ありったけコイン since 2001.06.27
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私が腹をすかせてるとあなたは私に餌をくれた…‥
魚肉ソーセージ…‥
空腹で一度に食べ尽くすと翌日もその翌日も…
あなたは私に餌をくれた…‥
たまには違ったモノが欲しいと見つめる私にあなたは少し困った様子で…‥
私に餌をくれた…‥
魚肉ソーセージ
マヨネーズとケチャップ付き…‥
それでも貪る様に食べ尽くす
翌日も
その翌日も…‥
あなたは私に餌をくれた…‥
魚肉双生児
私と後輩のΗ男
その彼女Ι美
その友達のΜ子
この四人の
悲しい物語である
その日は三人でΜ子が一人で暮らしていた部屋の整理に来ていた
Μ子は不在のまま…
誰も一言も発する事もなく…
荷物をまとめてるとΗ男があるモノを手にして喋りだした
「アイツこんなもん持ってやがるよ!?」
スイッチを入れるとウ゛ィ〜ンと音を出して動きだすバイブ……
「これ凄えなぁ」
「Μ子、本当に寂しかったんだろうね…」
涙がこぼれ落ちた…
□
それより半年程前
当時
私とΗ男の努めてた店にΙ美がΜ子を連れてきたのが始まりだった
二人はウチの店のすぐ近くにあるスナックに努め仕事帰りに毎日の様に通っていた
Ι美はΗ男に会う為、Μ子は少しの間でも哀しい恋を忘れる為…
始めはΜ子のことが嫌いだった
まわりの事も考えず、ただ
「酒持ってこいオラァ〜」
などと叫びながら強い酒をストレートで…
そして泥酔…
いつものパターンだったから
□
ある日、Ι美にΜ子の話を聞かされた
「Μ子の彼氏には奥さんがいるの、凄い女好きだからΜ子以外にも女がいるみたいだし、あの娘二ヵ月前に堕ろしたのよ…でも好きなんだって…」
よくある話ではあるが…
何故、泥酔するまで酒を飲むのか、少しわかった…
Μ子は一度も自分の口からその事だけは話そうとはしなかった
それからは奴等の泥酔にも楽しく付き合ってやれるようになっていた
朝までバカ騒ぎ
エロトーク爆発で毎日大笑いしていた
□
開店して二時間程過ぎた頃Η男が厨房に飛び込んできた
「Μ子の男が!?別の女連れてカウンターに来てるんスよ!?アイツ今のままじゃ可哀相ッスよ!?あんな男やめろって何回も言ったけどわかんねーから、なんとか俺、男にΜ子の事もう少しイイ感じに考えてもらえないか話そうと思うんスけど…」
たしかに今のままじゃ可哀相だ…
「ああ、そうだな」
そう答えていた
今思えばなんて余計な事をしてしまったんだと、くやしさが込み上げてくる…
□
女がトイレに立った時Η男が男に話し始めた
しばらくすると男が叫んでいた
「お前になんの関係があるんじゃボゲエッ」
Η男も熱くなっているのがわかる…
続けて男はΜ子の事で言ってはいけない言葉を吐いてしまった…
なぜか私も熱くなっていた
厨房を飛び出し男の顔面を蹴飛ばしていた
どーでもよかったがお客が間に入ってくれてその場はおさまり男は店を出ていった…
が…
私とΗ男はしばらく熱かった
その日はみんなで朝まで飲み明かした
太陽が黄色い…
それがΜ子と見た最後の朝日だった
□
数日後、Ι美から突然の悲報が告げられた
明け方、泥酔したまま一人車を運転中、電信柱に衝突
内蔵破裂で死亡…‥
即死…
う、うそだろ?
