生きて行く、私
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2006年04月24日(月) |
ツマラナイ意地だったなら、良かったのに |
また一歩。 踏みしめる、硝子のカケラ。 いつしか。 破片だらけになった、私の心。
けれども。 涙をこらえて。 綺麗に笑い続けられたなら、どんなに良かったでしょう。
ごめんなさい。 ごめんなさい。
けれども、今はもう。 ツマラナイ、意地。 などではなく。
そう。
カタイ、決意。
何やってるんだか。
けれども。 ただ、確かなことは。
繰り返すたび。 心は煌きから遠ざかってゆく、ということ。
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午前0時を超えたら。
なくした、はずの。 一周年。
ひとり、見上げた桜並木は。 澄んだレモン色の月明かりに照らされて。 はらはらと。 美しく舞い散っていました。
噛み締めていた唇が。 ひとりでに。 うそつき、と文字をかたちづくって。 ひとり、静かに泣きました。
ほおっておかれたのならば。 たいしたことではなかったのです、きっと。 もう、すっかり慣れっこだったから。
約束をしたのは、あなた、でした。
約束がまもれなかったことは、仕方ないのです。 けれども。 約束をまもる気がなかったことは。
何より、罪ぶかい。
困らせたり、責めたりするかわりに。 静かにメールを送りました。
流れゆく水面に浮かぶ花びらを眺めながら。
かつては。 落花流水のように寄り添ったふたつの心を、思って。 ひとり、静かに泣きました。
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