キンと凍える秋の夜
2001年09月22日(土)
ていうか、息白いんですけど。
気まぐれな季節の風に不思議と鼓動高鳴る今日この頃。
ああ、この気持ちは何?もしかして、恋?
風邪だろ。
それはともかく急に寒くなってきました。
計9.75時間のバイトをこなして店の外に出たとき
真っ先に出た台詞が冒頭の一言です。
ていうかね、寒いの苦手なんですよ。
まあ、布団に包まって寝れるという幸せな夜はありますけど、
基本的に高湿度と低温度は苦手です。
冷たい風を受けながら自宅へと自転車を走らせてたんですが、
ふと気付いて、空を見上げてみました。
そうか、寒いのはいやだいやだと言いながらも、
どうしても完全に冬が嫌いになれなかった理由。
澄んだ空気の向こうに広がる、この星空。
これが見れるのなら、寒くてもいいかもしれない。
なにかいいことありそうな、そんな気がしました。
「あー、ちょっといい?」
え?
「君、仕事帰り?その自転車は君の?」
警官に呼び止められました。
こんなネタだらけの生活はごめんです。
風吹く二人の恋物語
2001年09月21日(金)
バイト中。
「PATくん、だーっとコーヒーサービス回ってきて」
「だーっとですか」
「だーっと。あとお冷やもね」
「あっはっはー。了解です」
「そうすれば大学受かるかもよ」
「どんな関係がっ」
「いやいや、因果応報ていうか… 風が吹けば桶屋が儲かるってやつだよ」
その二つはずいぶん違うんじゃないかなぁ、とは言わないのがやさしさですが、
それにしても先人はうまいこと言ったもんだなぁなどと思ったわけで。
【風が吹けば桶屋が儲かる】
風が吹く→ほこりが目に入る→目の病気になる
→目が悪い人が三味線を習う→三味線の材料になる猫の皮が必要になる
→ねずみが増える→桶がかじられる→桶屋が儲かるの図。ことわざ。
てことは、こうして缶ジュース飲んでるのにも、
なんかおいしい話がころがってるのかなあ、と
バイト上がりの休憩室で思うわけで。
【缶ジュース飲めばPATが受かる】
バイト上がりにジュース買う→コ○コーラ社売り上げアップ
→コ○コーラ社の社員の給料あがる→社員の黒田さん(仮)喜ぶ
→交際して6年目の恋人、白石さん(仮)も嬉しい
→当人同士以外は仲の悪かった黒田家(仮)と白石家(仮)、それをきっかけに和解
→黒田さん(仮)、これを機会に白石さん(仮)のお父さんにご対面
→「君か、黒田くんというのは。うちのさやかがお世話になっとるようだな」
→「いえ、僕の方こそいつも連れ出してしまってすいません」
→「なに構うものか。ところで君、最近仕事が順調なようだな」
→「はい。売り上げも好調で、ようやく収入も安定してきました」
→「そうか。それはいいことだ」
→「ありがとうございます。…それで、実はお父さんにお話があるんです」
→「ん?」
→「…さやかさんを、僕に下さいませんか」
→「…黒田くん」
→「は、はい」
→「さやかは物ではない。やるだのやらないだのという問題ではない」
→「…すいません」
→「しかし、君がさやかを幸せにするというのなら、君を信じてみてもいい」
→「えっ」
→「君にさやかをやるわけではない。君とさやかは、対当の関係だ」
→「お父さん」
→「幸せにしてやってくれ。もちろん、君自身も幸せになることだ。いいね?」
→「あ、ありがとうございます!」
→結婚→お父さん、結婚式で一瞬だけ涙→黒田(旧姓白石)さやかさん感動
→ところで白石さんのお父さんは実は某大学入試担当者
→ふとした拍子に、今回の一件の大元である私のことを知る
→入試当日、なんと試験会場には自分の娘の大恩人である私の姿が!