話を聞いた全員が、そう信じたかった…‥
浴びるように酒を飲み泣いた…‥
□
事故当日、Μ子とΙ美の努める店に男が来ていたらしい…‥
他の女を連れて…
Ι美は話し終えると泣き崩れた
怒りが込み上げてくるのがわかった
Ι美は泣きながら続けた
「私が勝手に好きなんだから私が我慢すればいーんだから…今日も飲んでやるんだから…」
と、Μ子が泣き出しそうな顔でムリに笑ってたと…
もう誰も涙をとめる事が出来なくなっていた
□
通夜には、はじめてみる親族や友人達が参列していた
順番に最後の別れを繰り返す
先ず私が対面する事にした
顔には傷一つ無く、まるで眠っているようだ…
涙はとまる様子がない…
続いてΗ男、Ι美の順番
「起きてよォ!?あああああああ」
泣き叫ぶ声だけが響く…
更に涙は溢れる
□
数日が過ぎて…
久しぶりにΙ美が店を訪れた
化粧をしてない素顔は目が腫れあがり少し疲れた様子だ
「今日はお願いがあってきたの。Μ子一人暮らしだったんだけど、御両親が部屋を引き払う前に、ほら、御両親に見せたら悲しむ物とかもあるしれないし、ねえ、私達で整理してあげない?」
「悲しむ物ねえ…」
〜Fin
□
あれから5年…
その間も色々あったがそれはまたの機会に…
実は格闘技が大好きで何度かアマチュアの大会に参加した事がある。
しばらく何もしてなかったが趣味の範囲でまた一週間程前からトレーニングを始めてみた。
チョットした筋トレとサンドバックの蹴り込み←昔から足癖が悪いのでハイキックを含むコンビネーションは今でも得意だ。
ストレス解消にもなるしのう。
後はサンドバックを使ったタックルの入りや切る練習など無理しない程度に続けて行きたいと思う。
まずは体重を元に戻すこと。
二ヵ月で10キロは増やすかなぁ。
ただ内蔵が弱ってるから少し無理してでも食わねーと中々増えねーよなぁ。
まあ頑張るか
痛みを知らない
あなたは嫌い
痛みを汲み取れない
あなたは嫌い
人の痛みを
知ろうとしない
あなたは嫌い
人の気持ちまで
見えないから
それで笑っているから
笑えなくなりそうだ
笑っていたかったのに
歪んだ感情は別の歪みを覚まさせる
面倒な感情はもういいや
↑ つーか、ガキかよ
相撲やプロレスの世界では疲れた時にそう言うらしい
面白い決まり事だの
よく暑い時に暑いと言ってはいけないとかはやったことがあると思うが
チョットした事だが常にそれを意識して続けるとゆーのは大変な事だ←そうかなぁ
でも俺はプロレスラーじゃないから疲れた時は我慢せずに疲れたって言ってやるんだ
人間凄く辛い思いをしても環境が変わればすぐに忘れてしま
そしてまた繰り返す
本当バカだからなぁ
笑顔っていいよなぁ
いつでも笑顔でいれれば凄くいいよなぁ…
話しかけたら笑顔が返ってくるといいよなぁ…
しょーもない事しててもいつも笑顔だったら許せるよな←一部除く
不思議だなあ…‥
ハッ騙されてるのか(・_・|
でも…今はそれでもいいよ(^-^)
笑顔でいられればのう
今日から店の営業時間が一時間延長となった…
どうなんだ…ふむ…‥
話は変わるが、取引先の人が退職する事になり、今まで世話になってきたので会社は違うが送別会に参加させてもらった。
彼との思い出といえば以前、接待という名目で、いきなり連れてかれたお触りバーでの壊れっぷりである。
真面目そうに見える彼がここまで壊れるのかと関心したものである。
あの眼鏡の奥に隠されてるニヤけた瞳が忘れられない。
今日は最後だというのにビアガーデンで残念がる彼も面白いが、あの時のあれ程までの壊れっぷりが見れない事が残念である。
今日は町内会の祭りがあったらしい。
