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■ 不倫の事情 〜一線〜
CHINEMAに「The Whole Nine Yards」更新。
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非常に機嫌がよろしくない。
理由は明白、それは今日のジム。
いつものようにジムで
1人トレーニングをしていると
少し仲良くしているトレーナーさん(女性)から
声をかけられた。
なんでもあるプログラムの勧誘で
今ならいろいろなものを付けると。
だけど、1ミリもソレに興味のない私は
あっさり断る。
が、今度は他のトレーナーさんもまじって
2人で私を落とそうとする。
今後のことを思い、やんわりと
「お金は、旦那が管理しているので
私はなんとも言えません。
頑張って旦那を落としてくださぃ」
と言ったところ
「使っちゃったぁ〜♪なんて事後報告とか
ダメですかねぇ?」とか
ホントふざけてる。
頭で考えるよりも言葉が勝手に出た。
「は?ここのジムってトレーニング中に
勧誘もやってるんですか?
なら退会します」って。
ものすごぃ勢いで謝られたけど
ホントふざけるなと。
まったく人がせっかく気持ちよい汗を
流してるっていうのに
こんなしょーもなぃことで
私の運動をストップしないでもらぃたぃ。
で、帰宅したら帰宅したで
Voiceには、なんかわけわからん書き込みあるし、
ホント今日はついてない。
でも明日もジム行きますよ。
辞めるのは私ではなくて、相手ですから。
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時は9月。
来月は私の誕生日だ。
Kくんとは相変わらず、
毎日のようにメールをしていた。
電話は1週間に2〜3回ほど。
私たちは知り合った場所はネットだけど
もうホントの友達のような関係になっていた。
そんなある日、いつものように電話をしてると
「ねぇねぇ、USJ行ったことある?」
「あー1回だけね」
「行ったことないんだよね、俺。
連れてってくれない?」
「え?それって会うってこと?」
「うん」
「うーん・・・・・」
友達と呼べるくらぃ仲良くなっていた私たちだけど
実際会うとなるとなぜか躊躇してしまう。
危険な人じゃない。
なんの根拠もないけど
勘でわかる。
「いつ行きたいの?」
「そうだなぁ。。。まだ暑いから11月くらぃはどう?」
「うーん・・・・・」
やっぱり即答できない。
写真は、数え切れないくらぃ交換していた。
携帯でもPCでも。
だから相手の容姿などに幻滅することはお互いないだろうし
だけど心配なのは
やはり、ネットとオフラインの差だ。
文字だから話せたんじゃないのか、
文字だから楽しかったんじゃないのか、
私にとってインターネットとは
どうしてもリアルに感じることはできない場所の1つだから
その2つをごちゃ混ぜにしたくなかった。
ようは一線を越えたくなかったのだ。
そして、どうしても踏ん切りがつかないまま
私は26歳の誕生日をむかえた。
久しぶりにむかえる1人ぼっちの誕生日。
いつもは誰かしらがそばにいてくれた。
だけど今年は1人だ。
特に予定だって入っていない。
いつもの時間に会社に行き、いつもの時間に帰るだけだ。
翌日だって仕事だから
ふらふらと出歩くのもなんだか疲れる。
「ただぃま」と玄関を開けると
お母さんが私に袋を渡した。
「何か郵便きてたわよ」
開けてみるとそこには
ミッキーの電報が入っていた。
電報?
誰だろうと思うと、Kくんだった。
そうだ、先月なぜか
「電報って何するもの?」なんて話になって
電報について熱く語ってたんだっけ。 (笑)
覚えててくれたんだ・・・・・。
だけど、ごめん。。。
私ミッキー好きじゃない。 (苦笑)
でも、単純に嬉しかったので
私はすぐ電話した。
そして「11月会おう」と言っていた。
2008年03月31日(月)
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