月に舞う桜

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2011年06月29日(水) 諸行無常

■25日(土)
久しぶりにカラオケに行った。1年ぶりかな、2年ぶりかな。確か、前回も夏だった気がする。
3人で4時間歌った。
Xメドレーには「Standing Sex」が入っていて、歌詞について行けなかった。Xメドレー以外にも、英語歌詞が続く曲は流れについて行けなくなるものが結構あった。無念だ。
ToshIの「HANA」を歌いたかったのに、なかった。残念だ。
大塚愛の「クムリウタ」を歌ったら、ちょっとかなしい気分になった。
NOAの「今を抱きしめて」にはバーチャルカラオケバージョンというものがあって、何だろうと興味津々に入れてみたら、画面に田舎のホステス風情の女性が出て来て、こちらへ向かってマイクを差し出す。そして、仙道敦子パートを彼女が歌い始めた。私には吉田栄作パートを歌えということらしい。何で女性の私が、よりにもよって田舎のホステス風情とバーチャルデュエットしなきゃならんのだ! 勘弁してほしい。というわけで、すぐにキャンセルして普通バージョンの「今を抱きしめて」を入れ直した。

この日、行きの電車では、フェレットのような動物がスリングで抱かれているのを見かけた。帰りの電車では、私のすぐ隣に女性が立っていて、彼女が床に置いていた大きなバッグの口から、犬(たぶんダックス)が顔を覗かせてきょろきょろしていた。
カラオケデーというよりも、動物デーだな、と思いながら帰路に着いた。


■26日(日)
同僚に借りていたドラゴンボールのDVDを、ついに観終わった。6話ずつ収録されたDVD(最後の3枚は5話ずつ)が26枚。長かった!
別の同僚がZのDVDを持っていると言う。観たいなら貸すよ、と言ってくれるのだが、迷い中。借りれば、再び堕落した休日が続くのは間違いない。どうしようかなあ、ストーリーは全部知ってるしなあ。でも、Zの最初の方は観たいなあ。フリーザが出てくるあたりまで、借りようかなあ。


■27日(月)
月曜日だけど憂鬱さはなく、のほほんと気楽な気持ちで会社へ行く。そして、のほほんと仕事する。
なぜなら、火曜と水曜は有休を取っちゃってるからだ。
朝っぱらから、上司に「Aにするつもりだったけど、Bにして」と言われ、Bの準備を始めたら「ごめん、やっぱりAにして」と訂正される。「今日働けば、有休で2連休♪」という余裕がなければ、キレそうなところだ。
で、なぜ2日も有休を取るなんて大それたことをしているかと言うと、うちの有休は10月で切り替えなのだが、繰り越せない日数を9月末までに消化しきれるか心配になるくらい、余ってるのだ。他に夏休みもあるし。それで、仕事が一段落した今、計画的に消化していっている。


■28日(火)
そんなわけで、休み。
モザイクモールとノースポートに行った。主な目的は、白い半袖カーディガンを物色すること。Natural Beauty Basicで、よさそうなものを無事にゲットした。
買い物運はそれなりにあったみたいだけど、食べ物運はなかったらしい。好きだったイタリアンのお店がなくなっていた。別のカフェも、とてもおいしくて気に入っていたランチビュッフェをやめてしまったようで、新たなメニューは種類も味も落ちていた。
さらに、某ケーキ屋で苺タルトを買って帰ったら、タルトだかケーキだかよく分かんないような食感で、味もあまり好みじゃなかった。
食べ物には何だかいろいろ残念だったけど、カーディガンが買えたし、皆が仕事しているときに優雅にお店を見て回れたから、まいっか。
上記のイタリアン以外にも、店舗が入れ替わっているところが結構あって、諸行無常を感じる日だった。

それにしても暑い! 真昼間って、ここまで暑かったのか! 会社の行き帰りも暑いなあと思っていたけど、そんなのは序の口だったんだな。


■29日(水)
そんなわけで、今日も休み。
今日はおうちでのんびり。
朝ふと思ったのだけど、私、Xのライブを観るためにロンドンへ行ってるんじゃないかと会社の人たちに思われてやしないだろうか。まあ、2日休んだだけじゃロンドンは無理だよね。


2011年06月22日(水) 平行線

暑い!

仕事が終わって外に出たら、予想以上の蒸し暑さに思わず「ううっ」っと呻いてしまった。
そんなわけで、帰ったらハーゲンダッツのトリュフショコラを食べた。
チョコアイスの中に砕いたチョコが入っている。
甘ったるくなく、チョコのわりにはわりとさわやかで軽かった。

冷凍庫にハーゲンダッツがあると思うと、たとえ食べなくても、そこにあるという事実だけで満足感があるし、励みになる。


ところで、「男と女の間には 暗くて深い川がある」と歌ったのは加藤登紀子だっけ?