と、いうのも仕事で家に着くのは、早くて21時30分から22時過ぎ…もう終わってるっての…
公園で酒屋の親父がビールを売り、出店がいくつか並ぶ。
小さな祭りだが活気があり大好きだ。
来年こそは二人で行こう。
終わってみれば楽しい一日だった。
だって、これからの作戦、一緒に考えるんだもんな
最近、二人で話をすることが増えた。
相変わらず、さわやかな空気を漂わせてるぜ。
話す内容はくだらない事ばかりだが、なんだかあたたかい。
突然、蹴飛ばしてきたりするのも相変わらずだが、後頭部を蹴り返したりしても前ほど怒らなくなった。
蹴りにしても手加減してるようで、前みたいに二人ぐったりして動かなくなる事も無くなった。
しかし、奴のさわやかぶった感じが腹立つのでいきなりバックドロップとか仕掛けると思うけど少し手加減してやるよ。
ニヤりッ
なぁ兄貴
十代〜二十代中頃いつもゴツゴツしていた。
おかげで、何かにぶつかっては人をよく傷つけた。
そして、傷つけたことで自分も傷ついた。
喧嘩をすると相手に対して容赦がなかった。
言うことはいつも正論で、よく聞けば身勝手な理論。
相手に逃げ道を作ってやらなかった。
ぶつかってばかりいてか、やっと少しづつだが角が取れてきた。
まだまだ少しゴツゴツしてるけど笑ってたいもんだのう。
そろそろ、ぶつからずに丸くなっていきたいもんだのう。
もういいじゃん。そうだろォッ
戦いの日までが、ずっと目標だった。
突然、目標をなくしてしまった。
自分はこうしたいとか、何か目標があると前に進みやすいもんだからのう。
新しい目標を見つける為の目標なんてどうなんだろう。
何も無いよりはいいかなぁ。
走ってないと疲れるんだよなぁ
言葉があるのに何も伝わらない
お前等の先入観が決め付ける
俺の言葉とお前等の言葉は違うのか?
同じ言葉がそんなにも違った意味に聞こえてくるなんて知らなかったぜ
お前等イクラちゃんかよ?←何故だ
「バブゥ〜」言ってろ←だからなんでだ
言葉のナイフって知ってますか?
痛いんだぜ
デュークな一日長い日々は終わった←ほんとか?
リングに上がる時ノーパンでのぞんだ←世の中をなめてるぜ
その時俺の目は世界一のスパイナーの目になっていた←モミアゲも意識している。
とにかく終わった。
弟と抱き合い涙した←だから俺に弟はいないんだってば
長かったぜ…
麦酒が旨い←で、どうなったんだ?
明日遂にリングへ上がる事になる。
おそらく力石徹もこんな心境だったに違いない。
苦しい減量の時は終わる←ホントかよ 弟と抱き合って涙を流す夢を見た←俺に弟がいたのか?
とにかく力石徹は勝ったのだから俺だって…←その後力石ってスグ死んだんだよな
今更、話を矢吹丈に変えても奴は負けた上に死んだんだった
じゃあマンモス西かよ なんだか弱そうだなぁ
ここは初心に戻りひょうたん青山で勝つッ←青山知ってる奴何人いるかなぁ
ふたりではじめてのこといっぱいしようぜ
きっと毎日ドキドキ
知ってることだってふたりでははじめてのことだろ
自分に必要で無いモノはいずれ離れていく…
自分が必要としているモノまで消えそうだ…
俺の望みは、ただひとつ
酔いつぶれて何も考えず眠る事
「人にはそれぞれ言い分があり、ある意味、言ったもん勝ちだったりして」
って誰かが怒って言ってたなぁ
俺が言った言葉は言ったもん勝ちにならない事が多いんだよなぁ
不思議なもんだよなぁ?
久しぶりに泣きたくなった
叫びたくなった
気持ちは伝わりにくいのう
けど
いつでも笑っててやるぜ
だって俺様だからのう
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