→合格。
とかならないかなぁ。「ふとした拍子」を作ってくれる人、大募集。
それ以前に問題が山積みということには目をそらしつつ。
ふたつの琥珀色
2001年09月20日(木)
コーヒーが好きなのです。
別に
「ブラック!絶対ブラック!和訳すれば黒!」とか
そういうこだわりがあるわけじゃないし、
「あぁ!?缶コーヒー!?皆の衆、出会え出会え!」とか
そういうこだわりがあるわけでもないし。
ごく普通にコーヒーが好きなのです。
ま、美味しいの飲めればそれにこしたことはないんですが。
ただ、ここんとこ美味しいコーヒー飲んでなくて。
最後に飲んだのは夏の終わりの銀座の時(8/29日記参照)ですかねー。
最近飲んでるコーヒーっつったら某ファミレス、
そう仮にダニーズとしましょうか、そこのコーヒーくらいで。
「PAT宅のインスタントの方が美味い」と家庭教師さんに評されるほどの。
んで、今日新携帯電話購入のために友人と外出したついでに、
ふと見かけた喫茶店に寄ってみたわけで。
駅近くだし、ふつーの店かなぁと思ってたんですが、これがなかなか本格的。
雰囲気が抜群!てわけではないんですが、結構本格的なコーヒー出してくれます。
サイフォン式のを直に見るのは初めてだったので、ちょっと感動。
ブレンドを飲みながら、ぼんやりとサイフォンとマスターを見る私。
「将来喫茶店経営したいっつったっけ?」
友人がふいに尋ねる。
「んー、まあね。小さい店でいーんだけどね。まぁまったりと」
「経営者は?」
「俺でしょ」
「従業員は?」
「…何が言いたいのかな」
「そうなったら幸せだねぇ?」
なんかほどほどにからかわれつつ店を出る。
いつかサイフォン買って、淹れ方勉強してみようかなどと思いつつ。
惜しむらくは紅茶苦手っていうことで。
紅茶好きな人と一緒に店やれたらいいけどねっ。
模擬試験当日
2001年09月15日(土)
昨夜。
明日は模試かぁ。東京経済大学…えーと何駅だ?
…ははぁ、国分寺。ここすか。
模試の後に喫茶店でも寄って勉強しようかな♪
えーと国分寺にある喫茶店は… あ、ここいーかも。
うしうし。明日はがんばるぞー。おー。
今朝。
おぉ!?なんか久しぶりに快適に目が覚めてるんですけど!?
いっすねぇ、余裕のある朝。
昨日の残りの麻婆豆腐も美味しく感じますなァ。
お気に入りのMDを用意してー。
模試の後のための勉強道具も用意してー。
あ、電車の中で本でも読もうかな。じゃあ国木田独歩でも。
うしうし。今日は頑張るぞー。おー。
国分寺。
ふー、結構駅から歩くのねぇ。やれやれ。
おぉここが東京経済大学。んー、キャンパスって感じだねェ。
それにしてもあんまり人がいないのねぇ?まぁサブ会場だしなぁ。
えぇっと、何号館に行けばいいんだっけ?受講証見ないと…
そこで気付いた。
模試、明日だ。
オフカイレポート
2001年09月14日(金)
先日、初めてオフ会に参加しました!
参加者の皆さんを紹介します☆
タナカさん(タナカのほ〜むぺ〜じ)
教室の隅ですましたアイツ、って感じの人。
いい意味でルーズな人でした!
ユメ子さん(@ホーム)
まさにサイトそのもの!って感じの人。
いい意味で壊れてる人でした!
カガクブインさん(こまごめ☆ピペッツ)
あんまりお話が出来なくて残念…。次こそは!
いい意味で常識のない人でした!
PATさん(ぷれはぶ・えふ)
最近まとまった睡眠をとってなさそう、って感じの人。
お腹の調子が悪いらしくて大変そうでした。
プリペイド携帯からついに普通のに乗り換えようとしてるとか!
でもiMODEはやっぱり基本料が高いよね!
いい意味で更新はテンション任せの人でした!
ってな近況報告はいかが?