まったく男って女心が分からないんだから! と、よく思うけれど、私だって男心が分からないのだ。

ホント、何を考えてるんだか、どういうつもりなんだか、さっぱり分からない。

平行線をたどっているのか、すれ違ったのか、それとも交わろうとしたのに私が離れていったのか、それすら分からない。


2011年06月12日(日) おいしいもの その2.

家族で南国酒家に行った。
コースじゃなくアラカルトでいろいろ頼んで、気がつけば3人ともお腹が膨れていた。

メニュー↓
・アオリイカと海藻麺のサラダ
・海鮮3種(エビ、イカ、ホタテ)の炒め物
・タラバ蟹と豆腐の煮込み
・小龍包
・エビ蒸し餃子
・タラバ蟹とレタスのチャーハン
・海鮮あんかけ焼きそば

両親はお肉があまり好きじゃないので(私は好きなんだが……)、海鮮を中心に食べた。
他に、母はタラバ蟹と玉子のスープ、父はフカヒレ入りつゆそばを注文していた。
私はアワビのオイスターソース煮が食べたかったのだけど、「今日は終わりました」と言われてしまった……。ないと言われると、余計に食べたくなる人間心理。アワビはちっちゃい切れ端なら食べたことがあるけれど、食べ応えがあるくらいの大きさを本格的にがっつり食べたことがない。だから、ぜひこの機会に! と思ったのだけど……絶対いつか食べてやる!

海鮮炒め、蟹と豆腐の煮込み、あんかけ焼きそばは、どれも程よいとろみで食べやすい。海鮮炒めやあんかけ焼きそばに入っているイカの柔らかいこと! エビのプリプリなこと!
味が濃い物や脂っこいものがあまり好きではない母は、「ここは、味がしつこくなくて良いね」と言っていた。
料理はどれもおいしかったけれど、満場一致で「特にタラバ蟹と豆腐の煮込みがおいしかったね」との感想だった。料理名のわりに、それほど煮込んではなく、あっさり塩味で素材そのものを味わうことができた。
父のフカヒレ入りつゆそばを少しもらったら、麺がしっかりしているしスープも美味なので、フカヒレが入っていなくても注文したくなる一品だった。

あんかけ焼きそばは、以前からのお気に入りだ。大きめの海鮮や野菜がたっぷり入っていて、贅沢である。
タラバ蟹とレタスのチャーハンも、以前からかなり気に入っている。蟹がしっかり入っているし、レタスのシャキシャキ感も良い。安っぽい店の、探さないとどこに蟹があるんだか分からないようなチャーハンとは違うのだ。
それに何と言っても、玉子がお米に絡んでいないのが良い。私は玉子が嫌いだ。チャーハンにパラパラと入っているくらいなら食べられるけれど、完全に絡んでしまってお米が黄色くなっているようなチャーハンは、どこを食べても玉子の味がするので好きじゃない。世間では、お米まで黄色くなっているチャーハンも支持率高いらしいけれど。

あぁ、これを書いてたら、またあのチャーハンが食べたくなってきたなあ。


2011年06月11日(土) おいしいもの その1.

先週土曜日(4日)の話なのだけど、おいしい物を食べに行ったらメニューを日記に書き残しておくのが好きなので、今さらだけど書いておく。


鷺沼にある「とうふ屋うかい」というお店に行った。
「うかい」は、一度は行ってみたいとずっと思っていたお店の一つだ。系列店の鉄板焼き屋は高いので尻込みしているのだけど、お豆腐屋さんならそこまで高くないと同僚が教えてくれて、味もかなり良いとのことなので、今回同僚に連れて行ってもらい念願叶って「うかい」デビューした。

お店全体が古き良き日本の香り漂う造りで、通された個室のすぐ外には小さな日本庭園があった。日本庭園にはきちんと池や橋があり、茶室風の小屋も見えた。とても風情があり、日々の忙しさを忘れてほっと一息つける空間だ。発想がありきたりだが、京都みたいな雰囲気である。

コースメニュー↓
・胡麻豆腐
・焼き油揚げ
・季節の4種盛り合わせ
・冬瓜と豚肉のたき合わせ
・豆水豆腐
・深川飯
・白玉ぜんざい
    +
・単品で桜海老のかき揚げ

