月に舞う桜
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★合計11冊 30. 佐野眞一『別海から来た女』 31. 江國香織『すきまのおともだち』 32. カール・ヤスパース『われわれの戦争責任について』 33. チャールズ・ダーウィン著、リチャード・リーキー編『新版 図説 種の起源』 34. 頭木弘樹編訳『絶望名人カフカの人生論』 35. レフ・トルストイ『懺悔』 36. 櫻井義秀編著『カルトからの回復 心のレジリアンス』 37. デイヴィッド・ベネター『生まれてこないほうが良かった 存在してしまうことの害悪』 38. アルベール・カミュ『シーシュポスの神話』 39. 平野啓一郎『空白を満たしなさい』 40. 島本理生『ファーストラヴ』
※数字は1月からの通し番号
ずっと読みたかったベネターをやっと読むことができた。 そこまで存在の害悪性を言い募らなくても反出生主義の論を展開することは可能ではないかと思ったが、楽観主義や宗教への批判も含めて、共感するところが満載であった。自分の中の反出生主義的な考え方を整理することもできた。 リチャード・リーキー編集の『種の起源』は、枝葉を省いているので原著に比べると分かりやすく、(刊行当時の)最新の研究結果の解説もあり、とても興味深かった。原著は難しくて挫折……。
日本の歩道はクソ過ぎる。 目抜き通りから少しでも脇道に入ろうものなら、歩道がぐっと狭くなるうえに変な起伏や傾斜もあったりして、車椅子だと車道に出ざるを得なくなる。 マジでクソ。
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