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| 2008年02月29日(金) | 囁き |
たまに思い出す
それは些細な時
部屋の灯りを点けた時
まるでついさっきのことみたいに
噂は時々聞くよ
そんなに遠くはないから
たまには電話くらいくれよ
オマエの声なら必ず出るよ
良いことばかりはないだろう
きっとオマエのことだから
回り道ワザとさがしながら
なんだかんだとやってるんだろう
そうだろ？
| 2008年02月11日(月) | 雪 |
ひっそりと
恋人を
抱いた
優しい
夢を
抱くように
ぼくらの
上には
ひとひらの
雪
じぃっと
ぼくは
見つめてた
気の遠くなる
ほどの
白い雪
また
眼を開けると
雪は
もう
消えて
しまっていた
消えて
しまっていた
| 2008年02月10日(日) | コイン |
人は皆わがままだ。
自分の思い通りにいかないことの方が多いというのに。
自分は不幸。
それはひとに慰められることと。
思い込み。
優しくしてくれたひとの。
優しさによりかかり。
優しいひとの。
苦労には目もくれず。
泣く。
優しいひとが離れれば。
優しくされたことには目もくれず。
偽善と叫ぶ。
お前見たいなのがいるから。
世の中が荒むのだと。
叫ぶ。
元凶の元は。
いつだって本人にあるのに。
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