三者面談
2001年09月10日(月)
私「今日は微妙に部屋掃除」
僕「うわー。既に部屋って言うか倉庫だね」
私「前サイト『Fの倉庫』はそれが由来です」
俺「ていうか。なんで台風直撃ってときに掃除するんだよ」
僕「掃除って言うか、探し物だよね」
俺「あん?」
私「ささっ、探してください」
俺「何をだよ?」
私「中学校の卒業文集」
俺「あ?」
私「先日ふと話題にのぼって。どんなの書いたかなと思いまして」
俺「…なくすなよ、そーゆーのは」
僕「前に大掃除した時に置き場所変えたんだよ」
俺「で、その場所を忘れたと」
僕「そゆこと」
俺「つぅか前に大掃除したのっていつだよ」
僕「…うーん。春かな?」
私「生活の暴露はやめましょうね。さぁ探索探索」
僕「これー?」
俺「どー考えても違うだろ。…ってそれは何だ?」
私「あぁ、『傘と天気とマグカップ』イメージイラストじゃないですか」
俺「こんなとこに埋めとくなよ」
僕「こっちかな?」
俺「うわー。講談社『週刊地球旅行』第二巻」
私「第一巻が安かったから調子に乗って二巻も買ったら高かったという」
俺「こういうのは普通一巻目だけ“特別定価”だろ」
私「それを痛感したのがそのときです。三巻以降は買ってません」
僕「全百巻揃えるとか言ってたような…」
私「財政難にはかないません。痛みを伴う構造改革をしないと」
俺「んなこと言ってないで探せって」
私「あなた方の役目ですよ、それは」
俺「そーいやさっきからお前は何やってるんだよ」
私「私は司会進行ですので」
僕「これー?」
私「あぁ、惜しい!それは中二のスキー教室文集!」
俺「また微妙なものが」
私「ということは中三の修学旅行文集も出てきますね」
俺「個人的に一番恥ずかしいと噂の」
私「個人情報の暴露はやめましょうね…あっ」
僕「これだ!これだよね!」
私「わぁぁ!」
俺「おぉぉ!」
三人「すごいホコリ!!」
>エッセイ「未来予想図III」に続く。
全米震撼超大作映画次回予告
2001年09月07日(金)
「おい」
「はい?」
「テンチョウを呼べ!」
――ついに来た!!
「テンチョウはッ!?」
「いない!いないぞ!!」
「呼び出せ!召喚魔法だ!」
――突然のクレーマーの登場に、
慌てふためく我々!
「駄目だ!奴に理論は通用しない!」
「な、なんだって!?」
「感情だけで動く相手には理論は効かないんだ!!」
――窮地に立たされるシャインたち!
居場所のないアルバイター!
「…対クレーマー用最終兵器・イシカワサンを起動させる!!」
「そ、そんな!もう完成していたのね!?」
「イシカワサン?…ん、あのメガネでスーツの人、誰すか?」
「あれこそ最終兵器イシカワサン…マネージャーよ!テンチョウの上の人ッッ!!」
「なっ…!?」
――永遠とも思えた14400秒!!
帰ろうに帰れぬアルバイターたち!!
「デザートどうしようかなぁ」
「お前まだ食べるのかよ!?」
「甘いものは別腹って言うでしょ〜♪」
――マンガのような会話を本当に交わすカップルを横目に、
死闘についに決着が……!?
次回、「起動限界!シャイン散る」に続きません。
もう思い出したくもないっっ。だぁぁ疲れた。
デートでのひとコマ
2001年09月06日(木)
久しぶりの外食。
ふと見かけたレストランに入ってみました。
他の店とは違って、どことなく家庭的な雰囲気。
店内のBGMも、どこか懐かしい気分にさせるものばかり。
注文をして雑談をしていると、早速出てきた豚汁。
それじゃいただきまー…
お椀割れてるし!
まっぷたつだし!
ていうかもれてるし!!
…ていう気分だったんだろうなぁ、
今日の28卓のお客さん。
こんばんは、PATです。気づけよ持ってった人。
ていうかまともな携帯電話ほしいんですが。
PHSでも構わないんですけど。
現時点での各社の利点てなんなんでしょね?
つかみに全精力を費やしたの図。
夢見る労働者
2001年09月04日(火)
「9月一杯でバイト辞めます」
昨日、店長に正式に伝えた。
今日バイトに行くと、新人の子が入っていた。
「PATくん、時間あったらこの子に色々教えてあげて」
気付けば私も人にものを教える立場になっていたようだ。
2ヶ月前の自分のことを思い出しながら、
緊張しきっている彼女に、とりあえず笑顔を見せた。
「聞いたよPATくんー。9月で辞めるんだってー?」
「って広まるの早いっすね!?」
バイト開始時から何かとお世話になっていた先輩が声をかけてきた。
客として店に来ていた頃から、顔と名前だけは知っていた人。
その明るさに幾度となく救われた覚えがある。
「PATくん」
「はい?」
バイト面接の時の相手でもあった社員さんが、
シルバーを拭きながら声をかけた。
「大学受かったら、また帰ってきてね」
正直ラクな仕事ではないし、
大学に受かった暁には別のところを探そうかとも思っていた。
しかし、やはりここはいい職場だ。
バイト初日に感じたことは、あながち間違いではなかったらしい。
少しだけあたたかい気持ちになりながら店を出た。
それにしても。
二日連続で客入りが少なすぎて予定より早くあがれてるんだが、
大学入学した頃にまだこの店は残っているんだろうか。
そのほうが心配。
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