とある町で
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2007年06月23日(土) 独歩

このところ
子供がらみの役員やら仕事の人間関係に翻弄され
何だか心は擦り傷だらけ・・・。;;

そして
合間をぬって毎日の家事、その他雑用をこなす中
う〜む、いっぱいいっぱいだなぁ・・・と自覚する。

まぁ
落ち着いて考えてみれば
どれもかっかとするほどのことではないのだが
本当に世の中は
色々な価値観をもつ人であふれていることを痛感。

そんな中
思いがけずさりげない優しさ、思いやりをいただいたり
素晴らしい人に出会ったりすると
ひりひりする擦り傷の痛みが
すうっと無くなるよう。

本当に
すごい人、すばらしい人って
どこにもいるのだな、と思う。

そんな人たちを忘れず
翻弄されても
あるべき姿を見失わなければ
一人でも頑張れる。

気持ちは穏やかです。^^






2007年06月09日(土) 休日ばたばた

土日は
子供のクラブやらクラブチームやら塾やら
隔週だが自分の仕事やらで
何だか平日より忙しい。

今日は仕事は休み。
子供も早く家を出て
旦那はきっと昼まで寝ているから
久しぶりに何時間かは一人でゆっくりできる予定。^^;

天気予報は曇りとか雨なのに
青空がのぞいているから
今日は溜まりに溜まった洗濯ものを片付けたい。

家もあちこち汚れてきたし
普段できない掃除もしたいなぁ。

ずっと犬を飼いたいと思っているのだけれど
ばたばたしているから
なかなか話が進まない。・・・

車もついに買い替え時だし
テレビもオーブンレンジも調子悪いし。

やりたいことは山のよう。

とりあえず
土がカラカラになってる
観葉植物たちに水をあげてきます。^^





2007年06月05日(火) ささやかな違和感のナゾ

ばたばたしていて
長いこと書けなかった。

下の子が中学に入って2ヶ月たつのに
まだ落ち着かない。・・・

やっと路線は定まりつつあるのだが
落ち着くまでもう少しかかりそう。


上の子は受験生で
これまた落ち着かないし。


仕事も色々あり
やっぱり働くのは大変だ・・・と
あらためて実感。

なめた話なんて
ないねぇ・・・。^^;


役員も大忙しの上
皆勝手なことばかり言うので
腹立ちを通り越して疲れるわい。


一人でぼーっとする時間が欲しい。
しばらく無人島に行きたい気分。(--#)


どちらを向いても大変なのに
本音を愚痴ったり泣き言を言える相手って
もういない。

あえて言えば主人だが
主人も主人で現在忙しいし
互いにむむ・・・と頑張っている感じで
あれこれ言えない。


10年くらい前は
実家の母に
色々話していた。


その母は
もう遠い存在になってしまって
たまーに電話で話しても
義理の挨拶ばかりだ。


先日
母の妹の娘(私のいとこ)の結婚式に行って来た。

母方の親戚と会うのは
多分20年ぶりくらい。

そして何年かぶりに久々に会う母は
一回り小さくなり髪が減っていた。

母は5人兄弟の一番上で
絵に描いたような仕切り屋だ。

私は子供のころから
法事等で親戚が集まるたびに
くるくる立ち働き
仕切りまくる母を見てきた。

老いた叔母の髪を手早く直し
叔父の言葉遣いを声高に直し
業者との交渉に飛び回る母。

でも私は
そんな母を見ても「面倒見のいい人」とはどうしても思えず
子供心に漠然とした違和感をいつも抱いていた。


そしてその日も
私の記憶にあるように
母はやっぱり控え室を仕切っていた。

口紅が薄いわ、私の貸そうか
その着物は地味ねぇ、他に無かったの?
モーニングの着方が変
なんでこんなに招待客が少ないのか・・・

母の口からは
花嫁をほめたり花嫁の母をいたわったり
場を祝い和ませるような言葉は一切出なかった。

なぁーんだ、と
私は思った。

違和感とかそんなことじゃなかった。

母は単なる「嫌な奴」だったんだな。・・・

母は「しっかりしている自分」「よく働く自分」を
周囲にアピールしたい
周囲を貶めることで。

母は仕切っていたんじゃない
周囲がやや困惑しつつ
そして多分
やや仕方なく譲っていただけなのだ。

母は
仕切らせてもらっていたのだ。・・・


長年のささやかな違和感のナゾが解けたのに
そして
どうして私は母を好きになれないか
そして多分周囲も母を好いてはいないことを
まざまざと悟ったのに
私の感情は枯れていた。

ケチをつけつつ立ち働く母には
かつてのように周囲を巻き込むパワーはもうなく
「孤独な年寄り」オーラさえにじんで
痛々しくもあるのに
私は遠い他人を見るように
職場のややこしい人を
「どこにも一人はこんな人がいるわよね」と見るように
母を見ていた。


式は華やかに終わり
私たちは
「それじゃまた」と
そっけなく別れた。

母は
新築して1年たつ私の家にまだ来たことがないので
寄りたいと言ったが
私は主人も子供も
主人の実家に行っていていないのを理由に断った。


数日して
母から米が届いた。

食料品を送ってくれるのは
本当に助かる。
「ありがとう」。

私の「母親」は
やはりあの人で
そして
私はあの控え室の空気のように
いまさらだけれど少し困惑しつつ
でもやっぱり冷たく乾いている。



久美

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