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言わなきゃ良かったと思う。
夫と会話していて、 心が温かくなったことって もう何年もないな。
「もういい、何も言わないから」 わたしの口調が変わったのに気付いて あわてて何か言いかけたけれど
もう、いい。
今日はほんとうに もうなにも言うものかと思った。
さよなら、したいよ できることならば
2007年11月25日(日) |
それでもわたしたちは、恋をする |
長い長い歴史の中での 誰かの一生なんてほんの僅かのもの。
ましてや人との出会いなんて。
たとえば地球からみたら 人の生き死になんて、ほんの一瞬のできごと、なのでしょう。
だからその一瞬の中で 誰かと誰かが出会ったりすることなんてもっと僅かなもので。
もしもわたしがいなくなったら 彼はわたしのことを、どんなふうに記憶に留めてくれるのだろう。
「ずっとこうやって一緒にいられたらいいね」
そんなふうに時折二人で話すけれど ずっと一緒にいることなんてできないのは いやというほどわかっている。
一瞬のきらめきのようなもの。
長い長い記憶の中でのほんの一瞬。 それでもわたしたちは、恋をする。
彼と泊まりで出かけた。
10月、 本来ならばそこは一番紅葉の綺麗な頃のはずなのだけれど 暖かかった今年は、そこも他と同じく、 まだまだ緑の木々が多い。
それでもさすが観光地、オフシーズンでも人出はかなり多い。
彼とそこに行くのは、毎年夏から秋、年に一度。 今年でもう3回目。
同じお店、同じ通り。
一緒に歩いたり走ったり。 穏やかな時を彼と過ごす。
外に行くことがほとんどだから 結構体力を使うことも多くて(笑) 彼は年齢の割りに、かなりタフだから わたしは一回り近く年下なのに ぜーぜー言いながら「ま、待って・・・」なんてこともしばしば。
美味しい食事。 美味しいお酒。
贅沢なひと時。 帰りはたくさんの買い物。
遅くなってしまったけれど、 彼に誕生日のプレゼントを買って。 帰路につく頃はもうあたりは真っ暗。
2泊の、あっという間の小旅行。
菜々
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