 現象学・分析哲学から現代思想まで』
180. 中村文則『私の消滅』
181. 角田幸彦『セネカ』

※数字は1月からの通し番号

貧乏性なのか、図書館に行くと目いっぱい借りてしまう。それで期限までに返せるか気になって、慌てて読むことになる。
中村文則の『私の消滅』は、連続幼女殺人犯の宮崎勤を独自の視点で分析していて、文学はこういうこともできるんだなあと新たな発見でもあった。
斎藤哲也が哲学者たちにインタビューする『哲学史入門』シリーズは、古代ギリシアから順に哲学史の中心的なところを学べて良い。内容そのものは広く浅くではあるけど、参考文献がいくつも紹介されているので、興味のある本を続けて読んでいけば学びが深まりそう。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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© 2005 Sakurai Yuzuki