料理は最初から最後まで大満足だった(和菓子が苦手な私は、デザートの白玉ぜんざいだけは同僚に食べてもらったりしたけれど)。
焼き油揚げは、その名の通りただ油揚げを焼いただけなのだけど、油揚げ自体がすごく美味なので、何もつけなくてもどんどん食べられる。お好みで、少し濃い味の醤油やネギ味噌を付けても良い。このネギ味噌が、また格別なのだ。もろみ味噌(って言うんだっけ?)に、手の爪ほどの大きさに切った長ネギを混ぜてある。油揚げだけでもおいしいし、ネギ味噌もおいしいので、付けるか付けないか迷うところだ。

4種盛り合わせは、ジュンサイ、エビとフキのたき合わせ、つぶ貝(だったと思う)の酢味噌和え、鱒寿司だった。ジュンサイと酢味噌和えは、それぞれ美しい切子に入っていた。
この酢味噌も、思わず唸るくらい非常においしい。酢味噌だけ舐めてもいいほどだ。
鱒寿司は、鱒の上に何かごく小さな葉っぱが乗っており、さらにその上からかつら剥きにした大根で巻いてあった。とても趣きがあって、目でも楽しめる一品だった。

冬瓜と豚肉のたき合わせは、冬瓜も豚肉もほろっと柔らかく、出汁がよく効いていた。出汁は日本人の心だなあと感じさせてくれる料理だった。

豆水豆腐というのは、豆乳に出汁を混ぜたスープに豆腐が浮かんでいる。豆乳と出汁の加減が絶妙。醤油を少し垂らして食べるのも良いけれど、豆腐自体もスープもおいしいので、醤油なしで堪能すると良いと思う。

単品で頼んだ桜海老のかき揚げは、そりゃあもうサクサクである。一つが結構大きくて、半分こしても食べ応えがあった。天つゆを出してくれたけれど、私は塩だけ付けて食べる方が好きだった。

素材、ネギ味噌、酢味噌、豆乳スープ……すべてにおいて、加減の良いお店であった。
料理を思う存分味わっていたら、予約制限の2時間があっと言う間だった。


2011年06月06日(月) 先週のまとめ

先週のこと。


月曜日。
朝から無性にイライラして仕方なかった。
そのイライラは前日から続いていて、手当たり次第に物を投げたくなる衝動を抑え込むのに必死だった。
あまりにイライラすると、増幅するエネルギーのやり場に困る。物を破壊するわけにいかないとなると、今度は泣きわめきたくなる。
そして、いっそのこと発狂してしまえ、とも思う。


火曜日。
イライラは落ち着き、気分がだいぶマシになった。


水曜日。6月になった。
週末、いくつかの映画館で、ブッダの上映前に主題歌「Scarlet Love Song」のライブ映像が流れるとのニュースを見た。
対象となっている映画館に、電車一本で30分以内に行けるところがあり、一気にテンションが上がる。

いくら主題歌をXが担当していると言っても、当初は映画館まで足を運ぶつもりはなかった。せっかく原作も読んだことだし、テレビで放送されたら見ようかな……くらいの気持ちだった。
が、ライブ映像が流れるとなれば、話は別だ。

映画館は、車椅子用スペースを最前列に設けているところが多い。そんな場所で映画を観たら首が痛くなるし、スクリーン全体を把握しづらい。だから、映画館には好んではあまり行かない。

少しでも早く観たいし、日曜日はゆっくり休みたいので、行くなら土曜日だ。土曜日は、もとから夜に約束がある。
疲れが尾を引くので、本来なら1日に2つ以上の予定はあまり入れないようにしている。

だけど、車椅子用スペースが最前列だとか、土曜日に既に予定があるとか、そんなことはちっとも気にならなかった。
迷う余地はない。土曜日に観に行くと即決した。

Xは、私を突き動かす。駆り立てる。
すごいなあ、Xのことになると、なんで私はこんなに簡単にテンションが上がって、突き動かされるんだろう、アホじゃなかろうか……と、いつも思うのだ。
でもこんな自分は結構好きだし、大きな原動力になってくれるXには本当に感謝している。


木曜日。
週の中で一番嫌いな曜日だ。しかも、雨。
雨の木曜日なんて、最悪だ。
さすがに、週末の映画とライブ映像のことを考えても、いまいちやる気の出ない日だった。


金曜日。
私用のため、お休みをもらった。
疲れていたらしく、用事を済ませて帰宅後、2時間も昼寝した。


土曜日(おととい)。
映画「ブッダ」を観て、夜は豆腐料理屋で同僚とご飯。
映画館の音響設備で聴くToshIの歌声は格別だった。
お豆腐屋さんの料理もとっても美味しく、お店の風情も趣きがあって、大満足だった。
この日のことは、また改めて書きたい。


日曜日(昨日)。
1日のんびり。同僚に借りているドラゴンボールのDVDを消化していく。
そして、またもやお昼寝2時間。


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